UTSUNOMIYA2024 うつのみや あなたと市議会 No.198 令和6年10月30日 定例会は年に4回 3月 6月 9月 12月 発行/宇都宮市議会 〒320-8540 栃木県宇都宮市旭1丁目1番5号 編集/宇都宮市議会 広報広聴委員会 電話:028-632-2611 WEBでも情報発信中! HP/宇都宮市議会 検索 真剣に楽しんでたくさんの小学生が参加! 議会体験 西小学校のみなさん 雀宮南小学校のみなさん 平石北小学校のみなさん あなたと市議会 主な目次 定例会の概要…❷ ここがききたい! 一般質問…❹ 5年度決算審査…❾ 常任委員会の主な審査…❿ 議会のニュース…⓬ マチイロ トチギイーブックス ▲雀宮南小学校のみなさんと記念撮影 定例会の概要 本会議の採決結果 採決結果の表記 ・会派の賛否が分かれた案件については陳情番号を表記 ・本会議での態度を賛成・採択は「○」、反対・不採択は「●」と表記 会派の賛否が分かれた案件 市長提出議案 【議案第81号】宇都宮市教育委員会委員の任命(山口美輝氏) 結果 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 共産党● 維新◯ 清風◯ 立憲◯ 未来◯ 緑◯ 参政党◯ 【議案第84号】6年度一般会計補正予算(第2号) 結果 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 共産党● 維新◯ 清風◯ 立憲◯ 未来◯ 緑● 参政党◯ 【議案第85号】6年度一般会計補正予算(第3号) 結果 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 共産党◯ 維新◯ 清風◯ 立憲◯ 未来◯ 緑◯ 参政党● 【議案第90号】宇都宮市国民健康保険条例の一部改正 【議案第100号】栃木県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更に係る協議 結果 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 共産党● 維新◯ 清風◯ 立憲◯ 未来● 緑● 参政党◯ 【議案第104号】決算の認定(一般会計及び11件の特別会計) 結果 認定 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 共産党● 維新◯ 清風◯ 立憲◯ 未来● 緑● 参政党◯ 陳 情 【陳情第25号】再審法改正を求める意見書を政府等に提出することを求める件 結果 採択 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 共産党◯ 維新● 清風◯ 立憲◯ 未来◯ 緑◯ 参政党◯ 【陳情第27号】学校給食に関する陳情 結果 不採択 自民党● 市民連合● 公明党● 共産党◯ 維新◯ 清風● 立憲● 未来◯ 緑◯ 参政党● 議員案 【議員案第6号】再審法改正を求める意見書 結果 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 共産党◯ 維新● 清風◯ 立憲◯ 未来◯ 緑◯ 参政党◯ 討論を行った会派 会派名 議案や陳情ごとの賛否 参政党 ◇議案第 85号⇒反対 共産党 ◇議案第104号⇒反対 自民党 ◇議案第104号⇒賛成 未来 ◇議案第104号⇒反対 緑 ◇議案第104号⇒反対 ◇陳情第25号⇒採択に賛成 詳しい討論の内容は、下記の二次元コードからご覧ください。 全会一致で決定した案件 市長提出議案 市民栄誉賞表彰(鏡優翔氏、松下知之氏) 6年度介護保険特別会計補正予算(第1号) 6年度事業会計補正予算(水道(第2号)、下水道(第2号)) 条例の一部改正(宇都宮市災害弔慰金の支給等に関する条例、宇都宮市 体育施設条例、宇都宮市自転車駐車場条例、宇都宮市奨学金等貸付条例等) 宅地造成及び特定盛土等規制法の施行に伴う関係条例の整備に関する 条例の制定 工事請負契約の締結(宇都宮競輪場選手宿舎整備事業、横川中央小学 校屋内運動場改築工事、上河内中学校校舎長寿命化改修工事、スケート センター機械設備改修工事) 権利の放棄(損害賠償に係る債権) 財産の取得(災害対応特殊水槽付消防ポンプ自動車) 指定管理者の指定(東小子どもの家ほか5施設、陽南小子どもの家ほか 5施設) 財産の取得(追認)(小学校教師用指導資料等) 結果 可決 剰余金の処分及び決算の認定(水道事業会計、下水道事業会計) 結果 可決及び認定 決算の認定(中央卸売市場事業会計) 結果 認定 議員案 人権擁護委員候補者の推薦の諮問に対する答申 小中学校の給食費負担軽減を求める意見書 結果 可決 会派の構成  本市議会には10会派あります。  本紙内では、会派名を( )内の略称で表記しています。 ・自由民主党議員会(自民党)19人 ・市民連合(市民連合)8人    ・公明党議員会(公明党)6人 ・日本共産党宇都宮市議員団(共産党)3人 ・うつのみや維新(維新)3人 ・清風クラブ(清風)2人  ・宇都宮 立憲(立憲)1人 ・未来への架け橋(未来)1人 ・緑の地球(緑)1人 ・参政党 政治参加を促す会(参政党)1人 ◀議員ごとの賛否はこちら  「会派」とは、自分たちの意見を効果的に市政に反映させるために、所属政党に限らず、理念を同じくする議員によって作られた団体のことをいいます。 