UTSUNOMIYA2025 うつのみや あなたと市議会 No.200 令和7年4月30日 定例会は年に4回 3月 6月 9月 12月 これからも市民の皆様とともに歩んでいきます! 50th Anniversary 創刊から50年を迎えました 河田 敦史 石川 京樹 佐藤 恭子 横須賀 咲紀 若林 芽育 手塚  泉 岡本 源二郎 今野 哲也 出井 昌子 茂木 祐佳里 小室 かな子 佐藤 孝明 大久保 順也 小倉 久美 岩井 潤子 秋成  大 菅原 一浩 長谷川 武士 矢古宇 芳一 柴田 賢司 保坂 栄次 原 ちづる 高橋 英樹 中塚 英範 平松 明夫 成島 隆裕 菅野 大造 内藤 良弘 黒子 英明 篠﨑 圭一 山﨑 昌子 久保井 永三 福田 久美子 福田 智恵 郷間 康久 駒場 昭夫 渡辺 道仁 金沢  力 馬上  剛 今井 政範 小林 紀夫 舟本  肇 岡本 芳明 熊本 和夫 塚田 典功 特集~これまでの歩み~ 議会の活動をお届けして50年! ~200号までの歩み~ 議会広報紙「あなたと市議会」が、今号で記念すべき200号を迎えました。 昭和50年7月の創刊からの歩みを代表的な表紙とともに、振り返ります! 記念すべき創刊号! 第1号 昭和50年7月15日発行 議会の活動を広く市民にお知らせし、より身近なものに感じていただくため「あなたと市議会」が創刊されました。 第84号 平成8年4月17日発行 平成8年に市制及び市議会が100周年を迎え、同時に中核市に指定されました。 祝100号! 第100号 平成12年4月20日発行 介護保険制度のスタートに合わせ、平成12年3月定例会において、宇都宮市介護保険条例を制定しました。 合併後初の発行号! 第128号 平成19年4月24日発行 平成19年3月31日に宇都宮市、上河内町、河内町が合併し、「新・宇都宮市」が誕生しました。 表紙には、「合併記念式典」の様子が掲載されています。 特集~これまでの歩み~ 第133号 平成20年7月25日発行 タブロイド判からA4判フルカラーに変更しました。表紙は開かれた議会の取り組み、議場ジャズコンサートの様子です。 第154号 平成25年10月24日発行 平成25年9月定例会閉会日に、議会基本条例が全会一致で可決され、同日施行されました。表紙には、議決時の議場の様子が掲載されています。 議員の改選などで、臨時会が開かれる時も、臨時号を発行しています! 臨時号 平成26年2月21日発行 LRT導入計画の賛否に関する住民投票条例の制定について、臨時会が開かれたため、臨時号を発行しました。 市内の大学生に表紙を制作してもらいました! 第199号 令和7年1月28日発行 読者の皆様に「見やすく、わかりやすく伝わる紙面づくり」を目指し、一般質問記事や常任委員会審査記事などのレイアウトをリニューアルしました。 ~広報広聴委員会よりメッセージ~ 議会広報紙「あなたと市議会」は、毎号、広報広聴委員会で表紙や掲載内容などを決定し、発行しています。  市議会をさらに身近に感じ、関心を持っていただけるよう、これからも議会の活動を広くお知らせし、 皆様に親しまれる議会広報紙を作成してまいります! ▲広報広聴委員会の様子 定例会の概要 本会議の採決結果 採決結果の表記 ・会派の賛否が分かれた案件については陳情番号を表記 ・本会議での態度を賛成・採択は「○」、反対・不採択は「●」と表記 会派の賛否が分かれた案件 市長提出議案 【議案第2号】6年度一般会計補正予算(第7号) 【議案第54号】製造請負契約の締結(LRT車両用台車製造) 結果 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 共産党● 維新◯ 清風◯ 立憲◯ 未来● 緑● 参政党◯ 【議案第17号】7年度一般会計予算 【議案第18号】7年度国民健康保険特別会計予算 結果 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 共産党● 維新◯ 清風◯ 立憲◯ 未来● 緑● 参政党● 【議案第133号】宇都宮市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正 結果 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 共産党● 維新● 清風◯ 立憲◯ 未来◯ 緑● 参政党◯ 【議案第19号】7年度介護保険特別会計予算 【議案第21号】7年度後期高齢者医療特別会計予算 【議案第42号】宇都宮市乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定 【議案第43号】宇都宮市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に 関する基準を定める条例の一部改正 【議案第44号】宇都宮市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める 条例及び宇都宮市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する 基準を定める条例の一部改正 結果 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 共産党● 維新◯ 清風◯ 立憲◯ 未来● 緑● 参政党◯ 【議案第34号】宇都宮市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正 結果 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 共産党◯ 維新◯ 清風◯ 立憲◯ 未来◯ 緑● 参政党◯ 【議案第40号】宇都宮市介護保険条例及び宇都宮市指定介護予防支援等の事業 の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支 援の方法に関する基準を定める条例の一部改正 結果 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 共産党● 維新◯ 清風◯ 立憲◯ 未来◯ 緑◯ 参政党◯ 【議案第41号】宇都宮市国民健康保険税条例の一部改正 結果 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 