風しん抗体検査

風しん抗体検査のお知らせ

先天性風しん症候群を予防するために、風しん抗体検査を実施しています

　妊娠20週頃までの女性が風しんにかかると、赤ちゃんにも感染し、耳が聞こえにくい、目が見えにくい、生まれつき心臓に病気がある、発達がゆっくりしているなどの「先天性風しん症候群」という病気にかかってしまうことがあります。

　赤ちゃんを先天性風しん症候群から守るためには、妊婦の周囲の人が風しんに対する免疫をつけることや妊娠前の女性が免疫をつけることが大切になります。風しん抗体検査で免疫の有無を確認して、免疫力が低い場合には、医師と相談のうえ、風しんワクチンの予防接種をご検討ください。

　ただし、妊婦や妊娠している可能性がある女性は、生ワクチンのため予防接種を受けることはできません。

（注意）風しんワクチンは、副反応の少ない非常に安全な予防接種であり、95パーセント以上の方が免疫を獲得することができる予防接種ですが、まれにショックやアナフィラキシー様症状、全身のじんましんなどの報告があります。

• 厚生労働省ホームページ「風しんについて」（外部リンク）

医療機関の検査の概要

対象者

宇都宮市内に住民登録がある方で、次のいずれかに該当する方
ただし、過去に風しん抗体検査を受けた結果、十分な量の風しん抗体があることが判明し（注意1）、風しんの予防接種を行う必要がないと認められる方は除きます。

1. 妊娠を希望する女性
2. 1の配偶者（注意2）などの同居者（注意3）
3. 風しんの抗体価が低い妊婦の配偶者（注意2）などの同居者

  (注意1)母子健康手帳、風しん抗体検査結果通知書等で検査の履歴が確認できる方をいう。

（注意2）婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある方を含む。

  (注意3)同居者とは、生活空間を同一にする頻度が高い方をいう。

　

場所

市内の協力医療機関

料金

無料

受検方法

医療機関にお問い合わせの上、受診してください。

検査結果

医療機関にお問い合わせください。

お問い合わせ先

宇都宮市保健所　保健予防課　感染症予防グループ
電話　028-626-1114

協力医療機関一覧

• 協力医療機関一覧（町名50音順）令和5年3月末日現在 （PDF 180.4KB）

風しんの免疫が不十分な方へ予防接種費用の一部を補助します

　宇都宮市では先天性風しん症候群の発生を防止するため、妊娠を希望する方等を対象とした、風しん予防接種費用の助成制度を実施しています。詳細は下記リンク先をご覧ください。

• 風しんの免疫が不十分な方への風しん予防接種費用の一部補助