テニスプレーヤー 小野寺重雄さん
宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。
生涯挑戦 75歳で世界のひのき舞台へ
「私にとってテニスは人生そのものです」と話すテニスプレーヤーの小野寺重雄さん。5月の第2回北國ベテランオープンテニス選手権大会・8月の第66回北海道ベテランテニス選手権大会の75歳以上シングルスで、見事、優勝を勝ち取りました。
小野寺さんがテニスを始めたのは30代半ばから。転勤で宇都宮に来て、一緒にテニスができる仲間に出会えたことがきっかけだったそうです。仕事をしながら本格的に練習を重ね、40 代半ばで県の大会で優勝し、そこから全国でも活躍するようになりました。「練習は辛いときもありますが、テニスが好きだから続けることができました」と笑顔で話します。
現在も宇都宮大学のテニスコートでの早朝練習や、自分より若い全国レベルの選手との練習、フットワーク向上のために減量を計るなど、切磋琢磨しています。そして、今までの実績が評価され、日本テニス協会の推薦を受け、9月にチェコ共和国で開催される、2013世界シニアテニス選手権大会の75歳チームの日本代表として出場します。
「チームの中心となってゲームを引っ張り、日本の勝利に貢献したいです」と意気込みを語ります。
「今まで支えてくれた周りの人たちへの恩返しとして、次の世代に自分の技術やテニスに対する姿勢、そして趣味を持つことの大切さを伝えていきたいです」と力強く話す小野寺さんの今後の活躍からますます目が離せません。
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