共産党● 維新◯ 清風◯ 立憲◯ 未来◯ 緑● 参政党● 【議案第58号】財産の取得について(特定公園施設等) 結果 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 共産党● 維新◯ 清風◯ 立憲◯ 未来◯ 緑● 参政党◯ 陳情 【陳情第31号】市民と共に「いじめ」「自殺」「児童虐待」「犯罪」等を減らす取り組みについての陳情 結果 不採択 自民党● 市民連合● 公明党● 共産党● 維新● 清風● 立憲● 未来● 緑◯ 参政党● 【陳情第32号】地域住民と市議会及び市役所執行部による、地域密着型議会(三 者懇談又は説明会)の開催に関する陳情 結果 不採択 自民党● 市民連合● 公明党● 共産党● 維新● 清風● 立憲● 未来◯ 緑● 参政党◯ 【陳情第33号】高額療養費の限度額引き上げの見直しを求める陳情 結果 不採択 自民党● 市民連合◯ 公明党● 共産党◯ 維新● 清風● 立憲● 未来◯ 緑◯ 参政党◯ 【陳情第34号】LRTの『西部へ延伸』に関する「延伸の本質的な検討」と「特許申請に 要する調査費の否決」を求める陳情 結果 不採択 自民党● 市民連合● 公明党● 共産党◯ 維新● 清風● 立憲● 未来◯ 緑◯ 参政党● 議員案 【議員案第3号】インクルーシブ教育システムの構築に向け、教育現場の実態調査と 環境整備を求める意見書 【議員案第4号】選挙の適正な実施を確保するために速やかな対応を求める意見書 結果 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 共産党● 維新◯ 清風◯ 立憲◯ 未来● 緑● 参政党◯ 討論を行った会派 会派名 議案や陳情ごとの賛否 共産党 ◇議案第17号、42号、43号、44号⇒反対 ◇陳情第33号、34号⇒不採択に反対 ◇議員案第3号⇒反対 自民党 ◇議案第17号⇒賛成 未来 ◇議案第17号、54号⇒反対 ◇陳情第32号、34号⇒不採択に反対 公明党 ◇議案第17号⇒賛成 参政党 ◇議案第17号、18号、41号⇒反対 緑 ◇議案第17号、34号⇒反対  市議会ホームページで、生放送と議会中継の録画配信が見られます!  詳しい討論の内容は、下記の二次元コードからご覧ください。 ▲詳しくはこちらから 全会一致で決定した案件 市長提出議案 宇都宮市固定資産評価審査委員会委員の選任(小部友紀子氏) 6年度特別会計補正予算(国民健康保険(第2号)、介護保険(第3号)、母子父子寡婦 福祉資金貸付事業(第1号)、後期高齢者医療(第2号)、競輪(第1号)、駐車場(第1号)、 鶴田第2土地区画整理事業(第1号)、宇大東南部第1土地区画整理事業(第1号)、 宇大東南部第2土地区画整理事業(第1号)、岡本駅西土地区画整理事業(第2号)、 育英事業(第1号)) 6年度事業会計補正予算(水道(第4号)、下水道(第4号)、中央卸売市場(第1号)) 7年度特別会計予算(母子父子寡婦福祉資金貸付事業、競輪、駐車場、鶴田第2土地区 画整理事業、宇大東南部第2土地区画整理事業、岡本駅西土地区画整理事業、育英事業) 7年度事業会計予算(水道、下水道、中央卸売市場) 条例の一部改正(宇都宮市特別会計条例、宇都宮市部課設置条例、宇都宮市職員の 勤務時間、休日及び休暇に関する条例、宇都宮市一般職の職員の旅費に関する条例等、 宇都宮市職員の退職手当に関する条例、地方公務員法等の一部改正に伴う関係条例の 整備に関する条例、宇都宮市公園条例、宇都宮市景観条例、宇都宮市手数料条例、 宇都宮市移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例、 宇都宮市水道の布設工事監督者の配置に関する基準並びに布設工事監督者及び 水道技術管理者の資格を定める条例、宇都宮市入学一時金貸付条例) 条例の制定(宇都宮市地域で支え合う自治会条例、栄養士法の一部改正に伴う関係 条例の整備に関する条例、宇都宮市太陽光発電事業と地域との調和に関する条例) 包括外部監査契約の締結 工事請負契約の締結(北西部地域体育施設整備事業実施設計・施工業務) 財産の減額貸付(集会所等の施設設備及び敷地) 市道路線の認定及び廃止 財産の取得(準用河川新川今宮調節池整備事業用地、中学校教師用指導書) 宇都宮市副市長の選任(青木克之氏) 宇都宮市教育委員会教育長の任命(小堀茂雄氏) 結果 可決 議員案 宇都宮市議会個人情報の保護に関する条例の一部改正 宇都宮市議会基本条例の一部改正 結果 可決 会派の構成 【3月定例会時点】  本市議会には10会派あります。  本紙内では、会派名を()内の略称で表記しています。 ・自由民主党議員会(自民党)19人 ・市民連合(市民連合)8人 ・公明党議員会(公明党)6人 ・日本共産党宇都宮市議員団(共産党)3人 ・うつのみや維新(維新)3人 ・清風クラブ(清風)2人  ・健(健)1人※ ・未来への架け橋(未来)1人 ・緑の地球(緑)1人 ・参政党 政治参加を促す会(参政党)1人 ※会派の名称が3月12日付で「宇都宮 立憲」から「健」に変更になりました。 ◀議員ごとの賛否はこちら  「会派」とは、自分たちの意見を効果的に市政に反映させるために、所属政党に限らず、理念を同じくする議員によって作られた団体のことをいいます。 定例会の概要 令和7年 3月定例会を開催 定例会の日程と概要 2月26日 本会議[開会] 議案の採決 ・固定資産評価審査委員会委員の選任を可決 議案の提案理由説明  ・市長が6年度補正予算案や7年度予算案などの議案を説明 提案 採決 分野に分けて、5つの常任委員会を常時設置しています。 