宇都宮市食料・農業・農村基本計画
本市では、平成31年3月に令和5年度までの5年間の計画として、「第2次宇都宮市食料・農業・農村基本計画(後期計画)」を策定し、「生産力」・「販売力」・「地域力」の向上を施策の柱とするとともに、農業の成長産業化を目指す「産業政策」と農の多面的機能の維持・発揮を目指す「地域政策」の視点から、「稼げる農業実現プラン」と「市民が支える農業・農村確立プラン」の2つの戦略プランを掲げ、「農業王国うつのみや」の実現に向けて取り組んできました。
そのような中、「第2次宇都宮市食料・農業・農村基本計画(後期)」の計画期間が満了を迎えるにあたり、「食」と「農」を取り巻く環境の変化に的確に対応しながら、引き続き、本市に備わる豊かな農資源と地理的優位性を活かして、市民に安全・安心で高品質な農産物を安定供給し、持続的に営まれる農業が実現できるよう、これまでの取組の見直しを行いながら、総合的に施策を推進する必要があります。
全国と同様、本市においても農業者の減少と高齢化が進行しており、労働力不足の深刻化や遊休農地の増加が懸念されています。本市の主要な作物である「米」については、全国的に人口減少を背景として需要量が減少しており、価格についても、長期的には下落傾向となっています。農業を取り巻く環境が厳しくなっている中、私たちの生活に不可欠な「食」を生み出す「農」を維持・発展させるためには、担い手の確保や、効率的な生産体制を構築するためのスマート農業技術の導入、生産基盤の整備などを進めていく必要があります。また、SDGsの達成に向けた脱炭素社会の構築の要請など、農業においても、環境負荷低減の取組が必要になっています。
このような農業を取り巻く社会経済環境の変化やこれまでの取組を踏まえ、本市農業の現状分析や課題の整理を行い、今後10年間の農業・農村振興の取組の方向性を定めた「第3次宇都宮市食料・農業・農村基本計画」を策定しました。
表紙・目次
序章・第1章
序章 計画の策定にあたって
第1章 農業を取り巻く環境の変化
第2章
第2章 本市農業の現状と課題
第3章
第3章 本市が目指す農業都市像
第4章
第4章 「農業王国うつのみや」戦略プラン
第5章
第5章 基本施策の展開
第6章
第6章 計画の推進に向けて
資料編
計画策定の経過
本市農業の地域別の状況
農業者アンケート調査結果
宇都宮市21地区の分析結果
用語の説明
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このページに関するお問い合わせ
経済部 農業企画課 企画調整グループ
電話番号:028-632-2472 ファクス:028-639-0619
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