第6回 明保地区まちづくり懇談会 開催結果
開催日時:平成17年8月26日(金曜日)午後6時から午後8時
開催場所:明保地域コミュニティセンター
参加人数:42名
- 提言
提言1 明保地域コミュニティセンターの駒生グランドチビッコ広場への移転について
提言2 射撃場跡地の利用について - 自由討議
1.駒生グランドチビッコ広場への水道設置について
2.通学路の車両進入制限について
3.通学路への手すりの設置について
4.私道の受け入れについて
5.LRTの導入について
6.高齢化対策について
7.コミュニティビジネスへの支援について
8.漏水多発対策について
9.鶴田第1区画整理地内の調整池の跡地利用について
10.鹿沼街道新旧道路の交差点への信号機の設置について
11.市道1173号線の縁石の改良について
提言1 明保地域コミュニティセンターの駒生グランドチビッコ広場への移転について
- テーマについての現状と課題
現在、明保地区においては、明保地域コミュニティセンターを地域のまちづくりやコミュニティの場としての施設として活用しているところであるが、同センターは地域のエリア外にあるため、各種団体の会合等を行う場合にも距離的に不便であり、同センターでの会合等は避けて欲しいという意見もあるため、非効率な面が多い。そのため、地域のニーズにあった各種事業の推進にも支障を生ずる場合も少なくない。
このような事情により、同センターは明保地域のまちづくり活動拠点施設としてはさまざまな問題を抱えており、地域まちづくり活動に支障をきたしているのが現状である。 - 地域自らできること
同センターの移転時における什器備品等の運搬には、各種団体の協力を得るなどして積極的に行い、スムーズに移転できるよう協力していきたい。
また、移転後には、移転場所の環境整備、清掃等にも地域の各種団体の協力を得るなどして可能な限り積極的な奉仕活動に努めるとともに、地域まちづくりの拠点となるコミュニティの場として、積極的に管理運営していきたい。 - 行政に支援を求めること
明保地域コミュニティセンターの移転におけるハード面においては、すべて行政の施策に頼らざるを得ない。
このテーマについては、平成14年11月12日に城山地区市民センターにおいて開催された「まちづくり懇談会」の際に、質問No.1において要望し、自由討議の中でも今後の改築計画についてさらに要望したところであるが、当時の市長回答では、耐用年限の平成19年度を目途に地域と協議しながら進めていきたいとのことであった。
しかし、同センターの場合は他地区とは事情が異なるので、耐用年限だけにとらわれるのではなく、そのような事情を考慮して駒生グランドチビッコ広場への移転をお願いしたい。
また、現在のセンターでは駐車場が極めて少なく、同センターの利用者は周辺の路上を使用しているのが現状である。移転する場合は、駐車場の確保にも配慮してほしい。
提言に対する市の考え方
【市長】
市民協働のまちづくりを推進し、市民主体の地域づくりを促進するため、地域が自主的に地域の特性を生かし、課題の発見解決に向けた取り組みができるよう、地域活動の拠点となる施設として、中心市街地地区においては、地域コミュニティセンターを整備している。
現在、明保地域コミュニティセンターと同様に、多くの地域コミュニティセンターが小学校敷地内に整備されている。
小学校は生涯学習拠点、防災拠点として地域の中核施設的な役割が期待され、また、地域行事などコミュニティ活動も小学校を活動の場として展開されている。
このように、小学校は地域活動の拠点施設を置くことにふさわしい場所であることから、地域コミュニティセンターは学校敷地内の整備を基本としている。
地域コミュニティセンターの整備については、未整備の地域や耐用年限を過ぎた施設があり、順次整備していきたいと考えている。
現在の明保地域コミュニティセンターは、明保地区の区域外にあることは承知している。改築する際には、場所の選定などについて、地域コミュニティセンターを利用している皆様などと十分に協議しながら検討していく。
提言1についての意見交換
- 明保地域コミュニティセンターの移転について(1)