2月27日 常任委員会 (総務、厚生、子ども教育、環境経済、建設) 議案の審査 ・6年度補正予算の議案について、各常任委員会で 所管ごとに執行部から詳しい説明を受け、審査 ・委員会としての可否を決定 審査 3月5・6・7・10日 本会議 [一般質問] 議員が質問  ・18名の議員が議案についての 質疑とあわせて、市政全般に ついて質問し、市長などが回答 ⇒詳細は、6〜10ページ 質疑 3月5日 本会議 議案の採決 ・6年度補正予算案に ついて、各常任委員会の 委員長が審査結果を報告 ・議案を可決 採決 3月10日 本会議 議案の提案理由説明 議案の採決 ・宇都宮市副市長の選任、 教育長の任命議案について 説明を受け、可決 採決 3月13・14日 常任委員会 (総務、厚生、 子ども教育、 環境経済、建設) 議案・陳情の審査 ・7年度予算案などについて、 各常任委員会で所管ごとに 執行部から詳しい説明を受け、審査 ・委員会として可否を決定 ⇒11、14〜15ページ 審査 3月25日 本会議[閉会] 議案・陳情・議員案の採決 ・各常任委員会の委員長が審査結果を報告 ・議案・陳情・議員案について賛成・反対の討論 ・議案・陳情・議員案の可否を決定 ・正副議長選挙 ⇒16ページ 採決 注目の議案 7年度一般会計予算(第17号)⇒14〜15ページ 宇都宮市地域で支え合う自治会条例の制定⇒11ページ 宇都宮市太陽光発電事業と地域との調和に関する条例の制定⇒11ページ 6年度一般会計補正予算(第7号) ・定額減税補足給付金で給付額に不足が生じる方に対し、追加で給付金を支給 ・災害発生時に、避難所における衛生的なトイレ環境などを整備するための自走式 水洗トイレカーの導入 など 採決結果はこちら ここがききたい! 一般質問 各議員記事の二次元コードから一般質問動画をご覧になれます 塚田 典功(自民党) 質問時間70分 代表質問 Q 財政運営を中長期的に適切に管理するためにも、現実に即した中期財政計画の作成が求められるが、今後の作成方針は。 A 中期財政計画は、毎年度ローリングして策定しているため、7年度の策定に当たっては、物価高騰の影響や扶助費の大幅な伸びを適切に反映し、将来にわたり財政の健全性を確保するための方策を明らかにしていく。 (市長) Q これまで以上に女性が活躍できる社会の実現に向け、新体制「女性活躍推進官」「女性活躍推進課」のもと、どのように取り組むのか。 A 女性の雇用状況の実態調査やフェムテック※1の活用促進、女性などの雇用創出に向けたオフィス企業の誘致促進に取り組むとともに、女性活躍担当専門員を任用し、分野横断的な施策・事業を検討するなど、全市的な女性活躍ムーブメントの創出を図っていく。 (市長) Q 宇都宮市地域で支え合う自治会条例に掲げる「持続可能な自治会活動」の実現に向けた、今後の自治会活性化・加入促進への支援に対する意気込みと具体的な取り組みは。 A 自治会活動のPR強化や、自治会費の口座振替費用助成の創設、大型マンションでの加入促進など、支援施策のさらなる強化を図り、地域社会を支える重要な基盤である自治会を未来へ受け継いでいけるよう、全力で取り組む。                (市長) 福田 智恵(市民連合) 質問時間70分 代表質問 Q 夜間休日救急診療所の診療体制のひっ迫について、現場の意見を反映し、診療オペレーションの改善や十分な人員確保をすべきでは。さらに、医療DXを活用した診療体制の効率化を図ることを視野に入れ、検討を進めては。 A 市医師会や診療所の従事者などと意見交換を進めており、今後は、人員配置の見直しや、電子カルテ、自動精算機などの速やかな導入に向けた検討を進めていく。 (保健福祉部長) Q 虐待の未然防止について、関係機関が早期に連携し、親子を支えられるよう、より実効性のある子育て支援体制の構築が必要では。 A 市内5か所の保健福祉拠点を「こども家庭センター相談窓口」に位置付け、相談支援を行っており、支援が必要な家庭には、関係機関が連携し、個々の状況に応じた適切な支援につなげている。今後は、より身近な地域で子どもを支える体制を強化していく。 (市長) Q いじめ防止や健全な学校環境の構築につながる「子どもの権利」に関する教育と、子どもの権利意識の醸成を、どう進めていくのか。 A 市では、人権教育を推進しており、教員対象の研修会において「子どもの権利条約」などを取り上げ、児童生徒が自らの権利について理解することができるよう、指導の充実を図っている。今後も、人権尊重の精神を育む教育の充実に取り組んでいく。   (教育長) 菅野 大造(公明党) 質問時間70分 代表質問 Q NCCの形成に向け、モビリティハブ※2の設置に、今後、どのように取り組んでいくのか。 A 市民ニーズや事業者の協力意向が確認できたため、7年度に、ライトライン停留場など2か所に、シェアリングモビリティや地域内交通等が利用でき、買い物、休憩、交流・活動などができる環境を備えたモビリティハブを民間事業者と共創で設置するとともに、市内全域に拡大できるよう進めていく。  (市長) Q 帯状疱疹ワクチンは高額だが、低所得者への対策は。また、実施に当たっての接種体制は、どのようになっているのか。 A 経済的な理由により接種機会を逃すことのないよう、生活保護受給者に加え、市民税非課税世帯の方にも無料での接種を予定している。また、身近なかかりつけ医療機関で接種できるよう、市内約250か所で接種できる体制を確保した。(市長) Q 5歳児健康診査をどのように実施していくのか。また、実施時期はいつ頃か。 A 7年度に5歳になるすべての子どもに対し、社会性などに関するアンケートを5月に行い、発達状況が心配される子どもに8月から集団健診を行う。集団健診では子どもの特性を見極め、子育て相談などを通して保護者の不安解消に取り組み、健診後の支援が必要な子どもには、適切なフォローアップに取り組む。(市長) ※1 フェムテック(Femtech) : Female(女性)と Technology(技術)をかけ合わせた造語で、女性の健康課題をテクノロジーで解決へと導く製品やサービス ※2 モビリティハブ : ライトライン、地域内交通、路線バス、タクシーなどの多様な交通モードの接続・乗換え地点 ここがききたい! 一般質問 一般質問の内容に関するお問い合わせ先 議会事務局政策調査課  028-632-2611 福田 久美子(共産党) 質問時間70分 代表質問 Q 会計年度任用職員の待遇改善について、国の期間業務職員の採用において、公募によらない再採用を連続2回までとする回数の上限が撤廃された。市も速やかに見直すべきでは。 A 市では、毎年度、競争試験での任用を原則としつつも、上限2回まで、面接などの選考による再度の任用を可能としており、現状、有為な人材を安定的に確保できているため、この運用を継続していく。  (行政経営部長) Q 国民健康保険(以下「国保」)について聞く。 ①7年度からの国保税率引き上げにより、1人当たり平均で、年間8017円の負担増となる。物価高にあえぐ市民生活に鑑みれば、国の国保財政への支援の増額と市の一般会計からの繰り入れで賄い、被保険者への負担増は行うべきではないと考えるが、市の考えは。 ②子育て支援のため、「子どもの均等割」をさらに軽減しては。 A ①国保は、国などの公費や保険税で財源を賄うのが原則であり、国にさらなる財政支援を要望していく。また、制度の構造的な問題に対応するための繰り入れを可能な限り行っており、なお不足する財源に対しては、低所得者への影響に配慮し、引き上げを判断した。  ②国保は、国の制度の中で構築されるべきものと考えるため、均等割のさらなる軽減などについて国に要望していく。  (保健福祉部長) 茂木 祐佳里 (維新) 質問時間70分 代表質問 Q デジタル施策について、近年のサイバー攻撃では、委託業者からの情報漏洩も増えているが、業者への指導や基準、監査体制は。 A セキュリティ認証の取得など情報の取り扱いを遵守させるほか、市から情報を持ち出す業者に適時、立入監査を行う体制を整備してきた。さらに、クラウドサービスで機密性が高い情報を取り扱える業者は国の第三者認証取得を条件とするなど対策を強化した。 (市長) Q 斎場の残骨灰について、6年の市政世論調査で調査を行った意図と結果をどう捉えたのか。また、資源循環の観点から、市でも残骨灰に含まれる有価物の売却を検討すべきでは。 A 次の事業期間に向け、市民の考えを把握するために実施し、結果から「有価物を売却し財源に充てること」について、市民の約8割から受け入れられていると捉えている。今後は有価物の売却も含め、残骨灰の処理方法を検討していく。    (市民まちづくり部長) Q 大阪・関西万博への出展を契機としたレガシー構築についての見解と、市民や企業に対する機運醸成の強化について聞く。 A ゼロカーボントランスポート※やNCCの形成など、市の先駆的な取組がレガシーとなり、市の認知度向上、交流人口などの増加につなげるとともに、多様な広報手段を活用した情報発信により、機運醸成に努める。(総合政策部長) 篠﨑 圭一(自民党) 質問時間40分 Q 少子高齢化の進行により、これまでのような経済成長は見込めず、税収の大きな伸びを期待するのも危険であり、自治体の財政は、長期的に見ると厳しい状況が続くと思われる。そこで、まちづくりの新たな収入源として、まちなか観光に資する費用としてだけでなく、宿泊者の移動手段の利便性向上や、出すゴミの処理費などに充当する「宿泊税」を検討してみてはどうか。 A 宿泊税の導入に当たっては、宿泊事業者などと、宿泊者から徴収した税金の納付方法や経費負担などを十分に協議し理解を得るとともに、課税対象者や税率の課税要件などを整理し決定する必要がある。このため、今後、宿泊事業者などとの合意形成方法や先進自治体での導入効果などを把握し、宿泊税の導入の可能性を検討していく。    (理財部長) ※ ゼロカーボントランスポート : ライトラインを、家庭用太陽光発電などにより発電された、地域由来の再生可能エネルギーのみで走行させるもの。 菅原 一浩(自民党) 質問時間60分 Q 白沢地区の歴史文化資源の保存・継承に向けた支援や、魅力向上に向けた観光振興に、今後どのように取り組んでいくのか。 A 市指定文化財の保存活動や修理費用、みや遺産の清掃などのまちなみ保全活動について、引き続き支援していく。また、白沢宿のまちなみや地酒の積極的なPRに努めており、今後も地域の意見を伺いながら、観光振興に取り組んでいく。       (魅力創造部長) Q 地域内交通をはじめとした公共交通の充実について、住民が気軽に外出できる環境を整えることが重要だが、今後どう取り組むのか。 A ライトラインの西側延伸と併せてバス路線を再編し、充実を図るとともに、地域内交通について、ライトラインやバスなどとの接続強化に加え、停留所設置型予約運行方式など新たな手法についても議論を深め、誰もが移動しやすい環境づくりに取り組む。(総合政策部長) Q マイナ救急※を推進し、増大する救急需要に対策を図る必要があると考えるが、どうか。 A マイナ救急は、救急隊が傷病者の情報を正確に把握し、医療機関の選定や搬送中の応急処置を適切に行うことができ、増大する救急需要対策に有効であるため、市として、7年度に国が全国展開する実証事業に参画し、より一層の迅速かつ円滑な救急活動に取り組んでいく。              (消防長) ここがききたい! 一般質問 各議員記事の二次元コードから一般質問動画をご覧になれます 郷間 康久(市民連合) 質問時間60分 Q 新たな産業団地の整備について、市では「インターパーク東地区」と「宇都宮工業団地東地区」を候補地と定め、2030年代前半の分譲開始を目指していることから、聞く。  ①産業用地の確保目標の45haはクリアできたのか。また、両地区の想定規模や面積は。 ②「宇都宮工業団地東地区」には、多くの農業者が存在するが、事業区域に該当する農家住宅の移転や農業の継続支援策の考えは。 A ①事業区域は、2地区合わせて概ね70haになると見込んでおり、この区域内で、分譲用地の目標である45haを確保していきたい。  ②事業区域内に住宅や農地をお持ちの皆様には、住宅の移転先や農業継続のための候補地選定など、できる限り、寄り添った支援に努めていく。          (経済部長) Q 東部地域に整備する屋内プールについて、どこに整備候補地を定め、いつまでに確定し、いつから基本設計に着手するのか。 A 「スポーツを活用したまちづくり推進ビジョン」で「東部スポーツウェルネスライン」と位置付けたライトライン沿線で土地の利用規制や周辺環境などの視点を踏まえ、複数の整備候補地を比較検討している。整備候補地、施設の機能・規模や事業スケジュールを早期に取りまとめて公表したうえで、7年度内に基本設計に着手していく。  (魅力創造部長) 秋成 大(公明党) 質問時間60分 Q 近年激甚化・頻発化する自然災害への対応策として、より迅速・柔軟に対応するため、市総合治水・雨水対策推進計画の見直しを含め、計画の加速化を強力に進めるべきでは。 A 昨年、豪雨による浸水被害を受けた市南部の被害軽減につながる、今宮調節池の対策工事が7年度早々に完了する。また、7年度に計画を見直し、長期目標を引き上げるとともに、調節池などの新たな整備に着手する。 (市長) Q ふるさと納税について、現地決済型など納税しやすい環境を整備するとともに、納税促進に向けた取り組みを強化すべきではないか。 A 来訪者が現地で寄附しやすい環境を整備するため、7年度から市内の一部のゴルフ場で、スマートフォンによる寄附システムを導入するとともに、さらなる寄附促進に向け、返礼品の拡充や、友好都市のうるま市と連携した両市共通の返礼品の開発を進める。  (市長) Q 給水スポット「宮の泉」について、市内外へのアピールに加え、さらなる設置や整備予定のスポーツ施設などへの設置を検討しては。 A 7年度は、大谷コネクトとうつのみや表参道スクエアへの設置を検討しており、「宮の泉」を巡るスタンプラリーの実施なども検討していく。また、水道水のPRや熱中症予防につながるため、整備予定のスポーツ施設への設置も検討していく。      (上下水道事業管理者) ※ マイナ救急 : 救急隊員がカードリーダーでマイナ保険証を読み取り、傷病者の受診歴や薬剤情報などの医療情報等を正確に把握する取り組み。 長谷川 武士(自民党) 質問時間60分 Q 都心部のまちづくりやスポーツによるまちづくりについて、パルコ跡の利活用を起点とし、ゼビオ社と共に官民共創で取り組んでは。 A 7年度、新たにバンバ通りで居心地の良い空間づくりの社会実験に取り組み、ゼビオグループとの連携も図りながら、歩きたくなる・訪れたくなる空間の創出を目指す。さらに、国際的スポーツイベントや「みやSOIP」※1において、連携を一層強化していく。  (市長) Q 市民サービスの充実と働き方改革を両立できるよう、延長窓口の見直しを検討するに当たり、現状と今後の対応について聞く。 A 延長窓口の利用者数が全体の7%程度に留まる一方で、各種証明書交付サービスのうち、コンビニ交付の割合は、今後も伸びが見込まれるため、現在、見直しの検討を進めており、窓口を利用される皆様の利便性にも十分配慮しながら取り組んでいく。          (市長) Q 森林環境譲与税の活用について、都市部などの森林を持たない自治体では有効な活用ができていないため、都市部の自治体と市が連携し、森林整備などの事業を推進しては。 A 都市部の自治体より譲与税の活用先として連携の要望があった場合には、林業体験ツアー等の既存事業との連携方策を検討するとともに、森林整備によるカーボンオフセット※2の事業実施による効果等を検証していく。 (経済部長) ここがききたい! 一般質問 一般質問の内容に関するお問い合わせ先 議会事務局政策調査課  028-632-2611 高橋 英樹(市民連合) 質問時間40分 Q ブレックスアリーナ宇都宮周辺の市道や遊歩道に案内看板や応援フラッグを設置するなど、「バスケットボールのまち」としてワクワク感を醸成させるような環境整備が必要では。 A ブレックスアリーナへ向かうルートにふさわしい取り組みのため、地域の関係団体などと協議し、ブレックスとともに、来訪意欲を高める効果的な演出を検討していく。(市長) Q ライトラインの駅西側延伸で多くの利用が見込まれる停留場では、滞留空間の確保や直接沿道に行ける歩道橋設置などを検討しては。 A 多くの利用が見込まれる停留場は、滞留空間を確保できる「島式停留場」を基本としており、特に、通勤・通学で集中的な利用が見込まれる停留場は、歩道橋の活用などで十分な滞留空間を確保し、誰もが安全で使いやすい施設となるよう検討を進める。   (建設部長) 渡辺 道仁(清風) 質問時間60分 Q 「宮っこ子育てアプリ」について、子育て世代にとって、より利便性が向上するよう、さらなる進化が必要だと考えるが、7年度には、どのように内容を拡充させていくのか。 A 7年6月から妊娠届出時の妊婦全数面接もアプリで予約可能にするほか、妊産婦医療費の受給資格者申請などを事前に電子申請できる機能を新たに付加し、手続きを簡略化することで妊婦の負担軽減を図っていく。  (市長) Q 観光行政について、多気山不動尊周辺と大谷景観公園周辺を結ぶシンボルロードなどの空間を活用した、新たなにぎわい創出に向けた取り組みをどのように検討しているのか。 A キッチンカーなどを活用した食のイベントの開催や、奇岩群が織りなす特異な景観を生かしたライトアップなど、地域の主体的な取り組みへの支援を行うことで、新たな交流やにぎわいを創出していく。   (魅力創造部長) Q 救急車への電動ストレッチャーの導入は、傷病者や救急隊員の負担を軽減でき、安全な業務遂行や救急体制の強化、女性職員の活躍推進にも効果的と考える。今後の導入計画は。 A 検証の結果、傷病者の痛みと不快感の軽減や、救急隊員の身体的負担の大幅な減少など、救急活動での有効性を確認した。女性職員の活躍推進にも効果的なため、7年度に更新する救急車から計画的に導入していく。 (消防長) ※1 みやSOIP : スポーツと様々な分野を融合させる産学官のプラットフォーム「宇都宮版スポーツオープンイノベーションプラットフォーム」         のこと ※2 カーボンオフセット : 削減しきれない分のCO₂排出量を、他の場所で実現したCO₂排出削減分で埋め合わせを行う仕組み。 ここがききたい! 一般質問 各議員記事の二次元コードから一般質問動画をご覧になれます 手塚 泉(自民党) 質問時間60分 Q 生活保護は、基本的人権の尊重の根幹をなす重要な制度だが、近年、不正受給が全国的に注目されている。不正受給の放置は、生活保護が必要な人々に必要な支援が提供できなくなるだけでなく、社会全体の信頼性も損ないかねないが、不正受給を防ぐための対応は。 A 市では、生活保護の開始時や家庭訪問時に、収入申告の義務をはじめとする生活保護制度の丁寧な説明を行うとともに、資産の保有状況や生活状況の実態を把握し、適切に指導することに加え、毎年、全ての生活保護世帯を対象に収入や資産の申告を求めることで、不正受給の防止に努めている。 (保健福祉部長) Q ライトライン開業3周年を迎える8年度に、「都市の魅力の向上」などまちづくりに寄与するよう、沿線の清原球場で、「サザンオールスターズ」や「Mrs. GREEN APPLE」などの有名アーティストの大規模なコンサートイベントを開催してはどうか。 A 今後のイベントは、さらなるマイレール意識の醸成に向け、沿線地域の皆様が中心となり盛り上げていただくことが重要なため、地域の皆様や民間事業者と意見交換を進めている。音楽イベントも含め、地域の皆様などが主体となったイベント実施の手法や支援の在り方について、駅西側延伸への機運醸成にもつなげられるよう検討していく。  (建設部長) 保坂 栄次(未来) 質問時間20分 Q 駅西側へのライトライン延伸計画について、なぜ、大通りを片側3車線から1車線に減少しても、渋滞が悪化しないのか。 