定例会の概要 令和6年 9月定例会を開催 定例会の日程と概要 8月28日 本会議[開会] 議案の提案理由説明 ・市長が補正予算案などの議案を説明 提案 議案の採決 ・教育委員会委員の任命などを可決 採決 8月28日 常任委員会(環境経済) 議案の審査 ・6年度一般会計補正予算(第2号)について執行部から詳しい説明を受け審査 ・委員会としての可否を決定 審査 ⇒詳細は、10ページ 9月4・5・9・10日 本会議[一般質問] 議員が質問 ・21名の議員が議案についての質疑とあわせて、市政全般について質問し、市長などが回答 ※会派持ち時間制による一般質問を試行的に実施しています。 ⇒詳細は、4〜8ページ 質疑 9月5日 議員協議会 財産の取得について説明 ・小・中学校の教師用教科書・指導書の取得に係る対応について市長などが説明 9月9日 本会議 議案の提案理由説明 ・市長が財産の取得(追認)の議案を説明 提案 9月9日 常任委員会(子ども教育) 議案の審査 ・財産の取得(追認)について執行部から詳しい説明を受け審査 ・委員会としての可否を決定 審査 9月10日 本会議 議案の採決 ・財産の取得(追認)の議案を可決 採決 分野に分けて、5つの常任委員会を常時設置しています。 9月12・26日 常任委員会(総務、厚生、子ども教育、環境経済、建設) 議案・陳情の審査 ・各常任委員会で所管ごとに執行部から詳しい説明を受け、審査 ・委員会としての可否を決定 ⇒詳細は、10ページ 審査 特別委員会は必要に応じて設置し、委員会ごとに担当する分野について審査します。 9月17・18・19・20・24日 特別委員会(決算審査、企業会計決算審査) 決算の審査 ・5年度の決算状況について、執行部から詳しい説明を受け、審査 ・委員会としての可否を決定 ⇒詳細は、9ページ 審査 10月1日 本会議[閉会] 議案・陳情・議員案の採決 ・常任委員会と特別委員会の委員長が審査結果を報告 ・議案・陳情について賛成・反対の討論 ・議案・陳情・議員案の可否を決定 採決 注目の議案 6年度一般会計補正予算(第3号) 生活保護事務費や予防接種費、森林公園管理費を追加計上 など 採決結果はこちら ここがききたい! 一般質問 各議員記事の二次元コードから一般質問動画をご覧になれます 熊本 和夫(自民党) 質問時間50分 代表質問 Q 少子化時代の学校の適正配置、適正規模について、統廃合を含め、しっかり議論する時期を迎えていると考えるが、今後の方針は。 A 現時点では、統廃合などの実施は考えていないが、統廃合などの事例収集に加え、その教育的効果や地域への影響について分析を進めており、学校施設の長寿命化についてもこれらの検討を踏まえ、効率的な実施に努める。 Q ライトラインのJR宇都宮駅西側延伸の早期実現には、駅東側で蓄積されたノウハウなどが肝要だと考えるが、市長の決意を聞く。 A 駅西側への早期延伸の期待感を強く感じており、多くの市民がライトラインの利便性を享受し、駅東側で発現しているまちづくりへの効果がより早く、広く波及するよう、2030年代前半の開業を目指し、駅東側での経験を十分活かし、スピード感を持って進める。 黒子 英明(自民党) 質問時間60分 Q 均衡あるまちづくりについて、中心市街地などが発展する中、郊外地域では少子高齢化による人口減少が深刻化している。郊外地域の人口を維持し、静かで住みよい環境を保っていく必要があると考えるが、市の考えは。 A NCCの実現に向け、郊外部の地域拠点における地域特性に応じた拠点化の促進や公共交通ネットワークの充実が重要であるため、居住等の集積やバス路線の維持、地区計画制度活用の促進などに取り組んできた。今後は、地域拠点等での住宅などの建築要件の緩和や地域のニーズに応じた機能を備えたモビリティハブの整備の検討を進め、均衡あるまちづくりに取り組んでいく。 Q 農業者支援について、土地利用型農業では規模を拡大する際、ライスセンターなどの施設整備が必要となるが、高額な先行投資が伴うことから、施設整備に対する支援が必要と考えるが、市の考えは。 A 市では、JAが大規模なライスセンターなどを整備する際、国に上乗せして助成を行っている。また、農業者団体が自ら施設整備を行う際には、必要資金の借り入れに対する利子補給を行っているほか、国の補助制度の面積要件に満たない場合は、規模拡大に必要な機械設備への助成も行っており、引き続き農業者に寄り添った支援に取り組む。 高橋 英樹(市民連合) 質問時間70分 代表質問 Q 今年度は給食費の補助を実施していないが、保護者の皆さんからは、物価高騰による給食の量や質の低下を心配する声を多くいただいている。市は現時点の給食食材費の物価動向をどのように捉え、今後どのような場合に補助するのか、市の考えを聞く。 A 生鮮食品など消費者物価指数の伸び率は鈍化しているが、気象条件などにより高騰している食材もあり、これまでとは異なる傾向にあることから、特色ある市の給食を、保護者の負担にも配慮しながら安定的に提供できるよう支援を行うこととし、具体的な内容や時期について速やかに検討を進める。 