前回の懇談会の回答は、明保地域コミュニティセンターが区域外にあるという特殊事情を踏まえて改築の時期について配慮するという内容であったので、平成18年度くらいには移転ができるのではないかと期待していた。
チビッコ広場には、市の補助を受けてグランドゴルフ場を整備した。現在、多くの地域住民が活用している。しかし、地域コミュニティセンターを設置する場所として最も適しており、移転することにより、グランドゴルフ場が利用できなくなってもやむを得ないと考えている。その場合には、民間企業の運動施設の借用も考えているが、それが不可能であれば、射撃場跡地を文化的な価値を残しながら活用できるような方法も検討してほしい。
【市民協働課長】
市内には地域コミュニティセンターがまだ整備されていない地域がある。また、すでに耐用年限が経過して老朽化が進んでいる施設もあり、その中でも明保地域コミュニティセンターが一番新しい施設である。そのような事情があるので、改築はもう少し待っていただきたい。 - 明保地域コミュニティセンターの移転について(2)
コミュニティセンターは住民の憩いの拠点であると思うが、明保地区の北部からコミュニティセンターまではかなり距離があるうえ、高齢者にとっては十郎ケ坂を登るのは大変なことである。コミュニテBセンターは、まちの中心にあってこそ活きた憩いの場となり、高齢化対策として重要であると思う。それらのことを考慮して移転を考えてほしい。
【市長】
高齢化を見据えた政策として、憩いの場や運動ができる環境などを整備し、また、高齢化により交通弱者が増えていくため、新交通システムに加えて、鉄道、バス、福祉タクシーなども含めた公共交通の整備を進めている。 - 明保地域コミュニティセンターの移転について(3)
地域の活動拠点となる施設について、明保地域コミュニティセンターは、区域外に立地していることだけではなく、明保地区からひと山越えるという立地が一番の問題である。また、明保地区には各自治会にも集会所などの施設がない。地域コミュニティセンターは学校敷地内の整備が基本であっても、そのような事情を考慮し、チビッコ広場に限らず明保地区内の適地に移転してほしい。
【市長】
明保地域コミュニティセンターを改築する時期が来たら、地域の皆さんの意見を尊重して進めていきたい。
提言2 射撃場跡地の利用について
- テーマについての現状と課題
駒生グランド西側の射撃場跡地は、現在、国有地として関東財務局総括国有財産管理官の管理の下に置かれている。約9万平方メートルの広大な敷地内は、希少な絶滅危惧品種の植物や昆虫の生息地として貴重であると認識されており、環境省及び栃木県により特別指定の湿地帯に指定されている。
これは宇都宮市の教育委員会によって重点調査地域に指定されたことでも明らかであり、環境保全の見地からも、その保存は重要な課題とされている。また、文化財保護の立場からも、現在数少なくなった戦時期の歴史的遺産として重要な位置付がなされている。
しかし、管理者である関東財務局においては、その環境保全に対しての対応はなく、希少な植物・昆虫は絶滅の危機に直面している。また、国有地売却の意向が強く、民間に売却された際には、乱開発に直面して貴重な文化財的意義を喪失することは明らかである。 - 地域自らできること
射撃場跡地が、私たち地域の身近な行政機関の所有になり、植物公園として利用可能になった場合は、近隣の学校及びPTA、地域の子ども会、婦人会、老人会等の地域社会・教育関係諸団体による活動の活性化を促し、また環境省ならびに栃木県や宇都宮市で活動する自然・環境保護団体に働きかけ、その協働のもとで次のような活動を展開したい。
環境教育の場として自然観察および植物昆虫の育成保護活動
地域住民の可能な範囲内での環境整備活動 - 行政に支援を求めること
関東財務局宇都宮財務事務所に赴き、射撃場跡地について事情を説明し意向を尋ねたところ、同局は速やかな売却の意向を示しており、地元の事情を理解のうえ、可能ならば行政機関が売却に応じてくれることが最適かつ最善であるとの意向を示している。現状において行政機関の取得に関しては、かなり柔軟な姿勢が望めるものと考えられる。
地域では、宇都宮市が射撃場跡地の買収の交渉に臨み市有地として保有し、植物公園として活用できるような整備を強く希望している。その上において環境保全の何らかの条例制定のもと、将来的に市の文化財としての保全に努めることを切に希望する。
