第4次行政改革大綱(平成22年3月策定)
本市では、これまで、市民の皆さんに満足していただける質の高い市民サービスを実現するため、仕事の進め方を根本から見直す「行政改革」に積極的に取り組んできました。
しかしながら、少子高齢社会の到来や経済環境の悪化など、本市を取り巻く社会構造が、今、大きく変化しています。
このような状況を踏まえ、本市では、行政改革に引き続き継続的に取り組んでいくため、市民の代表者で構成される「宇都宮市行政改革大綱策定懇談会」において、幅広くご議論をいただきながら、「第4次宇都宮市行政改革大綱」を策定しました。
この新たな大綱に基づき、本市では、市民の皆さんの声を活かしながら、これからも不断に行政改革を進めていきます。
第4次宇都宮市行政改革大綱
厳しい社会経済環境の中、市民生活の安定を最優先に考えた行政サービスを継続的、効率的に展開するため、これまでの改革成果を生かしながら、新たな視点を加えた、更なる改革を進めるため、「第4次宇都宮市行政改革大綱」を策定しました。
1 位置付け
「第5次総合計画」における将来の都市像の実現に向けた施策・事業を積極的に展開するための基本となる、効果的・効率的な行政経営の更なる推進に向けて、宇都宮市が取り組むべき改革の考え方・あり方を明らかにするもの
2 推進期間
平成22年度から26年度までの5年間
3 策定経緯
平成21年6月から平成22年2月まで行政改革大綱策定懇談会開催(計5回)
平成22年
1月パブリックコメント実施
3月行政改革大綱策定懇談会による提言書の提出
4 特徴
- より効果の高い施策・事業への重点的・優先的な資源投入を目指し、これまで実施してきた施策・事業について、全庁一丸となった見直しを進める。
- 地域の目指すまちづくりを効果的・効率的に進めるため、市民主体のまちづくり活動を更に推進する。
- 推進期間を5年間と設定して、集中的・重点的な取組を推進する。
行政改革推進プラン
第4次宇都宮市行政改革大綱の基本目標の実現に向けて、具体的な改革の取組を明らかにし、着実に推進するため、「行政改革推進プラン」を策定しました。
1 位置付け
大綱に基づく基本的な改革の取組とその実施時期等を定めるもの
2 計画期間
平成22年度から26年度までの5年間
3 取組数
99項目(平成26年3月現在)
4 主な取組
(1)市民の力の発揮に向けた取組
これまでの改革で構築した、まちづくりを進める仕組みや制度を生かして、市民主体のまちづくり活動を更に推進することを目指した取組等を計上
(2)事業等の徹底した検証に向けた取組
これまで実施してきた事業等について、原点からの見直しを進め、選択と集中による事業等の優先化・重点化を目指す取組等を計上
(3)効率的な執行体制の確立に向けた取組
限りある行政資源の中で、高度化・多様化する行政課題に的確・迅速に対応できるよう、更に効率的な執行体制を確立するための取組等を計上
(4)健全な財政構造の確立に向けた取組
市民ニーズを的確にとらえた事業等を継続的に実施できるよう、従来からの「歳出を削減する」取組に加え、積極的に「歳入を確保する」取組等を計上
5 進行管理等
- 市長を委員長とする「行政経営検討委員会」による進行管理
- 取組の進捗状況や成果等を、学識経験者や公募委員等からなる「行政改革推進懇談会」に報告し、広報紙等を通じて広く市民に公表。意見等を聴取
- 大綱の基本目標を効果的に実現するため、取組内容の充実や取組項目の追加など、適宜、プランの見直しを実施
宇都宮市行政改革大綱策定懇談会
新たな行政改革大綱の策定にあたっては、学識経験者や公募による委員などによる「宇都宮市行政改革大綱策定懇談会」を設置し、市民の皆さんから幅広く意見をいただきました。
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行政経営部 経営管理課 経営管理グループ
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