親なき後の備えについて
【障がい者の「親なき後」とは】
親が亡くなったり、加齢や病気などで支援できない状況になってしまった時、日常的に親からのサポートを受けながら生活してきた障がい者は、様々な問題に直面してしまいます。
障がいのある子どもが将来、安心して暮らしていけるよう、親が元気なうちに「親なき後」を考え、準備をしておくことが重要です。宇都宮市では、そうした「親なき後」への備えに向けて、様々な取組を実施しております。
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緊急時相談支援事業
地域で生活する障がい者及びその家族などが安心して地域生活を送ることができるよう、障がい者生活支援センターによる緊急電話受け付けや定期的な見守り支援等を行う事業が令和4年2月1日から開始しました。 -
「親なき後」個別相談会の開催
この個別相談会では、親なき後に備えた「相続」や「財産管理」などについて、弁護士が直接お話を伺い一人ひとりの状況に合わせたアドバイスをいたします。 -
「障がいのある子の将来を考える講演会」の開催
令和7年8月31日(日曜日)に障がいのある子の将来について、保護者が抱える「住まいの場」や「お金」、「生活のサポート」など、漠然とした不安や悩みを整理し、今、準備できることを知っていただくための講演会を開催しました。当日は幅広い世代の方に御来場いただき、講話を通して、親なき後について理解を深めていただく機会となりました。 -
障がい者等体験的宿泊支援事業
障がい者等が地域で安心して暮らせるよう、介護者から離れてグループホームで食事(準備の手伝い含む)や入浴、清掃など家事に取り組み、自立を体験できる機会を提供しています。













