新型コロナウイルスについて

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ページID1035553  更新日 令和6年7月23日

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新型コロナウイルス感染対策について

新型コロナウイルス感染症について

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症です。2019年12月に中国湖北省武漢市の原因不明の肺炎の集団発生から始まり、世界的な大流行に至っています。

症状と特徴

 新型コロナウイルスに感染し、発症した際の症状は発熱や咳など、通常の風邪やインフルエンザとの区別がつきにくく、多くは軽症ですが一部重症化することもあります。

 新型コロナウイルス感染症では、鼻や喉からのウイルスの排出期間の長さに個人差がありますが、発症2日前から発症後7~10日間は感染性のウイルスを排出しているといわれています。発症後3日間は、感染性のウイルスの平均的な排出量が非常に多く、5日間経過後は大きく減少することから、特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことに注意してください。
 また、排出されるウイルス量は発熱やせきなどの症状が軽快するとともに減少しますが、症状軽快後も一定期間ウイルスを排出するといわれています。

感染経路

新型コロナウイルス感染症の主な感染経路は、以下のとおりです。

感染経路と特徴
感染経路 特徴
エアロゾル感染 空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾル(飛沫よりも細かい5マイクロメートル未満の粒子)を吸い込んで感染します。
2メートル以上の離れた距離にまで感染が広がる可能性があります。
飛沫感染 ウイルスを含む飛沫が口、鼻、目などの露出した粘膜に付着して感染します。通常2メートル以内の距離で感染します。
接触感染 ウイルスを含む飛沫を直接触ったか、ウイルスが付着したものの表面を触った手指で目・鼻・口などの露出した粘膜を触ることにより感染します。

基本的な感染対策について

感染対策は、市民の皆様の自主的な判断が基本となります

以下の情報を参考に,一人ひとりが自主的な感染対策を継続いただくようお願いします。

新型コロナウイルス感染予防のために

手洗い

(参考文献)森功次他:感染症学雑誌.8午前0時49分6-500(2006)

新型コロナの特徴を踏まえた基本的感染対策として、引き続き有効です。

  • 手洗いの効果としては、病原微生物は20秒程度の流水による手洗いだけで100分の1程度、石鹸を用いた20秒程度の流水による手洗いでは、さらに100分の1となる1万分の1程度にまで減少させられると言われています。

換気

新型コロナウイルス感染症の特徴を踏まえた基本的感染対策として、引き続き有効です。

換気の方法

  • 空気中に漂うウイルスを減らすため、定期的に換気をする。
  • 風の流れができるよう、2方向の窓を開ける。
  • 窓が1つしかない場合は、入り口と窓を開ける。

マスクの着用

個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることを基本とします。

本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします。

着用が効果的な場面

  • 医療機関受診時
  • 高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などへ訪問する時
  • 通勤ラッシュ時など、混雑した電車やバスに乗車する時

 

三密を避ける

三密を避ける

重症化リスクの高い方(高齢者、基礎疾患のある方、妊婦など)は、流行期においては次のような場面を避けることが有効です。

  • 換気の悪い場所
  • 不特定多数の人がいるような混雑した場所
  • 近接した会話

このページに関するお問い合わせ

宇都宮市保健所 保健予防課 感染症予防グループ
電話番号:028-626-1115
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。