建設常任委員会委員長報告(10月2日)

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ページID1016856  更新日 令和6年3月8日

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 建設常任委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を報告いたします。
 最初に、議案第88号「宇都宮市自転車駐車場条例の一部改正」についてでありますが、この議案は、東武宇都宮駅東自転車駐車場の施設の老朽化に伴い、当該自転車駐車場を廃止しようとするものであります。
 次に、議案第89号「宇都宮市手数料条例の一部改正」についてでありますが、この議案は、建築基準法の一部改正により、接道規制の適用除外に係る手続きが合理化されるとともに、仮設興行場等の設置期間の特例が設けられることに伴い、これらの対象となる申請に係る手数料を規定しようとするものであります。
 次に、議案第96号「市道路線の認定について」でありますが、この議案は、生活道路の整備等に伴い、新たに6路線を市道として認定しようとするものであります。
 以上の議案3件は、全会一致で、原案のとおり可決いたしました。
 次に、議案第97号「財産の取得について」でありますが、この議案は、LRT整備事業用地を取得しようとするものであります。
 この議案につきましては、「土地の購入単価について、不動産評価の基準、根拠はどのようになっているのか」との質疑に対し、「近傍の公示価格や近隣の取引事例、不動産鑑定士2者による評価とともに、土地の間口や奥行などの形状を考慮し、単価を決定している。下平出と清原工業団地について、同じようなやり方で金額を設定しており、根拠も、公平性も、十分に確保されている」との説明がありました。
 この議案につきましては、LRTに関する市民からの陳情を考慮し、陳情についての質疑を行った後、採決を行い、起立採決の結果、原案のとおり可決いたしました。
 次に、陳情第71号「宇都宮市が変更計画した(仮称)大谷スマートインターチェンジ設置の事業中止に関する陳情」についてでありますが、その趣旨は、「市で変更した計画は、住宅密集地や農地を通る新規路線で、狭小な場所を無理に通るので、生活環境上、道路構造上も危険であり、道路設計のコンセプトである経済性、周辺環境への配慮の点からも計画の見直しが必要不可欠である。ついては、現在、市で変更計画しているスマートインターチェンジの事業中止など、4項目について陳情する」というものであります。
 この陳情につきましては、「今回の唐突な変更に非常に不安をもっており、大変な課題であると認識している。また、地元の皆さんからは、納得できないという話がたくさんあることなどから、この陳情は採択としたい」との意見がありましたが、「新たな設計は、経済的な効果も含めて理解を得られやすいものとなっていると認識している。地元の方々の御了解をいただく努力と説明をさらに進めることを求めて、この陳情は不採択としたい」などの意見が多く、起立採決の結果、不採択と決定いたしました。
 次に、陳情第72号「ネットワーク型コンパクトシティを具現化するための居住や都市機能の充実を図るため、さまざまな規制などを柔軟に対応することを求める陳情」についてでありますが、その趣旨は、「地域拠点から離れた砂田町は、人口減少と高齢化が顕著に進んでおり、隣接しているインターパーク内の人口増加と発展に反して、将来展望も描けず限界集落化していくことが予想され、市内に同様な地区もあることと思われる。ついては、市街化調整区域と農村地域について、超高齢社会や人口減少社会においても、継続的な自治会運営とコミュニティーの維持などが図られるよう、地域住民の声が反映された柔軟かつ的確に対応した地区計画制度の運用を推進するよう陳情する」というものであります。
 この陳情につきましては、「ネットワーク型コンパクトシティの形成により、農業従事者の不安が深まっていると聞いている。限界集落や農業者の不安の解消は大変重要であるが、この問題については判断できかねるため、この陳情は継続審査としたい」との意見がありましたが、「陳情の趣旨については、非常に理解できる。市は、今までも丁寧に各地域で説明しているが、政策の考え方、本市の進むべき方向性について、地域の皆さんに御理解いただくよう、さらなる努力を求めてこの陳情は採択としたい」などの意見が多く、継続審査を求める意見が退けられたあと、退席する委員もおりましたが、全会一致で、採択と決定いたしました。
 次に、陳情第73号「住宅開発の安全確認についての陳情」についてでありますが、その趣旨は、「竹林町で行われた宅地分譲住宅開発に対し、隣接住民、購入者含め8名連記で陳情したが、実態、状態をわかりやすくするため、審議を求める。ついては、国交省発の市回覧板のとおり現地確認をし、必要な対策を検討、審議するよう陳情する」というものであります。
 この陳情につきましては、「現地を確認したが、塀の隙間が空きすぎるなど、不安が残っていることから、この陳情は採択としたい」との意見がありましたが、「これまでも議会に陳情が出されているが、施工業者との間で対応をしていただくことが望ましいと、陳情審査の中で、何回も発言している。市や議会が関与するものではなく、紛争処理に関するものは、当事者双方で対応していただくものであることから、この陳情は不採択としたい」などの意見が多く、起立採決の結果、不採択と決定いたしました。
 次に、陳情第75号「平石中央小学校の敷地を削り、当該学校前に遮断機のない踏切を作るなど問題の多い宇都宮市のLRT導入計画の中止を求める陳情」についてでありますが、その趣旨は、「現在、宇都宮市が進めているLRT導入計画は、平石中央小学校の敷地を削ってLRTを通すことによる教育環境の悪化、健康被害の危険性など問題がある。ついては、LRT導入計画を中止する議決をするよう陳情する」というものであります。
 この陳情につきましては、「平石中央小学校付近では、フェンスの設置によりコミュニティーが分断される。また、辰街道の交差点は交通量が多く、トラックなどが信号機で止まれるのか心配である。これらの不安は解消されていないことから、この陳情は採択としたい」との意見がありましたが、「LRT事業については、振動や騒音、電気的な障害、風圧等に配慮された最新の手法を用いており、教育環境の悪化や健康被害の問題はない。また、厳しい審査のある軌道運送高度化実施計画の認可を得ており、法律的にも、慎重に事業が行われている。さらに、学校北側の道路の拡幅、LRT側面のフェンスの設置など、安全性についても担保されている。今まで以上に市民理解を得るための努力を図りながら、事業を進めることが重要であることからこの陳情は不採択としたい」などの意見が多く、起立採決の結果、不採択と決定いたしました。
 次に、陳情第76号「市民合意を得ていない宇都宮市のLRT建設計画の中止を求める陳情」についてでありますが、その趣旨は、「現在、宇都宮市が進めているLRT建設計画は、市民合意を得ていないことや小学校児童の安全が脅かされ、学習環境の悪化を招くことなど問題がある。ついては、LRT建設計画を中止するよう陳情する」というものであります。
 この陳情につきましては、「災害時の安全性が担保されているとは理解できない。この問題は、大変重要であることから、この陳情は採択としたい」との意見がありましたが、「避難所としての機能に関わる部分については、LRTの用地取得による影響はない。陳情者の心配は理解できるが、現在の機能は損なわれないことから、この陳情は不採択としたい」などの意見が多く、起立採決の結果、不採択と決定いたしました。
 これをもちまして、建設常任委員会委員長報告を終わります。

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