提言に対する市の考え方
【市長】
駒生射撃場跡地については、大谷地区から中心市街地に入り込む緑のネットワークを形成する緑地として、一部は湧水より湿地を形成し、湿地性・草原性の生物が生息するなど、自然環境豊かな土地となっている。
また、平成13年度には環境省の「日本の重要湿地500」の一つに選定されるなど、本市としても、その重要性・希少性を十分に認識している。
平成14年度より、貴重な動植物が生息する湿地や歴史的価値を有する土塁など全国的レベルの価値を有する財産が存在することから、所有者である国に対し、自ら保全されるよう要望してきた。
公園・緑地の配置状況や公共施設としての必要性、緊急性など、本市が当該地を取得して公園や施設等の整備を行うことは難しい。
国は、引き続き当該地を売却する方針であるが、現在のところ売却には至っていない状況である。
今後、防犯や防災上の対策も含めて、湿地や土塁を国が自らの責任で適切な保全管理が行われるように、引き続き要望していく。
提言2についての意見交換
- 射撃場跡地の利用について(1)
私も4,5年前に、市の職員と環境省と財務省に行き射撃場跡地の件について話したが、財務省としては、国の財政事情から処分したいということだった。また、1億円で市が取得できるという確約をした。射撃場跡地を市有地として保全していくことは重要であり、決して無駄な支出ではないと思う。ぜひ、一歩進んで積極的な取り組みをお願いしたい。
また、西側の湿地帯の貴重な動物等の保護により、これまで利用計画が進まなかったと思うが、東側に体育施設を整備するなど、西側と東側を分けて活用するということを考えれば良いのではないか。
【総合政策部長】
市としては、国が整備し保全することを要望しており、買収についての要望はしない。 - 射撃場跡地の利用について(2)
射撃場跡地には、長野県白馬と同じような種類豊富な花が咲いている。この場所を、整備して利用できれば、市民の憩いの場ともなると思う。近くにこのようなすばらしい場所があるので、ぜひ市で買収してほしい。
自由討議
1 駒生グランドチビッコ広場への水道設置について
- 駒生グランドチビッコ広場は、地域住民の憩いの場として、子どもからお年寄りに毎日のように利用されている。また、明保地区の自主防災会の倉庫が設置されている。しかし、現在、水道設備がないため、衛生的な問題や、防災訓練の際の水を必要とすることから、地域住民から要望があり、その都度明保地区自治会連合会長が、市の関係課に設置を要望してきた。
秋には、多くの住民が参加する自主防災訓練を予定しており、炊き出しやバケツリレーを行うため水が必要である。水道が早急に設置されることを期待する。 - 駒生運動公園の水道を利用する場合、道路を渡ることになり、子どもたちや、防災訓練でバケツを持って渡ったりする人にとって、交通事故の危険性があると思われる。
- 駒生運動公園の水道はトイレの水道である。今後、市民協働を推進していくうえで、行政の画一的な決まりで対応するのではなく、地域の要望や必要性に対して弾力的に対応してほしい。
- 明保地域コミュニティセンターの駒生グランドチビッコ広場への移設に先行して、水道を設置することができないか。
- 駒生グランドチビッコ広場には自主防災会の倉庫があり、訓練をするためには水道水が必要であるという特別な要因を考慮してほしい。
【市長】
- チビッコ広場は、市内各所に設置されており、それぞれ自治会等に管理していただいている。また、チビッコ広場を設置する場合には、遊具の一部やその管理にあたっての修繕費等については、市が補助をしているが、水道をはじめ付帯設備については、補助の対象としていないため、隣の駒生運動公園の水道を利用していただきたい。
- 道路を渡らないように、駒生運動公園の水道からホースで水を引くことは可能ではないか。
【総合政策部長】
- 弾力的に対応できる場合とできない場合があり、数多くのチビッコ広場がある中で、特殊な事情がなくこの場所だけに水道を設置することはできない。
- 明保地域コミュニティセンターの移設が決定すれば、先行して水道を設置することもできるかもしれないが、現時点では移設の見通しが立っていない。
