ヘルプカードをご存じですか
市では、障がいのある方などが災害時や日常生活の中で困った際に、周囲の人が障がいの特性を理解し、適切に支援できるよう、ヘルプカードを作成しました。
ヘルプカードとは
ヘルプカードは利用する本人や家族の判断により、支援を受ける際に必要な情報を記載するものです。
障がいのある人が困った際に周囲に手助けを求めるためのカードです
障がいのある人の中には、自分から「困っています」を伝えることが苦手な人もいます。
このヘルプカードは、障がいのある人がいざというときに、必要な支援や配慮を周囲の人にお願いしやすくするためのカードです。
障がいのある人が困っていたら
- 「どうしましたか」と声を掛けてください。
- 相手に伝わっているか確認しながら、ゆっくり話してください。
- ヘルプカードの提示がありましたら、記載内容を確認して、相手が求める支援を行ってください。
(緊急連絡先に連絡する、筆談で説明するなど)
(注意)相手がヘルプカードを提示できない場合は、「ヘルプカードを持っていますか」と確認することも必要です。
こんなとき、みなさんの手助けが必要です
障がいの特性によって、必要な支援や配慮はさまざまです。
外見では障がいがあることが分かりにくい方や、困っていることを自分からうまく伝えられない方もいます。
そんなときに、「手助けが必要な人」と「手助けしたい人」をつなぐのがヘルプカードです。
皆様も、地域でヘルプカードを提示されたら、その記載内容に沿って支援をお願いいたします。
普段の生活の中で
- 何か困っているような人を見かけたら
「何かお手伝いすることはありますか」と声をかけます。
ヘルプカードの提示があったら、記載してある内容に沿って支援します。
ヘルプカードの提示が無い場合は、「ヘルプカードを持っていますか」と確認します。
災害が発生したら
- 避難などが必要なときに、危険を察知していない人や動けない人がいたら
ゆっくり、具体的に状況を伝えます。
ヘルプカードに緊急連絡先が記載されていれば、連絡をお願いします。
- 避難所で過ごすとき、障がいのある人が困っていたら
ヘルプカードを持っているか確認し、提示があったら記載内容に沿った支援や配慮をお願いします。
緊急のとき
- パニックや発作などを起こしている人を見かけたら
まず、短い言葉で優しく声をかけてください。
ヘルプカードには、パニックや発作の際にどうしてほしいかが書いてあります。周りの人と協力して対応をお願いします。
配布対象者
障がい者手帳所持者(身体障がい・知的障がい・精神障がい)、難病患者、障がい福祉サービスの受給者、その他ヘルプカードを必要とする人。
配布場所
市役所本庁舎(障がい福祉課・保健と福祉の総合相談)、保健所保健予防課、各地区市民センター、出張所、教育センター、子ども発達センター、障がい者生活支援センター、市社会福祉協議会
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 障がい福祉課 企画グループ
電話番号:028-632-2353 ファクス:028-636-0398
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