A 3環状12放射道路が全線つながることで、都心部への通過交通の流入抑制・分散化が進むことや、面的な信号調整・交差点改良の実施で、現状程度の交通状況になることを確認した。(建設部長) 出井 昌子(緑) 質問時間20分 Q 脱炭素に多額の予算を充てる一方、多くの温室効果ガスを出す、世界中から観光客を集める事業にも多額の予算を使うことの矛盾は。 A SSCの構成要素である脱炭素・地域経済循環・地域共生の3つの社会が調和しバランスよく発展していくため、CO²排出抑制に取り組みながら、観光事業の振興等を図っている。(総合政策部長) 河田 敦史(参政党) 質問時間20分 Q 5年度の外国人に対する生活保護費の総支給額と総世帯数、総人数は。また、それらの生活保護受給者全体に対する割合は。 A 5年度の総支給額は約4億6300万円で、全体の約3.3%、5年度末時点での総世帯数は174世帯で全体の約2.6%、総人数は264人で全体の約3.2%である。(保健福祉部長) 矢古宇 芳一(自民党) 質問時間60分 Q 小・中・高校生に配付したtotraの利用状況は。また、小児用totraプレゼントキャンペーンで引き換えできなかった方や、小学校新1年生、転入生などへの対応は。 A totraを取得した小・中・高校生の4割以上が利用している。また、新1年生には5月頃に引換券を郵送し、引き換えできなかった方や転入生にも対象年齢であれば希望に応じて引換券を発行する。     (総合政策部長) Q 「昨年、新里ねぎ生産組合と市で、初めて「全国ねぎサミット」に参加したことの効果は。 A 全国の消費者に直接「新里ねぎ」をPRし、深く印象付けられたことはもとより、全国のブランドねぎ産地の自治体職員との意見交換を通して、ブランド価値を高めるまでの過程や、PR方法の工夫点を知ることができ、今後につながる成果が得られた。   (経済部長) Q ろまんちっく村について、老朽化が進む中、再整備の検討が必要では。また、災害活動拠点としての防災機能の充実を図ってはどうか。 A 市では、誰もが一日中楽しめる施設を目指し、再整備の方向性を取りまとめており、7年度はこれを踏まえ、施設の利活用の可能性と整備・運営手法を検討するための調査などを行い、再整備基本計画を策定していく。また、防災機能の充実についても、計画の策定を進める中で検討していく。       (魅力創造部長) 黒子 英明(自民党) 質問時間40分 Q 規模拡大に取り組む農業従事者への支援を強化することで、地域の農地と農業を守り、日本の食料を確保していくべきではないか。 A 市では、農業機械の導入支援などを行うほか、6年度には農地の大区画化に向けた独自の支援を開始した。7年度からは新たに、スマート農業機械導入時の補助率を上乗せするなど、支援の充実に取り組んでいく。     (市長) Q 軽症の緊急搬送患者から選定療養費を徴収する制度の導入に向けた動きが全国である中、市でも、紹介受診重点医療機関が一斉に選定療養費を徴収するよう働きかけるべきでは。 A 各医療機関が緊急搬送患者は中等症以上であると判断し、選定療養費を徴収していないと認識している。今後も医療機関等と意見交換を行うなど、安定的な救急医療体制を確保していく。          (保健福祉部長) 常任委員会の主な審査 総務常任委員会 付託案件 13件 地域住民と市議会及び市役所執行部による、地域密着型議会(三者懇談又は説明会)の開催に関する陳情 (陳情第32号) 不採択  議会と地域住民には距離があり、意見や質問ができない。また、議員と執行部、市民による三者の懇談の場が少なく、市民に対する説明責任が果たされていないため、市は、議会だけでなく、地域住民の声に耳を傾け、意見に回答すべき。  ついては、地域住民と議会及び市とで密着型三者懇談会、または、説明座談会を開催することを市に働きかけるよう陳情する。 審査で出た意見 ・ 懇談会の開催は、税の使い道に対する透明性が向上し、市民の市政への理解が深まり、行政の信頼が高まっていくと考えることや住民のニーズに即した政策が実現しやすくなると考えることなどから、本陳情を採択したい。 ・ 二元代表制のもと、市議会と市長が独立対等の立場で協議を重ねて政策実現に取り組むとともに、市民との意見交換の場として、まちづくり懇談会を開催するなど、意見聴取も行っている。また、税の使途についても、広報紙などによる公表や監査委員等による確認・公表を行っていることから、市民の声を反映できると考えるため、この陳情は不採択としたい。 厚生常任委員会 付託案件 14件 宇都宮市地域で支え合う自治会条例の制定(議案第38号)可決   自治会が地域活動において果たす役割の重要性を踏まえ、自治会に関する市民等の関心及び理解を深め、市民の自治会への加入や活動への参加、関係者による自治会への協力等の促進を図るため、基本理念や関係者の具体的な役割を規定する条例を制定するもの 高額医療費の限度引き上げの見直しを求める陳情(陳情第33号)不採択  高額療養費制度の限度額が引き上げられようとしており、生活と命を脅かす負担増はやめるべき。ついては、医療費の負担増である高額療養費制度の限度額引上げを見直すことなどを求める意見書を国に提出するよう陳情する。 審査で出た意見 ・ 経済的な理由で治療を断念するケースが増加することが懸念されており、今国会では見送りとなったが、今後、再度提出される可能性もあり、国民の命を守るという観点から、この陳情は採択したい。 ・ 国会でも高額医療費の限度額引き上げ見送りが決定となり、陳情者の願意が達成されているため、この陳情は不採択としたい。 子ども教育常任委員会 付託案件 11件 宇都宮市乳児等通園支援事業の整備及び運営に関する基準を定める条例の制定(議案第42号) 可決   児童福祉法の一部改正により、乳児等通園支援事業の整備及び運営に関する基準を市の条例で定めることとされたことに伴い、当該基準に係る必要な事項を規定するもの 審査で出た意見 ・ 条例の職員基準において、乳児3人、または幼児6人につき、職員1人以上を配置することで受け入れを可能としているが、職員1人が責任をもって保育できる範囲を超えているため、反対である。 