環境経済常任委員会委員長報告(10月1日)

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ページID1008817  更新日 令和6年3月8日

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 環境経済常任委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を報告いたします。
 最初に、議案第126号「平成25年度宇都宮市一般会計補正予算(第5号)」のうち、本委員会に関係する部分についてでありますが、この議案は、歳出第30款農林水産業費におきまして、遅霜や低温による農作物被害に対応するための果樹防霜施設緊急整備事業の実施に伴う園芸作物生産振興費、大豆・そばを対象とした放射性物質の吸収抑制対策事業の実施に伴う水田農業振興費その他を追加計上しようとするものであります。
 この議案は、全会一致で原案のとおり可決いたしました。 
 次に、陳情第42号「『容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書』の採択を求める陳情」についてでありますが、その趣旨は、「容器包装リサイクル法は、循環型社会形成推進基本法の3Rの優先順位に反し、リサイクル優先に偏っているため、家庭ごみの総排出量の減量は不十分で、環境によい リユース容器が激減し、リサイクルに適さない容器包装が未だに使われている。根本的な問題は、自治体が税負担で容器包装を分別収集し、リサイクルに必要な総費用の約8割が製品価格に内部化されていないことにある。このため、容器包装を選択する事業者には、環境配慮設計等に取り組もうとするインセンティブが働かず、ごみを減らそうと努力する市民には負担のあり方について不公平感が高まっている。
 ついては、容器包装の拡大生産者責任を強化し、リサイクルの社会的コストを低減するため、分別収集・選別保管の費用について、製品価格への内部化を進めることなど3項目について、国に意見書を提出してほしい」というものであります。
 この陳情につきましては、「陳情の趣旨は理解できるが、学校牛乳のびん化については、経費面・回収方法などにおいて、さまざまな課題があり、レジ袋の有料化についても、十分な市民理解が得られていないことなどから、具体的な陳情事項の実現は難しい」との意見が多く、起立採決の結果、不採択と決定いたしました。
 これをもちまして、環境経済常任委員会委員長報告を終わります。

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