Q 図書館は、さまざまなまちづくり活動の活性化につながる施設である。ライトラインのJR宇都宮駅西側への延伸や、西口周辺地区再整備事業を控え、JR宇都宮駅西口周辺地区や中心市街地などのライトライン沿線に、中央図書館を移転または新たに図書館機能を整備することについて、市の考えを聞く。 A 中央図書館は、老朽化対策を今後検討していくこととしており、現時点で移転については検討していない。また、新たな図書館機能の新設については、JR宇都宮駅西口周辺や中心市街地などのライトライン沿線の多機能化・複合化とともに、庁内関係課と連携しながら検討していく。 成島 隆裕(公明党) 質問時間70分 代表質問 Q 子育て家庭を支援するため、市内事業者などに、従業員が家事育児サポーターなどを利用する際の助成制度の充実を提案し、推進するとともに、産後ドゥーラなどの利用料や養成講座の受講費を助成すべきではないか。 A 国が中小企業を対象に「家事支援サービス福利厚生導入実証事業」を行っており、その動向を注視するとともに、産後ドゥーラの利用料などの助成については、ニーズの把握に努め、効果的な支援の在り方を検討していく。 Q ヒアリングフレイル対策について、孤独や認知症予防につながることから、他自治体で実施しているアプリによる聞こえのチェックや相談会などを市でも早急に行うべきでは。 A 介護予防教室などでの普及啓発や、アプリの活用も含め、聞こえの状態チェックの効果的な手法を検討し、聴力の低下が疑われる方の早期発見に取り組むとともに、老人福祉補聴器交付事業の聴力基準の緩和を検討する。 Q 災害対策について、大規模災害時にトイレカーなどを被災地へ派遣する協定を結ぶ「災害派遣トイレネットワークプロジェクト『みんな元気になるトイレ』」を活用すべきでは。 A 6年度中に移動式のバリアフリートイレを導入予定だが、国の要請によるトイレトレーラーの相互派遣など、すでに応援体制があるため、プロジェクトへの参加は今後検討する。 ※1 モビリティハブ:多様な交通手段の接続・乗継やシェアリングモビリティの貸出等の拠点 ※2 産後ドゥーラ:一般社団法人ドゥーラ協会などの民間団体から認定を受けた、産前産後の女性特有のニーズに対し、サポートするための知識・技術を持つ者 ここがききたい! 一般質問 一般質問の内容に関するお問い合わせ先 議会事務局政策調査課  028-632-2611 内藤 良弘(自民党) 質問時間40分 Q 北西部地域体育施設に整備されるさまざまな機能の活用により、北西部地域の活性化が期待できると考えるがどうか。 A コミュニティスペースを備えた体育館や市内初のBMXレースダートコースなど多様な機能の整備により、新たな地域資源として多くの来訪者が見込まれるため、地域の観光スポットと連携し、さらなる周遊促進策を検討する。 Q 保育士の確保について、4月に拡充した市独自の処遇改善「人材確保費」の効果は。また、支援が上限額で据え置きとなる経験年数25年以上の保育士にも支援を拡充すべきでは。 A 保育に関わる職員約730人の賃金が増え、なり手不足や高い離職率の改善につながるものと捉えている。経験年数25年以上の保育士への支援は、国で賃金改善を実施しており、必要性や効果を見極めながら検討していく。 郷間 康久(市民連合) 質問時間60分 Q 農村地帯における道路の草刈りや河川の清掃については、そのほとんどが農家の方々の善意によって行われているが、その際のけがや損傷事故については、農家個人が治療費や修理費を負担することになってしまう。早急に市が保険に加入するなどしてはどうか。 A 市では現在、身近な地域における河川や道路の環境美化について、市民と行政が役割分担を決め、協働で進めていく「アダプト制度」の導入を検討している。今後、制度設計の中で補償制度を含めた支援策の在り方について検討していく。 Q フードリボンプロジェクトは、登録した飲食店の利用客が購入したリボンの数だけ、来店した子どもたちに食事を無償で提供する取り組みであり、子ども食堂の補完機能として高く評価されている。市でも、本プロジェクトを支援し、普及啓発に協力するとともに、包括連携協定の締結を検討してはどうか。 A 市では、子どもの貧困対策として、「子どもの居場所づくり事業」を展開しており、今後、居場所に登録している飲食店などに、本プロジェクトについて案内し、普及啓発に協力するとともに、他自治体の取り組み状況などを参考に、協定締結の必要性を検討していく。 秋成 大(公明党) 質問時間60分 Q 治水・雨水対策について、河川における浸水センサの実証実験の効果は。また、道路監視の範囲拡大を含め、将来的に災害時にどのように周知し、災害リスクの低減を図るのか。 A 準用河川新川の沿線約17㎞区間に浸水を感知するセンサの設置を9月中旬から進めている。道路冠水の監視と連携し、より早期の浸水状況の把握につなげ、得られる情報はプッシュ型の情報提供などへの活用を検討する。 Q 災害弱者などへの効果的なツールとして、自動音声読み上げアプリ「ユニボイス・ブラインド」を活用した耳で聴くハザードマップの導入を、県との連携も視野に、市として推進すべきと考えるがどうか。 