環境経済常任委員会 付託案件 11件 宇都宮市太陽光発電事業と地域との調和に関する条例の制定(議案第45号) 可決  太陽光発電施設の適正な設置等について必要な事項を定めることにより、自然環境や景観等の保全、災害の未然防止及び市民の安全で安心な生活環境の確保を図り、もって地域と調和した太陽光発電事業を推進するもの 宇都宮市公園条例の一部改正(議案第46号)可決 ・ 3x3バスケットボールのより一層の普及を図るため、宮原運動公園に3x3バスケットボール場を新設するとともに、当該施設の使用料及び利用料金の上限額を規定するもの 建設常任委員会 付託案件 21件 財産の取得について(議案第58号) 可決  東部総合公園整備運営事業において、新たに整備する屋根付きスケートパーク、BMXパーク、屋根付き多目的広場、芝生広場などを有する特定公園施設等を取得するもの 審査で出た意見 ・ 物価高騰などにより家計がひっ迫している状況であり、ライトラインの西側延伸やJR宇都宮駅西口の再開発など大型事業が控える中で、今、このスポーツ施設が必要なのかという点で疑問があることから、反対である。 新しい委員が決まりました 新委員の紹介 凡 例 氏名(ふりがな) (会派略称) 顔写真 総務常任委員会(9人) 出納室、行政経営部、総合政策部、理財部及び消防局の所管に属する事項や他の常任委員会の所管に属しない事項 ◎委員長 今野 哲也(自民党) ○副委員長 福田 久美子(共産党) 佐藤 孝明(市民連合) 小倉 久美(公明党) 長谷川 武士(自民党) 平松 明夫(清風) 篠﨑 圭一(自民党) 郷間 康久(市民連合) 岡本 芳明(自民党) 厚生常任委員会(9人) 市民まちづくり部及び保健福祉部の所管に属する事項 ◎委員長 若林 芽育(自民党) ○副委員長 大久保 順也(市民連合) 石川 京樹(維新) 小室 かな子(共産党) 成島 隆裕(公明党) 内藤 良弘(自民党) 駒場 昭夫(市民連合) 今井 政範(自民党) 熊本 和夫(自民党) 子ども教育常任委員会(9人) 子ども部及び教育委員会の所管に属する事項 ◎委員長 中塚 英範(市民連合) ○副委員長 矢古宇 芳一(自民党) 河田 敦史(参政党) 横須賀 咲紀(市民連合) 原 ちづる(共産党) 菅野 大造(公明党) 黒子 英明(自民党) 渡辺 道仁(清風) 舟本 肇(自民党) 環境経済常任委員会(9人) 環境部、経済部、魅力創造部及び農業委員会の所管に属する事項 ◎委員長 秋成 大(公明党) ○副委員長 岡本 源二郎(自民党) 佐藤 恭子(維新) 出井 昌子(緑) 菅原 一浩(自民党) 山﨑 昌子(自民党) 福田 智恵(市民連合) 金沢 力(公明党) 小林 紀夫(自民党) 新しい委員が決まりました 建設常任委員会(9人) 検査室、建設部、都市整備部及び上下水道局の所管に属する事項 ◎委員長 手塚 泉(自民党) ○副委員長 岩井 潤子(公明党) 茂木 祐佳里(維新) 柴田 賢司(自民党) 保坂 栄次(未来) 高橋 英樹(市民連合) 久保井 永三(清風) 馬上 剛(自民党) 塚田 典功(自民党) 議会運営委員会(11人) 議会の運営に関する事項、議会の会議規則や委員会に関する条例等に関する事項、議長の諮問に関する事項に関わる調査や、議案・陳情等の審査を行います ◎委員長 山﨑 昌子(自民党) ○副委員長 中塚 英範(市民連合) 石川 京樹(維新) 今野 哲也(自民党) 柴田 賢司(自民党) 篠﨑 圭一(自民党) 福田 久美子(共産党) 手塚 泉(自民党) 大久保 順也(市民連合) 菅野 大造(公明党) 久保井 永三(清風) 広報広聴委員会(11人) 議会広報紙「あなたと市議会」の発行や議会ホームページ、議会に関する市民意見について協議を行います ◎委員長 矢古宇 芳一(自民党) ○副委員長 高橋 英樹(市民連合) 佐藤 恭子(維新) 小室 かな子(共産党) 秋成  大(公明党) 平松 明夫(清風) 山﨑 昌子(自民党) 若林 芽育(自民党) 佐藤 孝明(市民連合) 柴田 賢司(自民党) 篠﨑 圭一(自民党) 皆様のご意見、ご感想をお寄せください! 本市議会では、より多くの方々に議会や市政に対して興味・関心を持ってもらえるよう、「見やすく、わかりやすく伝わる紙面づくり」に取り組んでいます。 今後の紙面づくりの参考にするため、ご意見やご感想を募集しております。下記のQRコードからお気軽にお寄せください! ▲ご意見などは こちらから 令和7年6月定例会から 会派持ち時間制による一般質問を本格実施します 本制度は各会派の所属議員数に応じた質問時間(1人あたり20分)を会派に対し与えるものです。 これにより議員の質問機会の公平性を担保し、一度の定例会においてより多くの議員が質問できるようになります。  ▲議会運営委員会の様子 【議会運営委員会における検討経過】  令和6年4月~ 一般質問の手法の見直しについて         協議(計16回)      9月~ 試行実施(9、12、3月定例会)  令和7年3月   試行実施の結果を踏まえ、令和7         年度からの本格実施を決定 7年度予算審査の概要 令和7年度 一般会計予算の概要  一般会計の7年度当初予算の規模は、前年度に対し、109億8千万円(4.8%)増の2,406億円となります。 各常任委員会の結論 総務常任委員会 起立採決の結果、原案どおり可決 厚生常任委員会 起立採決の結果、原案どおり可決 子ども教育常任委員会 起立採決の結果、原案どおり可決 環境経済常任委員会 起立採決の結果、原案どおり可決 建設常任委員会 起立採決の結果、原案どおり可決 歳入(2,406億円) 自主財源 56.4%(1,355億9,714万円) 依存財源 43.6%(1,050億3,285万円) 市税 40.8%(982億9,500万円) 分担金・負担金 0.5%(11億1,881万円) 使用料・手数料 1.2%(29億6,229万円) 繰入金 3.6%(85億6,172万円) 諸収入 その他自主財源 10.3%(246億5,931万円) 法人事業税交付金 0.6%(15億1,900万円) 地方消費税交付金 5.9%(142億円) 地方交付税 1.5%(35億円) 国・県支出金 28.1%(676億6,065万円) 市債 5.8%(139億4,620万円) 地方特例交付金その他依存財源 1.7%(42億700万円) 総務常任委員会 総務常任委員会の 会議の様子▶ 議員 ≪沖縄県うるま市との連携交流事業≫ Q 今後どのように連携交流を強化していくのか? 執行部 A 7年度は、友好都市締結1周年と、うるま市制施行20周年の節目の年のため、記念事業の実施や本市PRブースをうるま市へ出展することなどを検討していく。 