宇都宮市地域で支え合う自治会条例
令和7年3月25日に「地域で支え合う自治会条例」を制定しました
~地域の和を未来へつなぐ~
自治会は、安全・安心な市民生活を支える基盤であり、地域まちづくりの要となる存在ですが、社会環境の変化等を背景に加入率は減少傾向にあり、自治会の意義や重要性について改めて広く認識を共有する必要性が高まっています。
このようなことから、自治会の持続可能性を高め、誰もが身近な地域で共に支え合い、安全・安心に暮らすことができ、夢や希望をかなえることができるまちの実現と将来の世代への継承を図るため、自治会に関する基本理念や関係者の役割などを定めた「宇都宮市地域で支え合う自治会条例」を令和7年3月25日に制定しました。
条例制定を機に、宇都宮市としても自治会の維持及び活動の活性化をより一層推進してまいります。
条例の概要
基本理念
- 関係者は、等しく地域社会の構成員という意識を持ちながら、連携・協働して地域活動を行う
- 自治会の役割の重要性や維持されるべき存在であることを関係者が認識・共有する など
関係者の役割(主なもの)
自治会 |
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市民 |
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地域活動団体・非営利活動団体 | 活動内容や特性に応じ、自治会活動に積極的に参加・協力し、協働して 地域活動に取り組むよう努める |
事業者・住宅関連事業者 |
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市 |
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条例の特徴
特徴1:自治会の意義や重要性を明記した本市初の条例
地域のまちづくりを支える市の重要なパートナーである自治会の定義や意義、重要性について本市の条例に初めて明記し、広く共通認識を醸成するきっかけとします。
特徴2:条例制定プロセスにおいて様々な関係者の意見を反映
懇談会などを通じて、学識経験者、自治会、関係団体、NPO、事業者、市議会議員、市民などの様々な立場から自治会に関する多様な意見を聴き、反映しました。
特徴3:自治会の維持・活性化に向けた関係者の役割を具体化
市民や関係団体に加え、集合住宅入居者等との橋渡し役となる住宅関連事業者など、自治会の維持・活性化に向けてそれぞれの関係者に期待される役割を条例で具体化しました。
特に市は、自治会の維持・活性化施策を立案・推進する責務を有することを明記しました。
条例と施策事業の関係
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このページに関するお問い合わせ
市民まちづくり部 みんなでまちづくり課
電話番号:028-632-2287 ファクス:028-632-3268
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