タブレット端末利活用検討会
視察概要
視察日 平成27年7月2日、3日
視察先 東京都立川市 議会ICTの取組みについて
滋賀県大津市 同上
参加者 小林紀夫、今井政範、佐々木均、 小平美智雄、
村田雅彦、 馬上剛、 半貫光芳、 福田久美子
タブレット端末利活用検討会会長 小林紀夫
本検討会においては、タブレット端末の利活用及び今後の議会ICT化の方向性の検討に資するため、先進都市の実施状況等について行政視察を行った。
1 東京都立川市における取組みについて
立川市では、議員への情報の効率的な伝達方法の確立と省資源化を目的として、平成26年9月からタブレット端末を導入している。
導入にあたっては、全議員や会派ごとによる操作説明会を実施したほか、電子機器に不慣れな議員もいることから、紙の資料配布と併行して運用している点は、円滑な導入を図る点で参考になった。
導入効果については、各種行政計画などが、データで格納され、持ち運べることで、市民への説明に活用するなど、議会活動の利便性が図られた点は、参考になった。
2 滋賀県大津市における取組みについて
議場放送設備が故障したことにより、単に放送設備を改修するのではなく、将来を見据えた計画に取り組むということで、計画的に議会運営において順次ICT化を進めている。
具体的には、平成25年5月に、無線に比べて電波障害が少ないなどの赤外線マイクシステムの導入及び47型液晶モニター等の設置を行い、平成26年2月に150インチの電動大型スクリーンを設置し、11月の通常会議から、タブレット端末を導入した。
タブレット端末を活用し、議会のスケジュールやファイル管理並びに災害時の情報収集・緊急連絡等で使用するメールや掲示板などについては、グループウェアを導入し、資料の保存はクラウドを使用している点は、広範な活用を図る上で参考になった。
また、紙ベースで配っていた資料が電子化され、経費の削減や議案の修正等にかかる人的・経費的面の削減が図られ、議会運営が非常に効率化されてきている点は、参考になった。
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