宇都宮市におけるクビアカツヤカミキリによる被害等の確認について(7月16日)

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ページID1036461  更新日 令和6年8月30日

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宇都宮市におけるクビアカツヤカミキリによる被害等の確認について(7月16日)

概要

令和6年7月16日(火曜日)に宇都宮市内において今年度初(令和4年7月、令和5年9月に続く3例目)となる特定外来生物クビアカツヤカミキリによる被害が確認されました。
  • 市民からのクビアカツヤカミキリによる被害疑いの通報があり、ハナモモの木1本に同種による被害が確認されたものです。
  • 当該被害樹については、被害拡大防止対策を実施予定です。
  • 今後、県と市により周辺樹林(サクラ等)の被害の有無等について、緊急調査を実施します。
  • なお、10月頃まで同種の幼虫が食害を引き起こすことが考えられますので、フラス(幼虫が排出する、木くずと糞が混ざったもの)を発見した際は、市環境保全課までご連絡ください。

緊急調査結果

 被害確認場所から半径2キロメートル圏内において、栃木県と宇都宮市による目視での確認調査を実施した結果、新たに発見された成虫や被害はありませんでした。

参考

1 クビアカツヤカミキリによる被害の特徴
 幼虫が、モモ、スモモ、サクラ、ウメなどの樹木に寄生し、木の内部を食い荒らして、最終的には枯らしてしまいます。


2 クビアカツヤカミキリの生態
 幼虫は、樹木内で主に4~10月頃に活発に食害し、樹皮の外に大量のフラス(木くずと糞の混ざったもの)を排出しながら、2~3年過ごし、6~8月頃に2.5~4cm程度の成虫に羽化します。在来種よりも繁殖力が強い(在来種の約3倍の産卵能力を持つ)ため、数年で木を枯死させる等により深刻な被害となります。


3 防除対策
 (1)被害の拡大を防止するためには、被害木の伐採が最も有効な対策です。
 (2)薬剤により木の内部の幼虫を駆除する方法もあります。
 (3)羽化した成虫の分散防止及び新たな産卵防止のため、樹幹部にネットを巻き付け、定期的に見回って成虫を見つけたら捕殺します。

このページに関するお問い合わせ

環境部 環境保全課
電話番号:028-632-2405 ファクス:028-632-5279
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。