議員 ≪地域内交通における実証運行の実施≫ Q  新たな運行方式による実証実験の内容と今後の展望は? 執行部 A 各停留所間を予約に応じて運行するミーティングポイント型のデマンド方式による実証運行を細谷・上戸祭地区で実施している。  加えて今後、隣接する複数地区による共同運行も検討していく。 厚生常任委員会 厚生常任委員会の会議の様子▶ 議員 ≪自治会活動の支援≫ Q 自治会活動を今後どのように支援していくのか? 執行部 A 高齢者などの活動参加負担軽減を図った自治会に対する支援金の交付、自治会費の口座振替導入費用の助成、地区版の自治会シンポジウムの開催などを、関係者と連携しながら実施予定である。 議員 ≪女性活躍推進事業≫ Q 今後どのような取り組みを行っていくのか? 執行部 A  女性の仕事と健康課題の両立支援セミナーやフェムテック製品の活用促進イベントの開催など、女性がより活躍できる社会を目指して取り組んでいく。 7年度予算審査の概要 歳出(2,406億円) 総務費 8.4%(201億1,144万円) 民生費 42.2%(1,014億3,884万円) 衛生費 7.6%(182億313万円) 労働費 0.0%(7,172万円) 農林水産業費 0.8%(20億15万円) 商工費 11.1%(267億9,052万円) 土木費 11.9%(287億2,325万円) 消防費 2.8%(66億6,287万円) 教育費 9.0%(216億9,385万円) 公債費 5.8%(138億6,200万円) 予備費など 0.0%(1億21万円) 議会費 0.4%(9億7,195万円) ※金額などについては、端数処理を行っています。 環境経済常任委員会 環境経済常任委員会の 会議の様子▶ 議員 ≪都市ブランド戦略≫ Q 宇都宮ブランディングアライアンス(旧宇都 宮ブランド推進協議会)の取り組み内容は? 執行部 A テレビCMなどを活用したブランドプロモーションや、お試し移住体験などの移住定住の促進のほか、プロスポーツと連携した取り組みなどを行っている。 議員 ≪次世代産業イノベーション≫ Q どのような分野の産業を支援するのか? 執行部 A 成長性が高いスタートアップ企業の伴走支援として、農業やスポーツなどさまざまな分野から募集し、支援を行っている。 子ども教育常任委員会 子ども教育常任委員会の 会議の様子▶ 議員 ≪ヤングケアラーの実態調査≫ Q どのように実態調査を行っていくのか? 執行部 A 小中学生は、学校を通じて調査する。  高校生世代は、今後、県と連携・協議しながら、より良い実施方法を決定していく。 議員 ≪デジタル採点ソフトの導入≫ Q  デジタル採点ソフトとは、どのようなものか? 執行部 A  答案をスキャナーで読み込むことで、一括採点ができるソフトであり、採点時間の短縮が期待できる。  また、回答結果がデジタルで集約されるため、業務の効率化なども期待できる。 建設常任委員会 建設常任委員会の会議の様子▶ 議員 ≪JR宇都宮駅西口駅周辺の交通影響調査≫ Q ロータリーへの自動車乗り入れを極力減らす方針だが、道路の混雑対策は? 執行部 A 西口の整備に当たっては、一般車やバスなどの交通影響について調査し、様々な検証を行いながら、必要な対策を検討していく。 議員 ≪大谷景観公園再整備≫ Q どのように再整備していくのか? 執行部 A 7年度に、照明施設、休憩施設、園路などの整備に係る実施設計を行い、8・9年度に整備を行う予定である。 議会のニュース 正副議長選挙  3月25日に馬上剛議長と今井政範副議長の辞任に伴う選挙を行った結果、塚田典功議員が議長に、黒子英明議員が副議長に就任しました。 ▲塚田 典功議長 ▲黒子 英明副議長 意 見 書 ~意見書を国などの関係機関に提出しました~ ◆インクルーシブ教育システムの構築に向け、教育現場の実態調査と環境整備を求める意見書 趣 旨 全国の教育現場における障がいのある子どもによる暴力行為の実態を調査し、教職員の適正な人材配置等の環境整備などを、国において早急に取り組むよう要望する。 ◆選挙の適正な実施を確保するために速やかな対応を求める意見書 趣 旨 今後執行される各種選挙において、選挙活動と称した不当な行為から国民の権利と安全を守り、健全な選挙が守られるよう、所要の法整備を的確に行うことなどを国に強く要望する。 会派の変更  3月31日付で、「健」が解散し、4月1日付で、久保井永三議員が「清風クラブ」に加わりました。 今回の表紙について  今回の表紙は、節目となる200号が発行される「今」の市議会を、皆様にダイレクトにお伝えするため、議場内における現職議員45名の写真を掲載しています。  今後も、議会広報紙を通じて、議会の活動や取り組みなどをお伝えするとともに、より多くの皆様に議会や行政に対する理解を深めていただけるよう、開かれた議会の取り組みを推進していきます! ~開かれた議会の取り組み~ ▲議会体験の様子 ▲高校生との意見交換の様子 ▲中学生の職業体験の様子 井上咲楽のサクサク!うつのみや市議会  次回の放送では、「地域で支え合う取組」について紹介します。 <放送スケジュール> 5月30日(金)午後7時00分~ 6月 1日(日)午前9時15分~ 6月 2日(月)午前7時15分~ とちぎテレビで放送 ↑前回の放送 「大学生の考える宇都宮市」は、 こちらからご覧いただけます! 発行/宇都宮市議会 〒320-8540 栃木県宇都宮市旭1丁目1番5号 編集/宇都宮市議会 広報広聴委員会 電話:028-632-2611 WEBでも情報発信中! HP/宇都宮市議会 検索 スマートフォンやタブレットでも広報紙を見ることができます! マチイロ トチギイーブックス 6月定例会の日程(予定) 月日 6月6日(金) 内容 本会議開会 時刻 午前10時 月日 12日(木)13日(金)16日(月)17日(火) 内容 一般質問 時刻 午前10時 月日 19日(木)20日(金) 内容 各常任委員会 時刻 午前10時 月日 30日(月)内容 本会議閉会 時刻 午前10時 ※上記日程は変更になる可能性がありますので、ご来場の際は、事前にお問い合わせください。 あなたと市議会200号の内容に関するお問い合わせ  028-632-2611 議会事務局政策調査課 ◎「あなたと市議会」200号の印刷費2,027,080円(消費税含む)   ◎次回の発行は、7月下旬の予定です。