大谷石のまち
大谷石は、今からおよそ2,000万年前の火山噴出により堆積した凝灰岩で、宇都宮の北西・大谷地区周辺で産出されることから、通称、大谷石といわれています。
現在でも大谷石は採掘されており、その大部分は地下数十メートルの場所から掘り出されています。
塀や蔵などに使われることで広く知られていますが、軟らかく温かみのある独特の質感を生かし、薄く切断して内・外装として利用するほか、大谷石が持つさまざまな特長を生かして、加工品や土壌改良剤などとしても活用され、多くの人たちに親しまれています。
さまざまな表情があらゆる空間に溶け込み、皆さんの暮らしを豊かに演出する大谷石の魅力に、ぜひ、触れてみてください。