脱炭素先行地域

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ページID1030216  更新日 令和6年9月11日

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国が募集する「脱炭素先行地域」に選定

脱炭素先行地域ロゴマークの画像
脱炭素先行地域ロゴマーク

宇都宮市では、環境省が募集する第2回「脱炭素先行地域」において、芳賀町、宇都宮ライトパワー株式会社、NTTアノードエナジー株式会社、東京ガス株式会社栃木支社、東京電力パワーグリッド株式会社栃木総支社、関東自動車株式会社と共同提案を行い、令和4年11月に「脱炭素先行地域」の一つとして選定されました。
今後、それぞれが有する知見や資源を最大限活用し、「脱炭素先行地域」の取組を通じて、カーボンニュートラルの実現を目指していきます。
 

地域脱炭素移行・再エネ推進事業計画について

本市の脱炭素先行地域づくり事業は共同提案者と連携し、国の交付金を活用しながら、地域脱炭素移行・再エネ推進事業計画に基づき取組を推進します。

・事業計画名
 コンパクト・プラス・ネットワークによる脱炭素モデル都市構築
 ~LRT沿線からはじまるゼロカーボンシティの実現~

・計画期間
 令和5年度~令和9年度

・総事業費(交付限度額)
 8,915,335千円(4,698,525千円)

脱炭素先行地域とは

2050年カーボンニュートラルに向けて、民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを実現し、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの温室効果ガス排出削減についても、国全体の2030年目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域です。全国で少なくとも100か所が選定される予定で、今回の第2回の募集において、20件の提案が選定されました。

これまでの取組

令和4年度

「脱炭素先行地域」選定証が授与されました(令和4年12月20日)

環境省は、令和4年12月20日に「脱炭素先行地域」選定証授与式を開催し、第2回募集で選定された20件の提案自治体が出席しました。

宇都宮市からは佐藤市長をはじめ、共同提案者である芳賀町、NTTアノードエナジー株式会社、東京ガスネットワーク株式会社栃木支社、東京電力パワーグリッド株式会社栃木総支社、関東自動車株式会社の各代表が出席し、西村環境大臣から選定証が授与されました。

授与式の様子
選定証授与の写真
西村環境大臣から選定証を授与
集合写真
左から、西村 明宏 環境大臣、東京ガスネットワーク株式会社栃木支社 清 幹広 支社長、NTTアノードエナジー株式会社 グリーンソリューション本部 添田 卓弘 第二/第三グリーンソリューション部長、宇都宮市 佐藤 栄一 市長、芳賀町 見目 匡 町長、東京電力パワーグリッド株式会社栃木総支社 瀬戸 晴彦 総支社長、関東自動車株式会社 吉田 元 代表取締役社長、山田 美樹 環境副大臣
脱炭素先行地域選定証
選定証
脱炭素先行地域選定証

令和5年度

本市の取組がG7広島サミット国際メディアセンターに展示されました
(令和5年5月19日)

(R5.5.19 G7広島サミット国際メディアセンター政府広報展示の様子)

 令和5年5月19日~21日に開催された「G7広島サミット」の国際メディアセンターにおいて、本市が目指す2050年カーボンニュートラルの実現に向けた先進的な取組が政府広報展示の1つに選ばれ、国内外に広く情報発信されました。
 
 主な展示内容として、
  • 今年8月に開業する全国初の全線新設によるLRTを地域の再生可能エネルギーのみで走行させる、世界でも類を見ない「ゼロカーボントランスポート」の実現に向けた取組
  • LRTに加え、バスや地域内交通など全ての公共交通の脱炭素化に向けた取組
  • 脱炭素化を先行的に取り組む「LRT沿線」における「公共施設等への太陽光発電設備等の導入」や「宇都宮ライトパワーにおける再生可能エネルギーの供給」などの取組
    といった内容が展示されました。

ライトラインのゼロカーボントランスポートの実現

ゼロカーボントランスポート

  • 「家庭ごみ等の焼却によるバイオマス発電」や「家庭用太陽光発電で余った電気」など地域由来の再生可能エネルギーを、宇都宮ライトパワー株式会社が調達し、ライトラインに供給することで、ゼロカーボントランスポートを実現しています。
  • 二酸化炭素(CO2)を排出しない地域由来の再生可能エネルギーだけでライトラインが走行するのは、「世界でも類を見ない取り組み」です。
  • ライトラインの運行に伴う再生可能エネルギーの活用と、自転車からの乗り換えで、一般家庭で約1,600世帯分、年間で最大約9,000tのCO2を削減することができます。

ゼロカーボンスクールの実現

ゼロカーボンスクール

2021年(令和3年)4月に開校した「ゆいの杜小学校」において、民間事業者が設備の設置と電力の供給を行う「PPA方式」を初めて採用し、使用するすべてのエネルギーを脱炭素化する「ゼロカーボンスクール」を実現しました。

  • 校舎屋上に太陽光発電設備・蓄電池を導入し、自家消費します。
  • 太陽光発電で不足する電力は、宇都宮ライトパワーから、市内のごみ処理発電などで発電された再生可能エネルギー100%の電力を調達します。
  • 都市ガスなど電力以外の脱炭素化については、市民の皆さんが太陽光発電で生み出したCO2削減量(クレジット)を活用し、CO2排出実質ゼロを実現します。(令和6年5月~)

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このページに関するお問い合わせ

環境部 環境創造課
電話番号:028-632-2403 ファクス:028-632-3316
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