A デジタル技術を効果的に活用し、災害弱者の特性に応じて防災情報をきめ細かに提供することは大変重要なため、こうした技術の活用について、今後、県と意見交換していく。 Q さらなる観光振興について、新型コロナウイルス感染症が収束してきた現在、アンテナショップの次世代型として広く内外に市の魅力を発信する店舗の開設を検討すべきでは。 A 本市の魅力発信の拠点となるアンテナショップについて、市内外の事業者へ立地場所や機能などをヒアリングするほか、宇都宮ブランド推進協議会などからご意見をいただきながら、開設に向けて取り組んでいく。 ※ ヒアリングフレイル:聞き取る機能の衰えのこと ここがききたい! 一般質問 各議員記事の二次元コードから一般質問動画をご覧になれます 福田 久美子(共産党) 質問時間30分 代表質問 Q 市体育館の改修について、ブレックスの協力依頼から議員協議会での公表までに、どのような体制で、どのように検討したのか。 A 庁内関係部局で連携し、市スポーツ振興財団に現状を確認しながらブレックスと協議を進め、新リーグの基準を満たし、市民の利便性向上に資する改修内容を速やかにまとめた。 石川 京樹(維新) 質問時間70分 代表質問 Q 防災DXの活用と防災拠点の整備について、市民の安心安全を守るためには、災害への対応力強化が課題であり、南消防署の移転を好機に、AIを活用した防災DXの推進など、ハードとソフトの両面で強化することが効果的であると考える。  ①南消防署移転に当たり、市南部地域の新たな災害対応の拠点として、どのような機能向上を図るのか。  ②SNSとAIを合わせることで非常に有能なデータバンクとなることから、最新の技術を市の防災対策に生かすべきでは。 A ①大規模災害発生時にも、長期間、救助活動などが行えるよう、発電設備や非常用給排水設備など、自立的なライフラインが確保できる機能を導入する。また、市初の災害対応ドローンの訓練場や女性消防吏員の専用室を整備するなど、時代の変化に対応した施設とすることを特色とし、着実に整備を進める。  ②市では、災害情報を一元化し、リアルタイムに共有できる「災害情報共有システム」を導入し、迅速な応急対応や的確な避難情報の発信につなげている。SNSとAIを組み合わせた技術の活用は、多くの被害情報の迅速な収集が期待されるため、引き続きこうした技術の情報収集に努め、実用性なども精査しながら、防災システムの高度化を進める。 長谷川 武士(自民党) 質問時間40分 Q 自治体の発注する水道工事が年度末に集中し、4、5月の件数が少ない状況であるが、工事発注の平準化についての市の考えは。 A これまで、設計事務の効率化を行いながら、4、5月の発注件数を維持してきたところであり、今後は、年度当初から施工が可能となる債務負担行為をより積極的に活用するなど、発注時期の平準化に取り組む。 Q 市役所におけるハラスメント防止について、全職員が一丸となることで、より効果的な再発防止策につながると考えるが、市の考えは。 A 全職員への研修や相談窓口の設置、部下職員による管理・監督職のマネジメント評価に取り組んでおり、今後も、管理・監督職のマネジメント能力の一層の向上と、職位に関係なく誰もがハラスメントの言動を指摘でき、速やかに改善が図られる組織づくりに取り組む。 佐藤 孝明(市民連合) 質問時間40分 Q 全国で教材費などを教職員が一部負担しているとの調査結果があるが、学校関連予算の確保はもとより教職員が必要経費を負担することのないよう適正執行を徹底すべきでは。 A 市では不適切な予算執行や教職員による自己負担がないよう取り組んでおり、各学校で適切に執行されていると認識している。今後も必要な学校予算の確保に取り組むとともに、学校予算の適正執行について周知徹底を図る。 Q 教職員からは「業務に追われ児童に向き合う時間が少ない」などの声があるが、教職員をサポートする教員業務支援員の配置状況と教職員の業務負担軽減に向けた対策は。 A 6年度は小規模校に17名配置しており、県主体で全校配置となるよう要望していく。また、デジタルの活用や部活動の地域連携・移行など、教職員の業務負担軽減に取り組む。 ※ 債務負担行為:将来の支出を約束する行為で、具体的には、次年度以降に経費の支出(=債務)を義務づけるような契約を締結する時に用いられるもの ここがききたい! 一般質問 一般質問の内容に関するお問い合わせ先 議会事務局政策調査課  028-632-2611 平松 明夫(清 風) 質問時間60分 Q 避難所周辺の災害時の停電対策のため、自動でバッテリーに切り替わる無停電照明装置の設置や既存照明の無停電化を検討しては。 A 非常用発電機の配備や、すぐに給電する非常用電源の確保に取り組んでいるが、非常用電源がある避難所は一部のため、停電時にも 一定時間点灯する照明の導入を検討する。 Q 動物愛護の推進について、市の3年連続となる犬猫の殺処分ゼロの達成には、譲渡事業の貢献が大きい。そこで、その実績を聞く。 A 市では、市動物愛護センター「宮わんにゃんパーク」を活用し、見学希望者と犬猫との相性確認を行い、適切な譲渡につなげるほか、週末譲渡会などにより譲渡機会の拡大を図っている。これにより、3年度は108頭、4年度は75頭、5年度は91頭が譲渡につながった。 