ユマニチュードを知っていますか?
ユマニチュードとは
「ユマニチュード」とは、「人間らしさを取り戻す」という意味を持つ、フランス語の造語であり、認知症のケア技法の1つです。
みなさんもユマニチュードを取り入れてみませんか?
ユマニチュードにおける「4つの柱」
ユマニチュードは、「見る」、「話す」、「触れる」、「立つ」の4つの柱で構成されています。
そして、4つの柱は、認知症の方に対して、「あなたを大切に思っていること」を相手に分かるように伝える技法です。
(1)見る (例)同じ目の高さで見つめる など
(2)話す (例)低く大きすぎない声で前向きな言葉を多く話す など
(3)触れる (例)広い面積で触れる、ゆっくりと手を動かして触れる など
(4)立つ (例)20分以上立つ時間を確保する など
ケアをする時は、同時に複数の技術を組み合わせて行うことが大切であり、このことを「マルチモーダル・ケア」といいます。
ユマニチュードを実践する「5つのステップ」
ユマニチュードでは、「5つのステップ」で実施します。
どのステップにおいても、4つの柱を組み合わせた、「マルチモーダル・ケア」を用いて実施します。
ステップ1 出会いの準備(来訪の許可を取る)
ステップ2 ケアの準備(ケアの許可を取る)
ステップ3 知覚の連結(ケアを行う)
ステップ4 感情の固定(ケアを振り返る)
ステップ5 再会の約束(次のケアに向けた準備)
ユマニチュードについて、詳しくは、日本ユマニチュード学会のホームページをご参照ください。
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