多文化共生フォーラム

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ページID1007500  更新日 令和7年2月3日

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外国人留学生と「宇都宮で暮らすこと」についてワークショップを実施しました!

1月19日に、宇都宮市民プラザ会議室で「令和6年度多文化共生フォーラム~みんなではなそう多文化共生のまちうつのみや~」を実施しました。10代から40代までの24名が参加しました。

パネリストの自己紹介

帝京大学の留学生4名をパネリストにお迎えしました。
 ◆モンゴル出身 ガンフー ムンフサロールさん
 ◆マレーシア出身 ティモシーン ウェイヤオさん
 ◆ベトナム出身 グエン ドゥック マインさん
 ◆バングラデシュ出身 サイモム モハッマド アブ サファエットさん


出身国の写真を見せながら自己紹介をしていただきました。

出身国の国旗の意味や食べ物などについて分かりやすくお話ししていただきました。

ガンフーさんとティモシーンさん

マインさんとサファエットさん

ワークショップの様子

4つのグループに分かれてワークショップを行いました。KJ法を用いて、2つのテーマについて話し合いました。

■KJ法とは 

ブレインストーミング等で生まれた断片的な意見・アイデアを効率的かつ論理的に整理するための手法です。具体的には、付箋のようなカード1枚1枚にアイデアを記載し、グルーピング等することで、情報を整理します。


テーマ(1)「日本または宇都宮に来た時に困ったことは?」

留学生は、「実際に困ったこと」、日本人市民は、「きっと困っていると思うこと」について付箋に書き出し、意見交換をしました。意見をグループ化することで、どのような場面で外国人市民の方が困っているのか分かりやすくなりました。

ワークショップの様子

実際に出た意見
ごみの出し方、電車やバスの乗り方、病院で症状の説明がうまくできない、交通ルール、アパートの契約、文化の違い、宗教によって食べられる物が限られる、言葉の壁、交流の機会が少ない

 

テーマ(2)「みんなが暮らしやすくするにはどうしたらいい?」
 テーマ(1)の意見を踏まえて、解決策を考えました。

ワークショップの様子

 

発表
 各グループの解決策TOP3を発表しました。

発表の様子

言葉やコミュニケーションでの困りごとに対して、漢字にふりがなをふる、やさしい表現に言い換え
る、ゆっくり話す、多言語化する、翻訳タブレットを設置するなどの解決方法が挙げられました。
また、日本のルールや文化の違いについては、多文化共生のイベントや交流の機会を作るという解決方法が挙げられました。

参加者からの声

・文化の違いや、生活で感じた不便さなど実際の声を聞くことができ、これから外国人の人が住みよい社会のために、自分のできることを行いたいと   思いました。
・自分が気になることや、こういうことで困らないのかなと思ったことを沢山聞けました。
・留学生の方の話しや国の話を聞けて良かったなと思いました。
・グループワーク形式だったので留学生と気軽に話すことができました。

 

宇都宮市としても多文化共生を進めていくにあたり、とても貴重な意見を聞くことができました。
毎年度1回、このようなイベントを実施していますので、皆さんもぜひご参加下さい!

このページに関するお問い合わせ

市民まちづくり部 多文化共生推進課(市役所10階)
電話番号:028-632-2971 ファクス:028-632-2347
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。