Q GIGAスクール構想のさらなる推進に向け、1人1台端末の更新が不可欠だが、現在の取り組み状況は。また、端末更新時には予備機の確保も重要と考えるがどうか。 A 端末更新に係る国の支援の仕組みとして、都道府県を中心に共同調達する方針が示されているため、県が設置した「共同調達会議」に参加し議論を重ねており、引き続き、7年度中の調達に向け準備を進める。予備機についても、国の考え方に則り、故障時に迅速に対応できるよう、十分な確保に努める。 小室 かな子(共産党) 質問時間20分 Q 子どもを性被害から守るため、性行為と性の権利に正面から向き合って学ぶことが重要と考えるが、市の考えを聞く。 A 学習指導要領を踏まえて作成した「性に関する教育の手引き」に基づき、指導しているところであり、今後も、手引きに基づき、児童生徒の発達の段階に応じた指導に取り組む。 菅原 一浩(自民党) 質問時間40分 Q 災害時応援協定について、能登半島地震などの教訓を踏まえ市の災害対応力を一層高めるため、自治体や民間事業者との協定をさらに拡充し、協力体制を強化すべきでは。 A 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震の被害想定区域外にある東京都内の自治体との新たな相互応援協定の締結や、物流に関するノウハウや資機材を有する民間事業者との新たな協定の締結に向け、協議・調整を進めている。 Q スポーツ施設の充実について、中学校の武道場は、部活動や地域利用もある中、昨今の気温上昇により活動に限界がきている。市として何らかの対策を講じる必要があるのでは。 A 武道場は、さまざまな用途での活用が想定されているが、夏季期間の部活動や地域利用が難しい状況であるため、利用状況やニーズを踏まえ、空調設備導入の検討を進めていく。 保坂 栄次(未来) 質問時間20分 Q JR宇都宮駅西側のLRT整備について、概算事業規模を約400億円としているが、物価や人件費の高騰を踏まえ、バスターミナルや駅横断、その他の費用がそれぞれいくらになるのかを含め、整備費用の総額について聞く。 A 整備費用については、今後、各事業の事業化に向けた具体的な設計を行い算出していく。 出井 昌子(緑) 質問時間20分 Q 事業者が1040㎡の一体的な土地の開発を、土砂条例の面積基準を下回るよう分割報告したが、許可の申請を指導すべきだったのでは。 A 本条例の規定により、埋立区域の面積が500㎡以上の場合は許可を要するが、今回のケースは約400㎡であり、許可を不要とした一連の手続きは適正なものと認識している。 河田 敦史(参政党) 質問時間20分 Q 新型コロナワクチン接種で導入される可能性のあるレプリコンワクチンの特徴と、他国での承認、接種、国内外の治験の状況は。 A JN.1系統対応のワクチンは、現在、国において薬事承認の審議中であり、承認されれば効果などが公表されると思われる。他国での承認状況などは承知していない。 ここがききたい! 一般質問 各議員記事の二次元コードから一般質問動画をご覧になれます 原 ちづる(共産党) 質問時間20分 Q 河川の安全対策について、6月に小学生の水難事故が発生したが、今後の対応は。 A 事故直後速やかに、現場を確認し注意喚起の看板設置、緊急の安全点検、堰の水位を下げる調整を行った。今後は、効果的な注意喚起の検討や、堰の水位について水利組合と協議を行い、安全な河川の施設管理に努める。 矢古宇 芳一(自民党) 質問時間60分 Q デジタル活用支援窓口について、本庁舎や各地区市民センターなどに8月から新たに設置して1カ月が経過したが、市民の反応を含めた利用実績と今後の対応について聞く。 A 60代以上の方を中心に、延べ647人が利用し、利用後のアンケート調査では92・5%の方が「満足した」と評価している。今後も、利用者の声を踏まえ、支援内容のさらなる充実を図りながら事業を実施していく。 Q 宇都宮市民スポーツ大会について、1人1スポーツやスポーツ活動の奨励と普及発展の実現に向けた今後の開催について聞く。 A スポーツによる健康づくりや地域づくりを推進するため、幅広い世代の多くの市民に参加していただけるよう、地域や競技団体の意見を聞きながら、参加資格の拡大や競技種目の見直しについて検討を開始した。 Q 北西部地域の夜のにぎわいづくりについて、地域の事業者などと官民で連携し、人出の少ない夜の誘客に力を入れ、より一層の誘客や観光周遊の促進を図るべきと考えるがどうか。 A 北西部地域では、夜の静寂や幻想的な空間を活かしたイベントが行われ、来訪者の心を魅了している。今後は、地域の事業者や団体などが連携した一体的なライトアップイベントの開催など、北西部地域の夜ならではの魅力を創出する取り組みを検討する。 手塚 泉(自民党) 質問時間60分 Q 青少年の育成を妨げる広告車両の規制について、「風俗求人宣伝カー」のような広告は、市の品性を著しくおとしめ、教育上も不適切であるため、屋外広告物条例などを改正し規制すべきと考えるが、市の考えを聞く。 A 派手な色遣いや過度な発光を伴う広告車は、風致の維持や青少年の健全育成のため、条例改正を含めた適切な対応が必要と考えている。また、広告車には県外ナンバーの車両も見られるため、条例の許可対象とする検討を行う。