土地改良事業とは
土地改良事業とは
農業にとって基本となる土地と水の利用化を図るためのものであり、具体的にはかんがい排水施設を造ったり、農用地を造成したり、圃場整備を行ったりする「建設事業」と、それによって造成された施設を「管理事業」からなっています。また、土地改良事業には、農用地の集団化を図る交換分合(区画整理)も含まれています。
事業の性格
土地改良事業には、水の流れや土地について国や地域からみて重要な食料生産基地を造るという「公共的性格」を持っていますが、他方、それぞれの農家の生産性を高めるという点で「私益的性格」も備えています。
事業の参加者
土地改良事業においては、原則として耕作者を土地改良区の組合員とし事業の参加者としています。
土地改良区
土地改良事業の中心的な実施主体である「土地改良区」は農業者の自発的な意思を基礎に2/3以上の同意による関係農業者全員の参加を前提として土地改良事業を円滑に行うように組織された団体です。また、土地改良区は建設事業から管理事業まで一貫して土地改良事業を行うことができます。
土地改良事業の種類
(1) ほ場整備
生産性の高い農業を確立するため、その基盤となる大規模圃場の整備を図るとともに、効率的で安定した農業経営を目指す地域農業の担い手に優良農地の保全・確保及び農地の集積を図る事業です。
(2) 農道整備
農作業機械の移動や農産物の運搬の効率を高めるための道路の整備を図るとともに、地域住民の生活道路としても役立つ、農道を整備する事業です。
(3) かんがい排水施設の整備
農地でいつでも必要なときに無駄なく水を使うことができるようにするため用水路などの整備や大雨の時にすぐに水田から川へ雨を流すための排水路などを整備する事業です。
このページに関するお問い合わせ
経済部 農業企画課
電話番号:028-632-2472 ファクス:028-639-0619
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