令和8年2月 令和8年度当初予算案の大綱及び機構改革案に係る記者会見

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ページID1044430  更新日 令和8年2月18日

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(注意)このページは、記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。

日時・会場

令和8年2月13日(金曜日)午後2時から
宇都宮市役所・3階特別会議室

発表事項

 令和8年度の当初予算案の大綱につきまして、ご説明いたします。
 まず、「予算編成の基本的な考え方」でありますが、令和8年度 当初予算案につきましては、「持続可能な財政構造」を確立するための取組を強力に推進しながら、地域全体で「稼ぐ力」を高める取組などに優先化・重点化を 図ることにより、「スーパースマートシティ」の具現化を着実に推進する予算といたしました。
 「予算の規模」でありますが、一般会計につきましては、過去最大となる2、465億5、000万円を計上いたしました。前年度予算に対しまして、59億円余、2.5パーセントの増となるものであります。次に、特別会計につきましては、1、336億円余を、また、企業会計につきましては、612億円余を計上し、総額では、4、414億円余を計上いたしました。
 「予算の特徴」につきましては、これら7つの項目といたしました。
 1つ目は、物価高騰への対応であります。物価上昇から市民の暮らしを守るため、1人あたり5、000円の給付金を支給するとともに、子育て世帯の家計を 支援するため、市立小・中学校の給食費の更なる負担軽減に向けて取り組んでまいります。
 2つ目は、「多様な『人』の呼び込みと、まちづくりの担い手としての活躍の促進」であります。
まず、「子育て負担の軽減」といたしまして、先ほどご説明いたしました市立小・中学校の給食費の更なる負担軽減に取り組むとともに、「子育て環境の充実」といたしまして、田原コミュニティプラザの改修による全天候型子どもの活動の場の整備やこども誰でも通園制度の本格実施などに取り組んでまいります。さらに、「女性や高齢者の活躍推進」といたしまして、あらゆる分野における女性活躍のためのネットワークづくりの充実や、高齢者外出支援事業におけるタクシー利用に向けたシステムの構築、老人福祉センターへのエレベーター設置を進めるとともに、「スポーツ活動の推進」といたしまして、北西部地域 体育施設の令和9年度の供用開始に向けて、整備を進めてまいります。
 3つ目は、「地域共生社会」など3つの社会の創出であります。まず、「地域共生社会」といたしまして、「自治会運営支援アプリ」の導入や障がい者の「親なき後 相談窓口」の開設、さらには、児童相談所の整備に向けた基本設計に取り組んでまいります。次に、「地域経済循環社会」といたしまして、新たな産業団地の整備やデータセンターの立地誘導に向けた取組を推進するとともに、本年11月に本市で初めての国際大会となる「ワールドスケートボーディングツアー」を開催するほか、「脱炭素社会」といたしまして、令和9年4月からのプラスチック製品の資源化に向けてエコプラセンター下荒針の改修工事を進めてまいります。
 4つ目は、「安全・安心なまちづくりの推進」であります。河川整備などによる総合的な治水・雨水対策を推進するとともに、南消防署の移転・改築や消防・救急の迅速な対応を支える通信指令システムの更新を行うほか、初期救急医療体制の充実など地域医療の更なる推進を図るため、地域医療計画の策定に向けた調査に取り組んでまいります。
 5つ目は、「魅力ある都市空間の形成と交通ネットワークの充実・強化」であります。「都市空間の形成」につきましては、ライトラインのJR宇都宮駅西側延伸に向けた整備の推進や駅西口における駅前広場整備と民間再開発の促進、民間活力を活用した八幡山公園の魅力向上に取り組むとともに、「公共交通ネットワークの充実」といたしまして、バス路線の再編に向けた検討を更に進めてまいります。
 6つ目は、「デジタル技術の利活用の促進」であります。小学校における児童生徒用1人1台端末の計画的な更新を行うとともに、クラウドサービスの活用による行政のスマートワークを実現してまいります。
 最後に、7つ目の「行政経営基盤の強化」でありますが、市制130周年につきましては、記念式典や各種団体等との連携事業を実施してまいります。なお、「令和8年度 当初予算の主な新規・拡充事業等」につきましては、「令和8年度 当初予算案の大綱」のデータの12ページ以降に、また、「一般会計予算の概要」につきましては53ページ以降に記載しておりますので、後ほど、ご覧ください。  
 以上、令和8年度 「当初予算案の大綱」につきまして、皆様のご理解と、ご協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。

