環境経済常任委員会委員長報告(3月24日)

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ページID1008954  更新日 令和6年3月8日

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 環境経済常任委員会に付託されました議案につきまして、審査の経過と結果を報告いたします。
 最初に、議案第20号「平成23年度宇都宮市一般会計」のうち、本委員会に関係する部分についてでありますが、その主なものを申し上げますと、歳出第20款衛生費におきまして、もったいない運動の推進や地球温暖化対策実行計画の策定、住宅用太陽光発電システム及び高効率給湯器設置費の助成などに要する地球温暖化対策費、全市域における家庭系ごみ収集運搬業務の委託等に要するごみ収集費、生活排水処理事業特別会計への繰出金その他を計上しようとするものであります。
 第25款労働費におきましては、事業主の都合による離職者などを常用の労働者として雇用した市内事業者に交付する雇用助成金や、国の交付金を活用した緊急雇用創出等事業を実施するための雇用支援対策費などを計上しようとするものであります。
 第30款農林水産業費におきましては、農産物のブランド化やバイオマスタウンの推進に要する農業企画費、土地利用型農業生産施設の整備や米粉の利用促進,水田農業の構造改革等に要する水田農業振興費、農林公園ろまんちっく村の指定管理者による施設管理運営等に要する農林公園管理費などを計上しようとするものであります。
 第35款商工費におきましては、金融機関との協調融資により、低利で有利な事業資金融資を行うことで、中小企業の資金調達を円滑にし、経営の安定化を図るための金融対策費、企業の立地・事業拡大の助成や企業誘致のための情報収集等に要する企業誘致推進費、中心商業地への出店促進や空き店舗を活用した事業実施時の内装改造費用や家賃などの助成等に要する商店街振興費などを計上しようとするものであります。
 債務負担行為につきましては、一般廃棄物処理施設基本構想策定業務委託ほか6件にこれを設定しようとするものであります。
 この議案につきましては、「森林保全費において、鳥獣被害対策事業補助金が計上されているが、前年度予算に比べどのように拡充したのか。また、冒険活動センターにおいては、どのようにイノシシ対策を講じるのか」との質疑に対し、「鳥獣被害対策事業補助金のうち、わな購入費補助金については、前年度において、当初見込みの約2倍の申請件数があった事を踏まえ増額したほか、防護柵設置補助金についても対象をイノシシだけではなく,ハクビシン対策にも適用するよう拡充した。また、冒険活動センター敷地内の森林管理においては、とちぎの元気な森づくり県民税を活用した事業として、21.7ヘクタールの下草刈りを実施する予定であり、イノシシが出にくい環境作りに努めていきたい」との説明がありました。
 この議案につきましては、起立採決の結果原案のとおり可決いたしました。
 次に、議案第25号「平成23年度宇都宮市生活排水処理事業特別会計予算」についてでありますが、この議案は、歳出につきまして、各処理施設の維持管理に要する施設管理費などを計上し、歳入につきましては、各処理施設の使用料や一般会計繰入金などを計上し、予算総額を17億7,224万1,000円にしようとするものであります。
 地方債につきましては、地域下水処理事業費について、起債の目的、限度額などを定めようとするものであります。
 次に、議案第26号「平成23年度宇都宮市競輪特別会計予算」についてでありますが、この議案は、歳出につきまして、記念競輪や普通競輪開催に要する開催費、競輪場競走路整備工事に係る建設費ほか、一般会計への繰出金2億円を計上しようとするものであります。
 歳入につきましては、150億3,700万円の事業収入や他の競輪場で開催される特別競輪などの受託場外車券売り場開設に伴う競輪場貸付料や競輪事業基金からの繰入金などを計上し、予算総額を158億8,554万7,000円にしようとするものであります。
 次に、議案第27号「平成23年度宇都宮市駐車場特別会計予算」についてでありますが、この議案は、歳出につきまして、各駐車場の業務管理費などを計上し、歳入につきましては、指定管理者からの納付金、一般会計からの繰入金などを計上し、予算総額を2億6,020万8,000円にしようとするものであります。
 次に、議案第38号「平成23年度宇都宮市中央卸売市場事業会計予算」についてでありますが、この議案は、収益的支出におきまして6億1,729万4,000円、資本的支出におきましては1億4,660万4,000円を計上し、予算総額を7億6,389万8,000円にしようとするものであります。
 主な事業としては、市場取扱量を、青果物14万9,178トン、水産物2万2,353トンと見込み、この関連経費を計上しようとするものであります。これらの収入につきましては、収益的収入・資本的収入計6億6,453万2,000円を計上しようとするものであります。
 資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額につきましては、過年度分損益勘定留保資金などで補てんしようとするものであります。
 次に、議案第46号「宇都宮市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正」についてでありますが、この議案は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部改正に伴い、熱回収施設設置者の認定制度が設けられたことから、当該制度に係る認定申請手数料等を定めようとするものであります。
 以上の議案5件は、全会一致で原案のとおり可決いたしました。
 続きまして、本日の会議において付託されました議案第58号「平成22年度宇都宮市一般会計補正予算(第7号)」のうち、本委員会に関係する部分についてでありますがこの議案は、歳出第20款 衛生費におきまして、被災した建物の木材や瓦などの災害廃棄物の処理に伴い、廃棄物適正処理対策費を追加計上しようとするものであります。
 繰越明許費につきましては、年度末の完了が見込めない災害廃棄物処理事業について、これを設定しようとするものであります。
 この議案は,先ほどの委員会におきまして全会一致で原案のとおり可決いたしました。
 これをもちまして,環境経済常任委員会委員長報告を終わります。

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