LRT試運転中の脱線事故(12月16日有識者会議)
第1回「LRT試運転中の脱線事故に関する原因の究明及び再発防止策等に係る有識者会議」の開催結果について掲載します。
今後とも、有識者のご意見をいただきながら、事故原因の究明と再発防止に向けた取り組みを進めるなど、皆様に安心してご利用いただけるよう、全力で取り組んでまいります。
第1回「LRT試運転中の脱線事故に関する原因の究明及び再発防止策等に係る有識者会議」の開催結果
1 開催日時及び会場、議題
・日時 令和4年12月16日(金曜日)午後5時から6時30分終了
・会場 宇都宮市役所 14A会議室(Web会議)
・内容
1.今後の取組について
2.LRT脱線事故の概要について
3.走行調査の結果概要について
4.PQ測定試験の実施方法(案)について
2 構成メンバー
・須田 義大氏(東京大学 生産技術研究所 教授)委員長
・水間 毅氏(元東京大学 特任教授)欠席
・中橋 順一氏((公財)鉄道総合技術研究所 車両技術研究部 車両運動研究室 上席研究員)
・坪川 洋友氏((公財)鉄道総合技術研究所 軌道技術研究部 軌道管理研究室 研究室長)
3 結果概要
- 今後の取組について(資料1参照)
今後、脱線区間を含めた全線においてPQ測定試験などを行い、原因究明と再発防止策の検討を行っていくことを確認。
・了承 - LRT脱線事故の概要について(資料2参照)
脱線事故の痕跡など、脱線事故の概要、軌道施設や車両に関する情報について確認。
・了承 - 走行調査の結果概要について(資料3参照)
11月25日から実施した「走行調査」の測定結果として、振動加速度計の上下の動き、左右の動きに関する測定データについて確認。
・資料に記載のとおり、本線上の10km/hまでの走行において問題が見られないこと、また、直線区間においては、本線と車両基地内の軌道整備状況が同等であれば、本線において40km/hで走行も問題ないと推察されることを了承。
・PQ測定試験とあわせ、更なるデータ測定を行っていくことを了承。 - PQ測定試験の実施方法(案)について(資料4参照)
PQ測定試験について、車両のどの部分に測定機器を設置するのか、地上側ではどのように測定を行うのかなど、その実施方法について、特に、脱線した区間での試験実施にあたっては、十分に安全対策を行った上で実施することについて確認。
・PQ測定については、測定後に、脱線係数などを確認しながら、段階的に速度を上げながら、測定を行っていくことを了承。
・全体スケジュールの目安として、今後の調査状況等にもよるが、先ずは、来年の2月を目途に、検討結果のとりまとめを進めていくことを了承。
添付ファイル
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このページに関するお問い合わせ
建設部 LRT管理課(市役所9階)
電話番号:028-632-2277 ファクス:028-639-0614
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