 次に「令和8年度の機構改革案」について説明いたします。 
 「令和8年度の機構改革案について」の1ページをご覧ください。令和8年度の機構改革につきましては、「第6次総合計画後期基本計画」に掲げる施策・事業を推進し、「スーパースマートシティ」の実現を着実に進めるための執行体制を整備するものであります。
 2ページをご覧ください。【主な機構改革の内容】につきましてご説明いたします。まず、「NCCの形成に向けたまちづくりと交通政策の効果的な推進に係る体制の整備」についてでありますが、目指すべき都市空間の創出に向け、公共交通ネットワークの構築を土地利用や拠点形成とより一層連携し、効果的に推進していくため、「交通政策課」を都市整備部に移管し、NCCのまちづくりと交通政策を一体的に所掌する体制を整備してまいります。次に、「児童相談所の開設に向けた体制の整備」についてでありますが、施設整備や専門職等の人材確保・育成などを着実に実施していくため、子ども部に課相当の組織として、「児童相談所開設準備室」を設置してまいります。
 3ページをご覧ください。次に、「新たな産業団地の整備に向けた体制の整備」についてでありますが、事業計画の策定や各種設計・調査等を着実に実施していくため、産業政策課内に「新産業団地整備室」を設置してまいります。次に、「戦略的な農政の推進に係る体制の整備」についてでありますが、農政に関する企画・立案、発信機能等を強化し、地域内の食料安定供給につながる本市独自の「地域循環型食料システム」の構築や農地を守る受け皿組織の整備などに取り組むため、農業企画課内に「農政戦略室」を設置してまいります。
 4ページをご覧ください。次に、「「スポーツのまちうつのみや」の実現に向けた体制の整備」についてでありますが、多様な主体が一体となり、市民のウェルビーイングの向上につながる取組を充実させるとともに、スポーツ環境の変化や市民ニーズを捉えた施設整備を着実に実施していくため、スポーツ都市推進課を再編し、新たな「スポーツ都市推進課」及び課相当組織として「スポーツ施設整備室」を設置してまいります。次に、「都市インフラの効果的な整備・維持管理に係る体制の整備」についてでありますが、災害の激甚化・頻発化や都市インフラの老朽化が課題となる中、道路や河川、公園の整備・維持管理等を一体的に実施していくため、「公園管理課」を建設部に移管してまいります。
 5ページをご覧ください。次に、「上水道施設・配水管の効果的な更新・維持管理に係る体制の整備」についてでありますが、上水道施設・配水管の老朽化への対応が求められる中、水道管理課配水管理センターと水道建設課施設管理グループを再編し、課相当組織として「水道施設管理センター」を設置するとともに、水道建設課については、老朽配水管の更新・耐震化事業を専任的に所掌する組織としてまいります。
 以上が、令和8年度に予定しております機構改革案の概要でありますが、各部局の機構改革の詳細につきましては、6ページ以降に掲載しておりますので、ご参照ください。

