「企業と地域をつなぐ女性活躍推進の新たな形」~‘きよはら’から多層的な交流と発信~
清原工業団地総合管理協会 女性活躍ネットワーク事業
女性活躍ネットワークとは?

○ 企業間の情報交換から、地域や働く女性へ元気を届ける活動へ
・清原工業団地総合管理協会は団地内の36社で構成され、働く人々の健康安全や地域との協調を推進。
・「女性活躍ネットワーク事業(女活)」は平成28年度(2016年度)から開始し、今年で10年目。今年度は12社から18名が参加し、交流会やイベントを定期的に企画・運営。
・当初は仕事と育児の両立に関する意見交換会が中心だったが、現在では地域のイベントへの参加に加え、ラジオ放送にまで活動が広がっている。
・現在の参加企業(12社)
カルビー株式会社、キヤノン株式会社、栃木住友電工株式会社、東洋紡株式会社、日本たばこ産業株式会社、日本山村硝子株式会社、久光製薬株式会社、Umios株式会社(旧マルハニチロ株式会社)、宮島醤油株式会社、株式会社ミツトヨ、株式会社ムロコーポレーション、清原工業団地総合管理協会
令和7年9月27日に開催されたきよとこ清原マルシェにおいて、はじめて、女活メンバー出演による公開生放送を実施。
詳しくは、清原工業団地で働く女性たちの等身大の声を届ける!「働く女性のあるあるトーク」inきよとこ清原マルシェ 公開生放送レポートをご覧ください。
◆ここからは、代表者の市岡麻希子さん(株式会社ムロコーポレーション)に女活ネットワークの活動についてお聞きしていきます。
ネットワークに加入したきっかけを教えてください。
○ まず自分が動こう

清原工業団地女性活躍ネットワーク事業には、今年で4年目の参加になります。ムロコーポレーションに転職して7年目になりますが、この事業の案内が来たとき、自分から「参加したい」と手を挙げました。
当社は女性が前に出る文化ではなく、控えめな方が多い職場です。そのような中で私は、興味を持ったらまず動いてみるタイプで、社内では少し珍しい存在かもしれません。実際、博士号を取りたくて大学に通っているくらい、自分の中に「やってみたいことは行動したい」という性格があり、その感覚がそのままこの活動にもつながりました。
だからこそ、「誰かが一歩動けば雰囲気も変わるかもしれない。まず、自分が動こう。」そう思ったのが一番の理由です。当時は、会社として女性活躍の方向性が定まっていない時期でしたし、私自身もどう動くべきか迷っていたので、外で学びたい気持ちも強くありました。
‘会社のため’というより、‘自分が動けば周りも動きやすくなるはずだ’という素直な思いで参加しました。
加入された当初と今の変化はありますか?
〇 女性社員の自己啓発から 自社や地域への貢献へ
加入当初は、女性の立場の不利さを語る場面が多く、正直、愚痴に近い空気もありました。コロナで活動が思うようにできなかったこともありますが、当時の取組は主に座談会やセミナーなど、団地内の企業や参加企業の女性社員の自己啓発にとどまっていました。
今は、その頃とはまったく違います。活動の軸が、「自社や地域にどう貢献するか」「じぶんたちの行動で何を生み出せるか」という外向きの姿勢に大きく変わりました。背景には、参加メンバーに「とにかくやってみたい」「自分たちで動きたい」タイプが増えたこともあると思います。企業の女性同士のワーキングなどでは、どうしても“社内における立場”や“待遇改善”の議論に終始しがちで、会社に持ち帰っても現実はなかなか動きません。
一方、清原工業団地の女活は、文化祭のように自分たちで企画し、それを地域の中で実行していく活動になっています。
企画力、調整力、発信力、巻き込み力―
仕事で必要な力が全部鍛えられますし、地域への貢献にもなり、自社を知ってもらう機会にもなる。これは、清原工業団地女性活躍ネットワーク事業の「立ち上げの思い」をそのまま受け継いでいると感じます。
毎月の交流会でも、誰か1人がリーダーになるのではなく、全員がリーダー、司会も書記も担当者が毎回変わります。
「メリットしかない活動です!」と言えます。
今回初めて取り組まれた公開生放送、振り返って感想をお聞かせください。
〇 身近なロールモデルの声を届ける
準備が本当に大変でした。短期間な上、ラジオなので‘面白さ’も必要だけど台本は全然まとまらない。言い出した張本人として、内容が滑ったらどうしようと相当悩みました。
そこで思い切って、実際に社内で悩んでいる女性社員の事例を題材にして、リアルな話をするという方向に振り切りました。結果、これが一番盛り上がり、聴く側にも一番響いたと思います。ロールモデルは遠くにいる誰かではなく、すぐ隣で一緒に働く人なんだと実感しました。
「時間がない時にどうリラックスする?」という質問に、「家に帰る途中でコンビニに寄り、スイーツを買って車の中で食べる」と話された人がいたんですが、「なんでコンビニじゃなきゃダメなの?」と聞くと、「いや、一人の時間が必要でしょ」と。そういう時間がない中でも密かに工夫して
いるエピソードなどがすごく共感を得たりしてました。
◇詳細は公開生放送レポートをご覧ください。


○ 地域×企業×人の魅力を発信するハブに
生放送のおかげで、伝える力、構成力、言語化力が鍛えられ、清原工業団地の女活が「地域と本気で動いている」ことも外に発信することができました。
清原工業団地は、実は面白い企業や技術が多いのに、外からはあまり知られていません。
‘女性活躍’という切り口で、‘地域×企業×人‘の魅力を外に届けるハブになりたいという思いがありました。
これは自社の広報ではなく、地域全体の価値を高める取組です。公開ラジオはそのための最適な方法でした。
活動が多角的になってきていますね。今後の意気込みをお聞かせください。
○ 今一番挑戦したいのは、〇〇〇のファッションショー
工業団地の企業に勤める人が、どんな風にどういう服装で働いているのか。きっとみんな、学校の制服と一緒で、気になっているんじゃないかなということもあり、今一番挑戦したいことは、工業団地内の企業による「作業服のファッションショー!」です。
やっぱり、日頃身に着けている作業着に自信のある企業もあると思います。逆に、従業員側が「ここを変えてもらいたい」と思っているのに変えられずにいたら、そういう声を吸い上げるきっかけにもなるんじゃないかという風に思ったりしています。
そのような発信的の部分を引き続きやっていきたいなと思っています。
○ 横のつながり、交流を大切に
今回、ラジオの準備などで交流会以外でも集まったり、複数企業がグループとなってブースを開設したので、他企業に行ってみんなでノギス作りをやるなど、横の繋がりがすごくありました。そういう交流も活発にやっていけたらいいなと思います。
他の会社にお邪魔して、お話しを聞くと、本当に考え方が素晴らしく、様々な取組を知るきっかけにもなったので、そのような交流を、対話だけじゃなく、実際に現場でできたらいいなと思っています。
私自身は、「動いてないと死んじゃうでしょ(笑)」と言われるぐらい動くので、まず自分が動くことを続けて、地域でも自分の会社でも、オセロのように一個ずつひっくり返すかのように活動しようという風に決めているので、一つずつ進めていきたいなと思っています。
コツコツやると繋がるんだなと実感していて、近年は、行政とも連携して、ワークショップや公共施設で子どもたち向けのブースを作ったり、様々な活動を通して地域社会貢献に取り組んでいます。横のつながりや交流を大切にしながら、こうした取組を続けていければと思っています。





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総合政策部 女性活躍推進課(市役所5階)
電話番号:028-632-2346 ファクス:028-632-5422
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