今後とも、有識者などの意見も踏まえ、良好な景観形成に取り組んでいく。 Q 峰1丁目から4丁目付近は、住宅が密集する中、狭隘道路が存在するため、改善の必要があると考える。改善に向けて「柔らかい区画整理」の活用も有効と考えるが、本地区の現状をどう認識し、どう取り組んでいくのか。 A 本地区の生活基盤を調査し、すれ違いが難しい道路の存在など、地区の詳しい現状を把握した。この結果、NCC形成に向けた居住誘導区域にふさわしい生活環境の改善に向けた検討が必要であり、「柔らかい区画整理」は有効な整備手法の一つと認識している。今後は、把握した現状を踏まえながら、地域住民の意見を伺い、課題などを整理・共有しながら、さまざまな事業手法や合意形成の進め方など、地区整備の在り方を検討していく。 岡本 芳明(自民党) 質問時間40分 Q 清原中央公園の整備について、子育てや憩いの場としての充実が期待される中、遊具や休憩スペース、花壇の設置など、景観や環境面の観点を含めた今後の施設設備の可能性は。 A さらなるにぎわいの創出に向け、公園の利便性や快適性を高めることが重要であるため、多様な世代の方々が集まる居心地のよい公園となるよう、豊かな自然環境を効果的に活用した遊具や休憩スペース等の設置を検討する。 Q スマート農業の振興について、土地利用型農業の成長産業化に向け、どのように推進していくのか、市の課題も含め考えを聞く。 A 導入費用の負担軽減や技術の理解促進が課題であるため、機器導入への助成やJAと連携し、AIを活用した栽培実証の現地説明会を行っている。今後は、利用者ニーズ等を踏まえた上で、補助制度の拡充を検討していく。 5年度決算審査 令和5年度 決算審査の概要 5年度決算の認定について、決算審査特別委員会及び企業会計決算審査特別委員会を設置し、適正に予算が執行されているか、期待した行政効果が得られているかなどに主眼を置き、審査を行いました。 歳入総額 2,368億8,592万円 歳出総額 2,306億9,992万円 決算の認定に関する本会議での意見(討論) 賛成  ライトラインの開業やバス路線再編などの「NCCの形成」、「書かない窓口」システム導入など「DXの実現」を目指し、着実に取り組んでおり、市民に寄り添った対応を行うなど、適正かつ効果的に執行されたと高く評価するため賛成 反対 ・ 「住民福祉の向上」という立場に立った時、市が持つ豊かな財政力を、市民の切実な願いに沿って活かすことができたのか疑問の残る決算であるため反対 ・ ライトライン事業費が含まれているため反対 ・ ライトライン西側延伸は住民投票による民意の確認がされていない、大谷スマートインターチェンジ事業に関する費用が支出されている、屋板運動場の屋外女性トイレ増設費用が含まれていないため反対 決算審査特別委員会 一般会計(歳出) 認定 Q コンビニエンスストア税収納代行業務委託は、収納率に対しどのような効果があるのか。 A 約31万5,000件の収納実績があり、キャッシュレス収納と併せて収納件数は増えており、納期内納付率の向上と全体収納率向上・維持に寄与している。 Q 健診の受診率がなかなか上がらない現状で、受診率向上に向けどのように取り組んでいくのか。 A 環境整備や受診勧奨などを実施しており、5年度は商業施設での婦人健診を実施し、多くの申込があった。6年度は商業施設での開催拡充を予定しており、健診を受けやすい環境整備に力を入れていく。 Q 3x3などの国際スポーツイベントは、どれくらいの経済効果があったか。 A FIBA3x3ワールドツアー宇都宮オープナーは5億8,640万円。また、ジャパンカップサイクルロードレースは、31億2,200万円と、どちらも過去最高の経済効果があったほか、市の都市ブランド力も向上し、人や企業から選ばれる力にもなっている。 Q 水泳授業の民間施設活用に係るモデル事業について実施状況と課題は。 A 老朽化が進む学校プールのあり方の検討を進めるため、試行的に実施しており、5年、6年度の2年間を検証期間として、西原小学校1年生から6年生までの253名を対象に、水泳授業の民間施設活用を実施している。教員と民間クラブのインストラクターの連携による実施体制のもと、大きな課題なく実施できている。 企業会計決算審査特別委員会 水道事業会計 可決及び認定 Q AIを活用した劣化予測診断による漏水調査は、導入後、予測の精度をどのように評価しているか。 A 1km当たりの漏水箇所の発見数を倍増させることを目標としており、これまでの漏水調査の発見数と比較して2倍近く発見することができた。 下水道事業会計 可決及び認定 Q 旧型マンホール鉄蓋交換等修繕工事では、どのような品質のマンホールにいくつ交換したのか。また今後の進め方は。 A ロック式で水圧がかかっても蓋が開かない新しいマンホールに379か所交換した。今後は老朽化した古いマンホールの調査・点検を進め、交換を加速していきたい。 中央卸売市場事業会計 認定 Q 卸売・仲卸業者に対して、専門家を活用した経営指導を行っているが、具体的な指導内容は。 A 中小企業診断士が個別指導で経営分析を行い、配送ルートの見直しによる輸送コストの軽減や、収益向上につながるような販路についてアドバイスをしている。 