文教消防水道常任委員会委員長報告(3月25日)

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1009014  更新日 令和6年3月8日

印刷 大きな文字で印刷

 文教消防水道常任委員会に付託されました議案につきまして、審査の経過と結果を報告いたします。
 最初に、議案第26号「平成22年度宇都宮市一般会計予算」のうち、本委員会に関係する部分についてでありますが、その主なものを申し上げますと、歳出第45款消防費におきましては、消防団員に対する報酬などの消防団費、高規格救急自動車など車両15台を更新するなどの消防車等整備費などを計上しようとするものであります。
 第50款教育費のうち、教育総務費におきましては、6つのモデル地域学校園において小中一貫教育カリキュラムなどを実施するための小中一貫教育推進費、新規事業として全小中学校へ児童生徒学習情報システムを導入するためなどの学校管理事務費、全小中学校に設置された魅力ある学校づくり地域協議会への交付金などの教育奨励費、特別な支援を必要とする児童生徒への支援のための特別支援教育費などを計上しようとするものであります。
 小学校費と中学校費におきましては、小中学校の維持管理や運営に関する経費、学校給食調理業務委託や学校栄養士の全校への配置などのための給食運営費、宮の原小学校や雀宮中学校の校舎大規模改造や耐震補強工事、平石中央小学校や瑞穂野北小学校の屋内運動場耐震補強工事、小中学校の校舎等の整備のための学校建設費などを計上しようとするものであります。
 社会教育費におきましては、家庭教育力向上事業や児童の放課後対策を推進するための宮っ子ステーション事業などの家庭・地域教育推進費、市立図書館など4施設の管理運営や第3図書館の開設準備のための図書館管理運営費、文化会館や美術館の管理運営費、第3図書館の建設のための図書館建設費などを計上しようとするものであります。
 保健体育費におきましては、宇都宮マラソン大会の開催やこれまでの森林公園周辺でのレースに加え、新たに市街地でのレースを行うジャパンカップサイクルロードレース大会開催などのための社会体育事業費、財団法人宇都宮市体育文化振興公社への指定管理料と上河内地区・河内地区のスポーツ施設の管理運営のための体育施設管理費、体育施設の整備改修のための体育施設等整備費などを計上しようとするものであります。
 この議案につきましては、教育費において「小中一貫教育の推進にあたり、モデル校に指導助手を配置する必要があるのか。また、平成24年度を予定している全校実施の際は全校に指導助手を配置するのか」との質疑に対し、「小中一貫教育を推進するにあたっては、様々な業務が想定され、その業務に携わる教員と小中学校交流授業を行うための教員が必要となるため、その補充として2名の指導助手を考えている。全校実施する際の指導助手の配置については、モデル校で行う2年間の検証を踏まえて万全の体制で取り組んでいきたい」との説明がありました。
 さらに、「小中一貫教育を推進するにあたっては、モデル校とそれ以外の学校に格差が生じないようお願いしたい」との要望がありました。
 また、「新規事業として予算計上されている児童生徒学習情報システム導入経費について、その導入の目的と、期待できる効果は何か」との質疑に対し、「このシステムは、児童生徒の成績処理を行うためのシステムであり、成績処理のほかに、学習情報の蓄積や通知表の作成補助を行うことができる。導入の目的は、教職員の事務の軽減及び学校間での事務処理の標準化であり、効果としては、教職員が児童生徒と向き合う時間をより多く確保することが期待できる」との説明がありました。
 次に、議案第42号「平成22年度宇都宮市育英事業特別会計予算」についてでありますが、この議案は、歳出におきまして、新規貸付者152名を見込み、継続貸付者405名と合わせて557名に対する奨学資金貸付金その他を計上し、歳入におきましては、貸付金収入、一般会計からの繰入金その他を計上し、予算総額を2億5,983万9,000円にしようとするものであります。
 次に、議案第44号「平成22年度宇都宮市水道事業会計予算」についてでありますが、この議案は、収益的支出において94億1,016万4,000円、資本的支出において71億6,479万7,000円を計上し、予算総額を165億7,496万1,000円にしようとするものであります。
 主な事業としては、年間総給水量を6,371万6,000立方メートルと見込み、この関連経費を計上するほか、第6期水道拡張費、配水管整備費、企業債償還金などを計上しようとするものであります。
 これらの収入につきましては、収益的収入・資本的収入計135億3,124万8,000円を計上しようとするものであります。
 資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額につきましては、減債積立金取り崩し額などで補てんしようとするものであります。
 債務負担行為につきましては、開栓・休止等 電話受付業務委託にこれを設定しようとするものであります。
 企業債につきましては、第6期水道拡張費ほか1件について、起債の目的、限度額などを定めようとするものであります。
 次に、議案第45号「平成22年度宇都宮市下水道事業会計予算」についてでありますが、この議案は、収益的支出において116億591万6,000円、資本的支出において108億125万6,000円を計上し、予算総額を224億717万2,000円にしようとするものであります。
 主な事業としては、年間総処理水量を7,342万6,000立方メートルと見込み、この関連経費を計上するほか、公共下水道建設費、特定環境保全公共下水道建設費、企業債償還金などを計上しようとするものであります。
 これらの収入につきましては、収益的収入・資本的収入計176億9,077万4,000円を計上しようとするものであります。
 資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額につきましては、当年度分損益勘定留保資金などで補てんしようとするものであります。
 債務負担行為につきましては、平成22年度河内水再生センター水処理施設増設建設工事委託ほか2件に、これを設定しようとするものであります。
 企業債につきましては、公共下水道建設費ほか2件について、起債の目的、限度額などを定めようとするものであります。
 次に、議案第67号「宇都宮市火災予防条例の一部改正」についてでありますが、この議案は、カラオケボックス等の個室型店舗における防火安全対策を強化するため、避難経路を確保できるよう、外開き戸の構造について制限しようとするものであります。
 次に、議案第68号宇都宮市生涯学習センター条例の一部改正についてでありますが、この議案は、地域教育とまちづくりの一体的推進を図るため、中央生涯学習センターが有する機能の一部を生涯学習課に移管するとともに、東生涯学習センターの主たる位置を変更しようとするものであります。
 以上の議案6件は、全会一致で原案のとおり可決いたしました。
 これをもちまして、文教消防水道常任委員会委員長報告を終わります。

このページに関するお問い合わせ

議会事務局 議事課
電話番号:028-632-2608 ファクス:028-632-2613
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。