大規模盛土造成地マップ
大規模盛土造成地マップとは
阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などの際に、大規模に盛土を行った造成地で災害が発生したことを踏まえ、国では、このような災害を未然に防止、軽減するため「宅地耐震化推進事業」を創設しました。また、調査の手法を示した「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説(以下「ガイドライン」という。)」を策定し、全国の自治体において「大規模盛土造成地マップ」の作成を推進しています。
宇都宮市においても、このガイドラインに基づき、大規模盛土造成地の存在を確認する調査を実施した結果、市内に84箇所の大規模盛土造成地が確認されましたので、おおよその位置を示す「大規模盛土造成地マップ」を作成しました。
「大規模盛土造成地マップ」を公表することにより、市民の皆様に大規模盛土造成地が身近に存在することを知っていただき、日頃からご自身の宅地の周辺状況に関心を持ち、防災意識を高めていただくことを目的としています。
84箇所の大規模盛土造成地については、ガイドラインに基づきながら、宅地防災や盛土に精通した専門家による目視点検や地質調査等を行うことで、大地震時における盛土の安定性を確認しました。
その結果、81箇所については、現時点において、宅地耐震化の対策等の必要が無いことを確認しました。引き続き、専門家や市職員によるモニタリング(経過観察)を行っていきます。
また、3箇所については、宅地耐震化の対策等の必要があると判断し、大規模盛土造成地の滑動崩落防止のための対策工事を実施しております。
大規模盛土造成地とは
谷や斜面に大規模に盛土を行った造成宅地のうち、以下の要件(1または2)に該当するもの。

マップの閲覧について
公表するマップについては、上記ファイルのほか、都市計画課窓口にて閲覧することができます。
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
都市整備部 都市計画課 盛土対策グループ(市役所11階)
電話番号:028-632-2883ファクス:028-632-5421
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