【市長】
- 特殊な事情があっても、特定の地域だけに対応することはできないが、何らかの解決方法がないか検討したい。
【後日回答】
防災訓練の実施の際には、上下水道局の所有するポリタンクを地域に貸し出したい。
2 通学路の車両進入制限について
明保小学校の東門から十郎ケ峰へ続く通学路は、車両進入を控えてもらうよう市が設置した通行禁止の立て看板により注意を促しているところではあるが、特別な規制がなく効果が小さい。
子どもたちの安全確保のために、できれば終日が望ましいが、通学時間帯だけでも車両の進入を完全に禁止するなどの対策を講じてほしい。
【市長】
当該道路は、私道であるが、土地所有者や隣接する自治会等の承認を得られれば、車両の進入を防ぐ車止めの設置等の方策を早急に講じていきたい。
なお、車止めを設置する時間帯や設置方法等については、学校や保護者、地域と十分に協議して決めていくが、実施にあたっては管理等について地域の皆さんにもご協力いただきたい。
3 通学路への手すりの設置について
明保小学校の東門から十郎ケ峰へ続く通学路は、雪が降ったりすると非常に滑りやすい。そこで、道路の片側に手すりを設置してほしい。
【後日回答】
当該通学路は,通常は歩行者・自転車専用道路であるが、土地の維持管理や緊急時には車の通行の必要性があり、手すりの設置が難しい状況にあるため,今後とも降雪時には学校や地域と連携を図りながら雪かきをしたり融雪剤をまいたりして、児童の登下校の安全確保に努めていく。
4 私道の受け入れについて
明保小学校の東門から十郎ケ峰へ続く通学路は、私有地であるが、所有者が市への移管を申し出た場合には、受け入れるのか。
【土木管理課長】
私道の受け入れの条件は、幅員が4メートル以上あり、道路の両端が公道に接続することを基本として、分筆が明確にされていることなど、様々な状況によるので、詳細については、後日土木管理課で相談を受けたい。
5 LRTの導入について
LRTは、建設費が360億円かかるということだが、赤字になるのではないか。国内では18事業所が導入しているが、その大部分が赤字であり、黒字は京都電鉄しかないと聞く。市民に負担がかかることも考えられ、赤字が見込まれるLRTを導入するのは非常に問題があると思う。
また、LRTの導入により、路線バスまたはタクシー業界等が打撃を受けるということも考えられる。
交通渋滞を解消するのであれば、橋を造ったほうが効果的ではないかと思う。
【総合政策部長】
LRTの導入は、交通渋滞解消だけを目的としているのではない。今後、高齢化社会において高齢者に対する交通手段の確保が必要である。そこでLRTを東西の基軸として導入し、バスやタクシー、あるいは、徒歩、自転車などの乗り継ぎができるように公共交通のネットワークを構築するものである。
また、国ではLRTへの補助を拡充しており、赤字にならない可能性もある。LRT導入については、今後、市民の皆さんと話し合いながら進めていきたい。
6 高齢化対策について
最近の新聞記事等から、少子高齢化は非常に問題だと感じる。すごい勢いで高齢化が進み、今年は出生率と死亡率が逆転するという。今日の新聞では、独り暮らしや夫婦だけの高齢者世帯が、栃木県は平成25年に22.5%を占めるようになるということである。
国では、高齢化対策の予算を少子化対策の予算に投入できないかという意見が出ているらしいが、労働力の問題などを考えると少子化対策は重要であるが、高齢化が進めば対象人口が増え、高齢者1人あたりの予算は縮小されることになり、高齢化対策の予算を削減するのは短絡的な考え方であると思う。
市町村は国の動きに準じて政策を進めざるを得ないと思うが、市としてそのようなことに留意して取り組んでほしい。
【市長】
国に準じて政策を進めていくことも必要であるが、少子高齢化対策などの課題に対して宇都宮市独自の政策も進めていく。移り住みたい、住み続けたいと思える住みやすいまちをつくっていくため、限られた財源の中で工夫して取り組んでいきたい。まちづくりについては、今後も皆さんからもいろいろなご意見をいただきたい。
7 コミュニティビジネスへの支援について