資料

質疑事項

令和8年度当初予算案の大綱について

記者 市制130年を迎える心境について伺う。また、来月新しくオープンする、アークタウン宇都宮、Frespoうつのみや市場、都心環状線について、どのように感じているのか伺う。
市長 明治29年、本市が市政を施行して以来、多くの先人の皆さんや市民の方々の手によって、この宇都宮がつくられてきました。遡ると、江戸時代、それ以上になってきますが、いつの時代の方々も次の世代に向けて懸命に汗をかき、まちをつくってきました。我々も、この130年を一つの大きな節目として、次の世代のためのまちづくりに向け、力を入れてまいりたいと思います。130年の歴史の中で、直近ではこの庁舎が新しいものになり、以前の場所である県庁からは遠くなりましたが、今では県庁と市の庁舎が一直線となって県政・市政が一体となったまちづくりができています。これも、100周年以降の歴史の中では、大きなまちづくりを牽引する原動力になったものだと思います。そして、常に職員一体となって行っている「稼げる自治体」、稼いで本市の中に様々な効果が生まれる仕掛けを残し、それにより、企業も売り上げを伸ばし、働いている方も安定し消費が生まれ、我々も税収が安定するという経済の循環を作ってまいりました。さらに、これから循環を加速させ、必要な財源を得て、市民の皆さんにお返ししていきたいと思います。
 そうした中、3月に、Frespoうつのみや市場、アークタウン宇都宮が開園し、都心環状線が開通するということで、人や企業を呼び込む力に磨きをかけて、さらに、好循環型の社会を作ってまいりたいと思います。式典等も行いますが、式典を重視するよりも、市民の皆さんに一緒になってお祝いをしてもらう。特に、企業の皆さんが、市制130周年というものを冠に使っていただき、一緒に賑わいを創出し、お祝いをしていただければと思っています。また、子どもたちに向けて、友好都市であるうるま市と連携したミュージカルを中高校生が演じる姿を同じ世代の子どもたちには見てもらいたいと思います。同年代の子が熱心に時間をかけ、素晴らしいミュージカルを上演するものを見て、感じるものを多く得ていただければと思います。次代に向けた、130周年にしていきたいと思っています。
記者 物価高騰が急速に進み、今回の市の財政は非常に厳しい局面に入っていると理解しているが、改めて予算編成を振り返り、市長の所感を伺う。
市長 物価高騰や扶助費といったものが、これからも大きくなっていく時代に入ったと思っています。それらに、しっかりと対応をできるようにすることは、その場その場で毎年、連続性のある会計の中で、しっかりと処理をしていかなくてはならないと思います。我々は、スーパースマートシティというまちづくりが最終目標でありますので、このゴールに向けて様々な施策、地域経済循環、あるいは地域共生社会、脱炭素社会、そういったものをしっかりと大きな柱として育て、人やデジタルの力でさらに大きなものに加速させていきたいと思っております。そういったものを目指す予算としました。それがゴールになっていますので、様々なものをそこに組み立てており、それらを着実に実現していきたいと思っています。
記者 市長の肝いりの事業施策を伺う。
市長 全て肝いりですが、特に、世界の人口がこれから増えていく中で食料とエネルギーが足らなくなります。エネルギーについても、脱炭素を行いながら、再生可能エネルギーを高めていかなくてはならないことと、食料については、これからの日本に向けた輸出は限られてくることから自給率を上げていかなければならないと思います。価格競争で輸入できないということになり、これだけの農地面積を有している本市は、まず、本市の中で、市民の皆さんに安全・安心で新鮮な農産物がどんな状況のときにも提供できるというものを、将来を見据えて、作り出していきたいと思っています。それが農業の循環システムであり、今まで農家・農業に力を入れてきましたが、企業と市民の皆さんにも理解してもらわなければ、循環システムはできないので、特に、市民の皆さんには、地産地消を徹底して行っていただくことに力を入れてまいりたいと思います。また、農地については、使用していない所、あるいは、放棄されてしまっている所、そういったものを増やさず有効に使っていけるような農地の受け皿組織にも、さらに力を入れてまいりたいと思います。そして、もう1つは、女性活躍です。本年度、女性活躍加速化元年と位置付けており、フェムテック等は大変好評でしたが、それをさらに進めていくのと、女性のオンライン上で悩みを聞いたり情報交換をしたり、あるいは大変好評だったLINEを活用し、今は昼間の時間帯のみですが、女性がホッとする夜の時間帯などといったものにも今回は目を向け、オンラインでいつでも相談ができる体制を構築してまいりたいと思います。女性活躍のための好事例などを行っている企業もあると思いますので、それを発信して、色々な企業が参考にしていただきたいと思っています。また、障がい者でありますが、やはり障がい者のご家族は、ご本人も含めて親なき後を本当に苦しんで考えていらっしゃいます。ここに力を入れていきたいと思っています。まずは、相談体制をきちんと作り、親が元気であっても、そのときから悩み相談を受け、亡くなった後もそこで相談が受けられるよう、そして、そこで得た事象に併せて、障がい福祉分野もさらに政策として打ち進めていきたいと思います。
記者 持続可能な財政構造を確立する取り組みと併せて、地域全体で稼ぐ力を高める取り組みを優先・重点化したという中で、稼ぐ力を高める取り組みとは、具体的にどのようなものか伺う。
市長 本市に移り住んでみたい、あるいは、企業として進出したい、住んでいる方は宇都宮から離れたくないといった、様々な施策を打ち立てていますので、それらをこれからも継続、充実させていくとともに、新たな施策の展開もしていきますが、そういったものを知らない方がまだ沢山いらっしゃると思いますので、ここ数年で手をつけてきた宇都宮のPRを積極的に三大都市圏、特に東京圏には打って出ていきたいと思っております。そして、それによって企業や働く方々によっての稼ぐ力と交流人口、スポーツ、3月にはアークタウン宇都宮もオープンしますので、こうした稼ぐ力に磨きをかけるとともに、宇都宮ジャパンカップサイクルロードレースや3x3などを筆頭格に、稼ぐ力として揃えていきたいと思います。

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