紙面の見直しを実施しています!  一般質問記事のレイアウトなど、議会広報紙の紙面の見直しを実施しています。  ぜひ、皆様のご意見をお聞かせください! ご意見はこちらから⇒ 常任委員会の主な審査 総務常任委員会 付託案件 7件 再審法改正を求める意見書を政府等に提出することを求める件(陳情第25号) 採択  現行法では、「再審のルール」が存在せず、担当する裁判官によって再審請求手続の審理の在り方に大きなばらつきがあり、適正・公平な裁判とは言えず、再審法は速やかに改正されるべきと考えており、再審における検察手持ち証拠の全面開示などについて国に意見書を提出するよう陳情する。 審査で出た意見 ・ 罪を犯していない人が誤った捜査、裁判によって自由を奪われる冤罪は、人の人生、命を奪うものであり、絶対にあってはならないもので、速やかに救済されるべきという考えから採択したい。 厚生常任委員会 付託案件 6件 宇都宮市国民健康保険条例の一部改正(議案第90号) 可決  「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律」の施行により、国民健康保険被保険者証が廃止されることに伴い、引用条文の整理をするもの 審査で出た意見 ・ マイナンバーの保険証には問題があると考えており、紙の保険証が廃止されることに伴う条例改正には反対をしたいと考えることから、この議案には反対である。 子ども教育常任委員会 付託案件 6件 学校給食に関する陳情(陳情第27号) 不採択  子育て世帯の経済的負担が大きくなっているため、小中学校の学校給食費を無償化してほしい。  また、有機栽培の食材を使用することは、地球環境の保全につながることから、学校給食に有機栽培の安心・安全な食材を取り入れてほしい。 審査で出た意見 ・ 給食費の無償化は、国においてすでに無償化に向けた実態把握と課題整理が行われている。また、市では安心・安全で美味しい地場産の食材を優先的に使用していることから不採択としたい。  ・ 少子化対策としても有効な政策であり、有機米や有機野菜の公共調達の整備は、国の農業政策の方向と矛盾がないため採択したい。  環境経済常任委員会 付託案件 3件 6年度宇都宮市一般会計補正予算(第2号)(議案第84号) 可決  国内プロバスケットボールの新たなトップリーグ「Bプレミア」への宇都宮ブレックスの参入審査に合わせ、体育館の機能や、利用者の利便性を高める改修を実施するため、限度額を3億580万円とする債務負担行為を新たに設定するもの 審査で出た意見 ・ 今回の改修は、ブレックスのBプレミア参入のためであり、改修内容は市民利用に資するものとのことだが、VIPルームが市民体育館に必要なのか、もう少し検討が必要であるため、この議案には反対である。 建設常任委員会 付託案件 4件 宅地造成及び特定盛土等規制法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定 (議案第93号) 可決  宅地造成及び特定盛土等規制法の施行により、盛土または切土に係る許可申請の審査基準が厳格化されたことなどに伴い、許可申請に係る手数料の増額などをするとともに、新法に基づく規制区域の指定により盛土などに対する規制が拡大、強化されたことを踏まえ、法律及び条例双方の規制対象となる区域におけるみなし許可の新設などをしようとするもの 常任委員会の主な審査 行政視察報告 各常任委員会(総務、厚生、子ども教育、環境経済、建設)が視察を行いました。 詳しい内容は、添付の二次元コードから市議会ホームページでご覧いただけます。 総務常任委員会 (7月8日〜10日) 【視察先・項目】 大阪府八尾市:「地区防災計画」策定の支援について 富山県高岡市:高岡市共創の指針について 神奈川県秦野市:秦野市総合防災情報システムについて 視察の様子→ (秦野市) 厚生常任委員会 (7月10日〜12日) 【視察先・項目】 愛知県豊田市:「都市内分権の推進」について 三重県四日市市:四日市市自治会加入の促進と自治会活動推進のための条例について 千葉県習志野市:まちづくり会議と地域担当制について 視察の様子→ (豊田市) 子ども教育常任委員会 (7月16日〜18日) 【視察先・項目】 京都府京都市:不登校特例校などについて 滋賀県草津市:草津市フリースクール利用児童生徒支援        補助金について 愛知県大府市:「レインボーハウス」の取り組みなどについて 視察の様子→ (京都市) 環境経済常任委員会 (7月23日・24日) 【視察先・項目】 広島県広島市:廃棄物の処理体制について 大阪府堺市:スポーツを活用したまちづくりについて 視察の様子→ (堺市) 建設常任委員会 (7月3日〜5日) 【視察先・項目】 広島県呉市:ウォーカブルなまちなかの形成に向けた取り組みについて 大阪府大阪市:御堂筋道路空間再編などについて 東京都豊島区:としまみどりの防災公園について 視察の様子→ (大阪市) 倫理委員会の設置と審査結果について  3年11月4日開催の各会派代表者会議において、政党機関紙の勧誘を目的とした幹部職員への訪問は自粛する旨の報告がなされていましたが、その後も引き続き議員の立場を利用して勧誘行為をしていたとして、福田久美子議員に対し、宇都宮市議会議員の倫理に関する条例に基づき6年6月28日に審査請求書が提出されました。