救急 よくある質問
FAQ-ID:120030011
質問心肺蘇生方法について知りたい。(乳児・小児・一人法・二人法)
回答
胸骨圧迫と人工呼吸を併せて行う方法を「心肺蘇生法」といいます。心肺蘇生法には、次の方法があります。
(一人法)
一人で胸骨圧迫と人工呼吸を行うものです。
胸骨圧迫を30回行った後、人工呼吸を2回行うというリズムを保ちなが一人で行います。
胸骨圧迫は1分間に少なくとも100回のリズムで「1、2、3、・・・29、30」と圧迫する時に声を出し、人工呼吸は胸が軽く膨らむ程度約1秒かけて2回吹き込みます。この動作を救急隊に引継ぐまで、または傷病者が目を開けたり、普段どおりの呼吸が出現するまで続けてください。
(二人法)
二人で協力して心肺蘇生を行うもので、非常に効果的な方法です。
一人が胸骨圧迫を30回行った後、もう一人が人工呼吸を2回行い、これを繰り返します。
(新生児(28日未満)、乳児(1歳未満)の場合)
- 胸骨圧迫
2本指で胸の厚さの約3分の1くぼむまで押し下げるように圧迫してください。 - 圧迫する部分
左右乳頭を結ぶ線の少し足側を目安とした胸の真ん中です。 - リズム
圧迫は1分間に少なくとも100回のリズムで続けます。 - 胸骨圧迫と人工呼吸の割合
30対2で行います。
(小児(1歳から8歳未満)の場合)
- 胸骨圧迫
両手(片手でもよい)で胸の厚さの約3分の1くぼむまで押し下げるように圧迫してください。 - 圧迫する部分
成人の場合と同様に胸の真ん中(両乳頭を結ぶ線の真ん中)です。 - リズム
圧迫は1分間に少なくとも100回のリズムで続けます。 - 胸骨圧迫と人工呼吸の割合
30対2で行います。
この内容についてのお問い合わせ先
警防課救急グループ
電話:028-625-3008