厚生常任委員会委員長報告(9月27日)

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ページID1012417  更新日 令和6年3月8日

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 厚生常任委員会に付託されました議案につきまして、審査の経過と結果を報告いたします。
 最初に、議案第98号「平成28年度宇都宮市一般会計補正予算(第2号)」のうち、本委員会に関係する部分についてでありますが、この議案は、歳出第10款総務費におきまして、マイナンバーカードの早期交付に向けた体制強化に伴い、個人番号事務費を追加計上しようとするものであります。
 第20款衛生費におきましては、B型肝炎予防接種の定期接種化に伴い、予防接種費を追加計上しようとするものであります。
 この議案につきましては、「個人番号については、制度の見直しが必要であると考えているため、この議案には賛成できない」との意見がありましたが、起立採決の結果、原案のとおり可決いたしました。
 次に、議案第99号「平成28年度宇都宮市介護保険特別会計補正予算(第1号)」についてでありますが、この議案は、歳出におきまして、地域支援事業支援交付金の精算に伴い、過年度補助等返還金を追加計上し、歳入におきましては、繰越金を追加計上し、歳入歳出それぞれ276万4,000円を追加計上して、予算総額を291億4,372万6,000円に補正しようとするものであります。
 次に、議案第104号「宇都宮市コミュニティセンター条例の一部改正」についてでありますが、この議案は、エレベーター設置工事の進捗に伴い、総合コミュニティセンターの供用を再開しようとするものであります。
 次に、議案第105号「宇都宮市印鑑条例の一部改正」についてでありますが、この議案は、個人番号カードを利用してコンビニエンスストア等に設置されているキオスク端末により印鑑登録証明書を交付するサービスを開始するため、その交付手続について規定しようとするものであります。
 この議案につきましては、「現在、印鑑登録証明書は、窓口においても交付しているが、個人番号カードを持っている市民は、印鑑登録カードと併せて2枚持つことになるのか、カードを1枚に統一することはできないか」との質疑に対し、「現在のところ、個人番号カードによる印鑑登録証明書の交付は、コンビニエンスストア等のキオスク端末でのみの利用であり、窓口で印鑑登録証明書の交付を受ける場合には、今後も印鑑登録カードが必要である。カードの統一については個人番号カードの即日交付ができないなどの課題もあるため、他市の状況を見ながら引き続き、検討していきたい」との説明がありました。
 次に、議案第106号「宇都宮市社会福祉審議会条例の一部改正」についてでありますが、この議案は、国の地方分権改革における社会福祉法の一部改正により、社会福祉審議会において精神障がい者福祉に関する事項を調査審議できることとされたことを踏まえ、当該事項を宇都宮市社会福祉審議会の所掌事務として位置付けようとするものであります。
 次に、議案第107号「宇都宮市旅館業法施行条例の一部改正」についてでありますが、この議案は、旅館業法施行令の一部改正により、簡易宿所営業の施設における客室の延床面積の基準が緩和されたことを踏まえ、簡易宿所営業の施設における客室の床面積及び収容定員の基準を変更しようとするものであります。
 この議案につきましては、「今回の改正により、民泊に近い宿泊形態が可能になるということであるが、先行自治体においては、ごみ出し等で近隣住民とのトラブルが発生していると聞いている。トラブルの未然防止に向けて、市の指導などが必要と考えるがどの様に対応していくのか」との質疑に対し、「簡易宿所営業の許可を受けることにより、旅館業法の施設として市が監視指導を行っていくこととなる。必要に応じて、立ち入りを行うなど、適切に対応していく」との説明がありました。
 以上の議案5件は、全会一致で原案のとおり可決いたしました。
 これをもちまして、厚生常任委員会委員長報告を終わります。

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