私は夫と共に、生まれ育ったこの地域で、最新の流通や経営の知識を活かして、地域活性化のためのコミュニティビジネスを立ち上げようと考えている。
しかし、新しすぎて受け入れられなかったり、見た目が若いため信用で苦労し、個人ではスポンサーを集めるのも難しく、障壁が堅すぎて困っている。市のために力になれることがあればこの仕事で協力したい。
高齢者と子どもへの政策に偏っているので、30代の若者への支援も考えてほしい。
【後日回答】
本市では、産業の活性化や、新事業の創出を図るため、起業家の育成に取り組んでいる。
特に、起業家育成支援組織である宇都宮ベンチャーズにおいては、現役経営者やコンサルティング専門家などの運営委員を中心に、新たな事業にチャレンジする起業家に対して、実践講座や講演会等を実施し、起業家の育成に努めているところである。
また、交流サロンの開催や、ベンチャーズクラブ会員制度の創設などにより、起業家同士や起業家の支援者などとのネットワーク拡大を図っており、新たなビジネスにチャレンジする若い起業家も数多く参加している。
若者をはじめ、起業家の皆様には、こうした事業に積極的にご参加をいただき、新たなネットワークの構築により、販路拡大や、企業同士の新たな連携に役立てていただきたいと考えている。
8 漏水多発対策について
鶴田町3654番地付近の50メートルほどの道路で、水道管が次々に破裂し、水道局でその都度修繕をしているが、水道管を新しく入れ替えることができないのか。
【土木管理課長】
当該道路は、開発業者が所有するものであり、水道管の入れ替えは、所有者の同意が必要であるが、水道局では同意が得られず苦慮しているようである。そのような事情があるので、理解いただきたい。
9 鶴田第1区画整理地内の調整池の跡地利用について
羽黒台の東側にある調整池の跡地が公園になると聞いたが、どのような公園になるのか。
【後日回答】
当該公園は、鶴田第1区画整理地内に位置する1号公園で、平成20年に1,800平方メートルを整備する予定である。公園名は、市民公募により「あやめ公園」と既に決定した。
具体的な整備内容は未定であるが、地域住民の意見を反映するために、ワークショップを導入し、市民ニーズに沿った整備を考えている。
なお、ワークショップは、整備前年にあたる平成19年度に開催する予定である。
10 鹿沼街道新旧道路の交差点への信号機の設置について
鹿沼街道雨情陸橋東の新旧道路の交差点は、都市計画道路が桜通りまで開通すると交通量がさらに増えることが見込まれ、歩行者や自転車通行者にとって大変危険である。信号機が設置されるよう、市からも県や公安委員会に要望してほしい。
【後日回答】
ご指摘の交差点については、鶴田第一区画整理に伴い、都市計画道路の一部が開通し、新道と旧道が二又に分かれ変則な交差点を形成しているため、旧道を西進し新道を右左折する車両と新道を東進する車両が大変危険な状況にあることは、認識している。
また、一部開通した当初より、市民からも危険であるため、交通安全対策を行なうよう要望も受けたことから、関係機関により現状のような標識等が設置されたところであるが、ご指摘のとおり、今後、都市計画道路が栃木街道まで開通すると、更に、新道を東進する車両が増加し、危険度が増すことが予想される。
このため、県や公安委員会においては、環状線から西側の工事がある程度進んだ段階で交通量等を考慮した上で信号機の設置を検討すると聞いているので、ご理解いただきたい。
本市としても、交通事故を防止するため、信号機の設置について関係機関へ要望していく。
11 市道1173号線の縁石の改良について
市道1173号線の鹿沼街道に接続する部分の縁石が高いので、改良してほしい。
【後日回答】
鹿沼街道と市道1173号線の交差点の安全確保については、工事発注もとの栃木県宇都宮土木事務所と協議を行ったところ、緑地帯を切り下げて幅2メートルの歩道を設置して歩行者溜りを造る方法が安全であるとの結論に達し、10月初旬に工事着手の予定である。
このページに関するお問い合わせ
総合政策部 広報広聴課
電話番号:028-632-2022 ファクス:028-637-5151
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。