年末の大掃除には住宅用火災警報器の点検・交換を!

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ページID1025902  更新日 令和7年12月1日

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住宅用火災警報器の維持管理

作動しますか?あなたの家の住宅用火災警報器

 住宅用火災警報器は、平成21年6月1日からすべての住宅に設置が義務付けられましたが、現在10年以上が経過し、住宅用火災警報器の耐用年数である10年を超えた住宅用火災警報器が多く存在していることが予想され、いざという時に警報が鳴らないことが懸念されます。

大掃除と一緒に点検・交換を

 年末に大掃除をする方が多いのではないでしょうか。この機会に、住宅用火災警報器の点検を行うとともに10年を目安に交換しましょう。

住宅用火災警報器の点検方法

交換方法

古い住宅用火災警報器を取り外す

下のイラストを参考に住宅用火災警報器を取り外してください。なお、メーカーや製品によって異なりますので、購入時の取扱説明書をご確認ください。

住警器の取り外し

廃棄方法

古い住宅用火災警報器を廃棄する

以下の手順で住宅用火災警報器の電池を取り外してください。

住警器廃棄

自治体が決めたルールに従い、本体と電池を別に廃棄してください。

・廃棄の際、住宅用火災警報器本体から電池を取り外してください。

・電池を廃棄する場合は、電池の保護フィルムがはがさず、コネクタ部分に絶縁性のあるテープなどを巻いてください。また、金属片など導通性のあるものと一緒に廃棄しないでください。絶縁状態にせずに廃棄すると電池がショートし、発火、破裂する原因となります。

・住宅用火災警報器や電池を廃棄する場合は分解したりせず、自治体により定められたルールに従って廃棄してください。

お手入れ方法

台所などに取り付けた場合、油や煙などによる汚れが付着することがあります。

家庭用中性洗剤を浸して十分絞った布で軽く拭き取ってください。埃がたまっている場合は掃除機で吸い取ってください。ベンジンやシンナーなどの有機溶剤は絶対に使用しないでください。また、故障の原因になりますので水洗いは絶対にしないでください。

住警器手入れ方法

電気用品の安全性もチェックしてみましょう!

(1)大掃除で電気用品の安全チェックを

 ご家庭での大掃除は、家具・大型家電の裏、カーペットの下など、普段は手の届かない場所も清潔にするいい機会です。コンセント、プラグに溜まったホコリや汚れを取り除いて、電源コードの状態なども確認しましょう。

 特に、ホコリの溜まったプラグで起きる「トラッキング現象」や、損傷したコードからの漏電は、火災の原因になることがあります。電気用別の安全チェックポイントをまとめましたので、チェックしてみてください。

(2)大掃除を始める前に

電源OFFを確実に

 電気用品の掃除は、必ず電源を切って行いましょう。本体のスイッチを切るだけでは不十分です。プラグを抜いたり、ブレーカーを切ったりして、確実に安全を確保したうえで掃除に取り掛かってください。

水拭きはNO!

 水は電気を通しやすいので注意が必要です。電気用品を掃除する際に水をかけたり、固くしぼってない雑巾で拭いたりすると内部に水が入り、電源を入れると漏電することがあります。電気用品の取扱説明書を読み、適した掃除方法を確認しましょう。

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このページに関するお問い合わせ

消防局予防課
電話番号:028-625-5505 ファクス:028-625-5509
住所:〒320-0014 宇都宮市大曽2丁目2-21
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。