「地下迷宮の秘密を探る旅 大谷石文化が息づくまち宇都宮」が日本遺産に認定されました
概要
- 本市におきましては、平成30年1月25日に、本市を代表する歴史文化資源である「大谷石文化」をテーマとして、平成30年度の日本遺産申請を国に行い、日本遺産審査委員会の審査を経て、平成30年5月24日に日本遺産の認定を受けました。
- 平成30年度は、全国から76件の申請があり、日本遺産に認定されたのは、本市を含め13団体でした。
認定証交付式・認定セレモニーの開催

- 平成30年5月24日、午前11時分から、東京ステーションホテル(東京都)において、平成30年度の日本遺産認定結果の発表と認定証の交付式が行われ、佐藤栄一宇都宮市長が出席しました。
- また、本市では、日本遺産認定を受け、同日の午後3時45分から、「大谷石文化」の構成文化財の一つである「カトリック松が峰教会」において、認定セレモニーを行いました。


認定内容
タイトル
「地下迷宮の秘密を探る旅 大谷石文化が息づくまち宇都宮」
ストーリーの概要
冷気が張りつめるこの空間は一体、どこまで続き、降りていくのだろう。
壁がせり立つ巨大な空間には、柱が整然と並び、灯された明かりと柱の影が幾重にも続く。柱と柱の間を曲がると、同じ光景がまた目前に広がり、しだいに方向感覚が失われていく。
江戸時代に始まった大谷石採掘は、最盛期に年間89万トンを出荷する日本屈指の採石産業として発展し、地下に巨大な迷宮を産み出していった。
大谷石の産地・宇都宮では、石を「ほる」文化、掘り出された石を変幻自在に使いこなす文化が連綿と受け継がれ、この地を訪れる人々を魅了する。





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「大谷石文化」に関するストーリーの詳細 (PDF 766.2KB)
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「大谷石文化」に関する構成文化財の位置図 (PDF 2.0MB)
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「大谷石文化」に関する構成文化財の一覧 (PDF 314.8KB)
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「大谷石文化」に関する構成文化財の写真 (PDF 2.1MB)
今後の取り組み
今後は、「大谷石文化」について市民や来訪者の皆さんに理解を深めていただくため、その特色や魅力を広く情報発信していくほか、大谷石文化を体感していただくため、案内板の整備やガイドの養成など受け入れ環境の整備に、市はもとより、歴史文化関係団体、観光・まちづくり団体、地域団体、公共交通事業者等と連携・協働しながら取り組んでいきます。
お知らせ「石の街うつのみや(大谷石をめぐる近代建築と地域文化)」改訂版の発行
- 宇都宮美術館では、平成29年1月8日から3月5日に、美術館開館20周年及び市制施行120周年を記念し、「石の街うつのみや大谷石をめぐる近代建築と地域文化」の展覧会を開催しました。
- 展覧会の開催にあわせて標題の図録を作成し、好評につき完売となっておりましたが、今回の「大谷石文化」の日本遺産認定を契機として、このたび改訂版を発行しましたのでお知らせします。
- 詳しくは、関連情報の宇都宮美術館ホームページをご覧ください。
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魅力創造部 文化都市推進課 文化財保存活用グループ
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