宇都宮市におけるクビアカツヤカミキリによる被害等の確認について(7月8日、7月10日)

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ページID1036446  更新日 令和6年8月30日

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宇都宮市におけるクビアカツヤカミキリによる被害等の確認について(7月8日、7月10日)

概要

令和6年7月8日(月曜日)、7月10日(水曜日)に宇都宮市内において特定外来生物クビアカツヤカミキリ(成虫)が発見されました。
  • 今回は、7月8日(月曜日)に民家の庭で成虫1個体(死がい)、7月10日(水曜日)に民家の屋根で成虫1個体(死がい)が発見されたものであり、現時点では被害は確認されていません。
  • 今後、県と市により周辺樹林(サクラ等)の被害の有無等について、緊急調査を実施します。

緊急調査結果

 成虫発見場所から半径2キロメートル圏内において、栃木県と宇都宮市による目視での確認調査を実施した結果、同種による新たな被害が2件確認されました(一部調査は継続中)

参考

1 クビアカツヤカミキリによる被害の特徴
 幼虫が、モモ、スモモ、サクラ、ウメなどの樹木に寄生し、木の内部を食い荒らして、最終的には枯らしてしまいます。


2 クビアカツヤカミキリの生態
 幼虫は、樹木内で主に4~10月頃に活発に食害し、樹皮の外に大量のフラス(木くずと糞の混ざったもの)を排出しながら、2~3年過ごし、6~8月頃に2.5~4cm程度の成虫に羽化します。在来種よりも繁殖力が強い(在来種の約3倍の産卵能力を持つ)ため、数年で木を枯死させる等により深刻な被害となります。


3 防除対策
 (1)被害の拡大を防止するためには、被害木の伐採が最も有効な対策です。
 (2)薬剤により木の内部の幼虫を駆除する方法もあります。
 (3)羽化した成虫の分散防止及び新たな産卵防止のため、樹幹部にネットを巻き付け、定期的に見回って成虫を見つけたら捕殺します。

このページに関するお問い合わせ

環境部 環境保全課
電話番号:028-632-2405 ファクス:028-632-5279
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