審査請求により設置された倫理委員会(塚田典功委員長)において、4回にわたり審査が行われ、次のとおり議長へ報告されました。 ・ 当該議員について、宇都宮市議会議員の倫理に関する条例第3条第5号に定める倫理基準「議員の品位と名誉を害し、市民の信頼を著しく損なう行為をしないこと」に違反すると認定 ・ 議長の措置案については、当該議員に対して、「議場における謝罪文の読み上げ」及び「議会広報紙による公表」とすることを決定  委員会の審査結果報告を受け、議長は、「議場における謝罪文の読み上げ」と「議会広報紙による公表」を措置とし、10月1日の本会議において当該議員が謝罪文の読み上げを行いました。 【謝罪文概要】政党機関紙の勧誘行為によって、心理的不安を感じられた職員の皆様にはこころよりお詫び申し上げる。宇都宮市庁舎管理規則のルールに従い、趣旨を踏まえ正確に対応していく。議員としての慎重さに欠けていた点について反省し、今後、さらなる議員倫理を自覚し、議会の品位を汚すことの無いよう努めていく。 議会のニュース 意 見 書 ~意見書を国などの関係機関に提出しました~ ◆ 小中学校の給食費負担軽減を求める意見書 趣 旨 近年の原材料、食料等の価格高騰において、学校給食の給食費は、各自治体の方針により様々な負担軽減策が実施されているが、各自治体の財政力の差による不平等が生じないよう、国において、恒久的な財源を確保し、保護者の負担軽減につながる取組を強化するよう強く要望する。 ◆ 再審法改正を求める意見書 趣 旨 冤罪被害者を救済するための制度としては「再審」があるが、その手続を定めた法律には、再審請求手続の審理のあり方に関する規定がほとんどなく、公平性が損なわれている。そのため、冤罪被害者を一刻も早く救済するために、再審法を速やかに改正するよう強く要望する。 特別委員会委員の変更 行政DX調査特別委員会 【新委員】菅原 一 浩 脱炭素社会調査特別委員会 【新委員】今井 政範 井上咲楽のサクサク!うつのみや市議会 11月の放送では、「若者の声を聴くための取組」について紹介します。 〈放送スケジュール〉 11月28日(木)午後9時50分~ 11月29日(金)午前7時15分~ 12月 1日(日)午前9時00分~ とちぎテレビで放送 ←前回の放送 「議会を知ってもらうための取組」は、こちらからご覧いただけます! 職業体験 9月3日(火)~6日(金)に国本中学校2学年の2名、9月9日(月)~13日(金)に陽北中学校2学年の2名が社会体験学習(宮っ子チャレンジ)を行い、体験して感じたことを記事にしてくれました! 宮っ子チャレンジで学んだこと  市議会で仕事の体験をしたところ、特に一番印象に残っていることは広報紙の作成です。  宇都宮市の多くの人々に見てもらうものなので、表紙の色のデザインや内容を決めて良い広報紙ができたと思いました。 ▲仕事内容の説明 社会に一歩前進!宮っ子チャレンジ  宮っ子チャレンジでは、政策調査課の仕事や議会の様子などを知ることができました。議会では、私達の生活に関わる問題について話し合っており、議会が身近なものだということを学びました。体験を通して、社会人として働くことの尊さを実感することができました。 ▲職業体験の様子 宮チャレで踏み出せた一歩  市議会に関わる全ての方が責任感を持ってお仕事をされている姿が印象に残りました。この4日間を通して、職場の方々との会話の仕方などさまざまな事を学ぶことができたので、将来に役立てていきたいです。 ▲修了証書を受け取る様子 宮チャレで広がる自分の可能性  体験前、私は市議会に対して、「難しい話し合い」や「自分とは遠いもの」という勝手な認識をしていました。しかし、今回の体験を通して、「自分の身近なもの」についての話し合いが多く、市議会は私たちの生活に密接しているということが分かり、とても有意義な時間を過ごすことができました。 ▲議場見学のときの様子 今回の表紙写真について ~元気に!真剣に!議会体験~  市議会では、議会の仕組みや役割を理解し、興味・関心を持ってもらうため、市内の児童・生徒を対象に「議会体験」を行っています。  今回の表紙は、社会体験学習に来てくれた生徒の皆さんが、「元気」をテーマに、議会体験の様子が伝わるよう、写真や構成、色合いなどを考え、作成してくれました。また、紙面には、生徒の皆さんの手描きのイラストも掲載しています。ぜひ見つけてみてください! ▲作業をしている様子 12月定例会の日程(予定) 月日 12月5日(木) 内容 本会議開会 時刻 午前10時 月日 11日(水)12日(木)13日(金)16日(月) 内容 一般質問 時刻 午前10時 月日 18日(水)、19日(木) 内容 各常任委員会 時刻 午前10時 月日 25日(水)内容 本会議閉会 時刻 午前10時 ※上記日程は変更になる可能性がありますので、ご来場の際は、事前にお問い合わせください。 あなたと市議会198号の内容に関するお問い合わせ  028-632-2611 議会事務局政策調査課 ◎「あなたと市議会」198号の印刷費1,645,380円(消費税含む)   ◎次回の発行は、1月下旬の予定です。