ツヤハダゴマダラカミキリ

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1036404  更新日 令和6年10月7日

印刷 大きな文字で印刷

ツヤハダゴマダラカミキリ

  • ツヤハダゴマダラカミキリは、アキニレ、カツラ、トチノキ、エンジュなど、幅広い樹種の樹木の内部を食い荒らし、枯らしてしまう特定外来生物です。
  • なお、疑わしいカミキリムシを発見した場合には、市環境保全課までご連絡ください

県内の発生状況

大田原市、那須塩原市、那須町、小山市において、発生が確認されています。

ツヤハダゴマダラカミキリの特徴

ツヤハダゴマダラカミキリ
出典:林野庁「外来種ツヤハダゴマダラカミキリの被害モニタリング等について」

体長

約2.0から3.5センチメートル

原産地

中国~朝鮮半島

形態の特徴と在来種ゴマダラカミキリとの違い

  • 体色は全体に光沢のある黒色で鞘翅 に約20個の白色~黄斑を有します。
  • 在来種のゴマダラカミキリとよく似ていますが、全体的にサテンのようなツヤがあるほか、以下のような違いがあります
ツヤハダゴマダラカミキリの見分け方
出典:林野庁「外来種ツヤハダゴマダラカミキリの被害モニタリング等について」

生態

  • 卵から生まれた幼虫は、樹木内部に入り込み、樹木の内部を食い荒らします。
  • しばらく樹木の内部で過ごし、5~10月に樹木から10~15ミリメートルの脱出孔を開け脱出します。
  • 在来のゴマダラカミキリの脱出口が地際から高さ20センチメートルくらいまでに集中するのに対し、ツヤハダゴマダラカミキリの場合は、樹木のより高い位置も含め全体にみられる特徴があります。
  • 雌の寿命は2週間~60日ほどで、産卵数は50個ほどといわれています。

栃木県内で被害が確認されている樹種

トチノキ

防除方法

  • 成虫を見つけた場合には、捕殺してください。
  • 樹木に被害(幼虫に食害されている)がある場合には、被害木から成虫が出てきて他に被害が拡大するのを防ぐことが重要です。
  • 被害の拡大防止には、伐採が最も有効な対策です。伐採は、成虫の発生しない時期(10~4月)に行い、伐採した木は放置せず焼却等を行い、成虫の拡散を防止してください。
  • 伐採できない木については、排糞孔(幼虫がフラスを出す穴)から薬剤を注入し幼虫を駆除する方法やカミキリ類に登録のある農薬を樹幹散布する方法があります。

通報方法

 市民通報システムでの通報又は市環境保全課まで直接ご連絡ください。

参考

問い合わせ先

宇都宮市環境部環境保全課(電話番号:028-632-2405)

栃木県環境森林部県東環境森林事務所(電話番号:0285-81-9001)

栃木県環境森林部自然環境課(電話番号:028-623-3207)

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

環境部 環境保全課
電話番号:028-632-2405 ファクス:028-632-5279
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。