子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種

ページID1029068　更新日令和7年1月17日

・過去に子宮頸がん予防ワクチンの接種機会を逃した女性を対象としたキャッチアップ接種（全額公費負担で無料）の実施期間は「令和7年3月31日まで」となっていますが、キャッチアップ接種期間中に1回以上接種をした方に限り、1年間の経過措置が設けられる予定です。
・対象者や実施期間等については、下記「キャッチアップ接種の経過措置」をご確認ください。

子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種とは

・子宮頸がん予防ワクチン接種につきまして、平成25年6月に発出された厚生労働省健康局長通知（勧告）に基づき、積極的勧奨（接種のおすすめ）を差し控えておりましたが、令和3年11月26日に国の審議会において、ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを上回ることが認められたことから、積極的勧奨を再開することとなりました。
・しかしながら、積極的勧奨を差し控えていた期間に公費負担（無料）で接種を受ける機会を逃した方がいるため、このような方々に公平な接種機会を確保する観点から、定期接種の対象年齢を超えた方を対象に「キャッチアップ接種」を行うことになりました。
・つきましては、下記の接種対象者やその保護者の皆様におかれましては、ワクチンの有効性・リスクについてよく御理解いただいた上で、希望する場合は医療機関においてワクチン接種を受けてください。

キャッチアップ接種 の対象者

平成9年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた女子

（注意）既に3回接種している方は対象になりません。誤って4回目を接種した場合は全額自己負担となります。接種前に接種履歴をよく御確認ください。

実施期間

令和4年4月1日から令和7年3月31日まで

接種費用

無料（全額公費負担）

個別通知の送付時期

接種対象となる方には、令和6年5月22日に個別通知を発送済み

接種場所

・市内の指定医療機関（下記の「子宮頸がん予防ワクチン接種可能医療機関一覧」をご覧ください）
・市外での接種を希望する場合は、接種前に申請が必要となる場合があります。詳細は下記のリンク先「市外での接種を希望する方へ」をご覧ください。

持ち物

（1）予防接種受診者証（個別通知に同封。医療機関に備え付けの「予診票」に受診者番号を転記してください）
（2）母子健康手帳

接種回数

3回（2回）
（注意）使用できるワクチンは3種類（サーバリックス、ガーダシル、シルガード9）あります。いずれかのワクチンで、3回接種受けてください。
ただし、15歳未満でシルガード9を接種する場合は、6か月以上の間隔をあけて2回接種で接種完了となります。

標準的な接種間隔

・サーバリックス（2価）

　初回接種から1か月後に2回目、初回接種から6か月後に3回目の接種を受ける。

・ガーダシル（4価）

　初回接種から2か月後に2回目、初回接種から6か月後に3回目の接種を受ける。

・シルガード9（9価）1回目接種を15歳未満までに受ける場合

　初回接種から6か月後に2回目の接種を受ける。

・シルガード9（9価）1回目接種を15歳になってから受ける場合

　初回接種から2か月後に2回目、初回接種から6か月後に3回目の接種を受ける。

キャッチアップ接種の経過措置

【厚生労働省での最新の検討状況】
　令和6年度におけるワクチンの大幅な需要増加により、子宮頸がん予防ワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいる状況等を踏まえ、令和7年3月31日までに接種を開始した方が、全3回の接種を公費で完了できるよう、キャッチアップ接種の経過措置が設けられる予定です。

経過措置の対象者

次の両方に該当する方

（1）平成9年4月2日から平成21年4月1日までに生まれた女子
（2）令和4年4月1日から令和7年3月31日までに子宮頸がん予防ワクチンを1回以上接種された方
(注意)既に全3回の接種が完了している方は対象外です。
(注意)令和7年4月1日以降に1回目の接種した場合は、全額自己負担となりますのでご注意ください。　

経過措置の期間

令和7年4月1日から令和8年3月31日まで

【参考】子宮頸がん予防ワクチンに関する厚生労働省ホームページ（外部リンク）

キャッチアップ接種の個別通知

令和6年5月22日にキャッチアップ接種の対象者へ送付した書類です。

子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種について（PDF 996.4KB）
子宮頸がん予防ワクチン接種可能医療機関一覧（PDF 348.4KB）
子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種リーフレット（PDF 2.1MB）
厚生労働省が作成したキャッチアップ接種についてのリーフレットです。

市外接種を希望する方へ

・市外の医療機関で接種を希望する場合は、下記のリンク先をご覧の上、あらかじめ申請書の提出をお願いします。

市外での定期予防接種を希望する方へ

キャッチアップ接種に関するQ&A

進学や就職で市外へ引っ越しをしています。どのようにキャッチアップ接種を受ければよいでしょうか。

キャッチアップ接種は、住民登録のある自治体が手続きを行うこととなっています。現在の居住地が市外であっても、宇都宮市に住民登録がある場合は、市から送付される個別通知やこのページを確認の上で接種を受けてください。住民登録地を変更している場合は、当該市町村の担当部署へお問い合わせください。

定期接種の対象年齢である「小学6年生から高校1年生」の間に、全3回の接種を完了することができませんでした。キャッチアップ接種の対象になりますか。

全3回の接種を完了せず、途中で接種を中断した方につきましても、1回または2回接種した後の接種間隔にかかわらず、キャッチアップ接種の対象者となります。その際は、接種を初回からやり直すことなく、残りの回数の接種（2・3回目または3回目）を行ってください。

サーバリックス（2価）、ガーダシル（4価）、シルガード9（9価）と3種類のワクチンがありますが、どれを接種すればよいですか。

どのワクチンも子宮頸がんの前がん病変の予防に効果がありますので、医師と相談の上、接種するワクチンを決めてください。ただし、過去に1回目または2回目の接種を受けている場合は、原則として過去に接種歴のあるワクチンと同じの種類のワクチンで接種を受けてください。

過去に接種したワクチンの種類がわかりません。

（1）過去に子宮頸がんの定期接種を受けた時点において、宇都宮市に住民登録があった場合
　　　宇都宮市に予防接種歴の開示申請を行うことができます。
　　　・申請者：被接種者又はその保護者
　　　・対象となる予防接種：宇都宮市内在住の際に受けた定期の予防接種
　　　（注意） 6年以上前の記録は残っていない場合があります。
　　　・申請方法：保健所保健予防課窓口での申請
　　　（注意）個人情報保護の観点から、電話で接種歴をお答えする事はできませんので、御了承ください。
　　　（注意）市役所本庁舎や地区市民センター、出張所での申請はできません。

（2）過去に子宮頸がんの定期接種を受けた時点において、市外に住民登録があった場合
　　　宇都宮市は接種歴を把握しておりませんが、接種当時の住民登録地に予防接種歴の開示申請を行える場合があります。接種当時の住民登録地の予防接種担当部署にお問い合わせください。ただし、6年以上前の記録は残っていない可能性があります。

（3）過去に子宮頸がんの定期接種の年齢を過ぎた後自費で接種を受けたため、手元に接種記録が残っていない場合
　　　任意接種として、自費で接種を受けた場合、宇都宮市は接種歴を把握しておりません。キャッチアップ接種を実施する医療機関の医師と被接種者とで十分に相談した上で、接種するワクチンの種類を選択してください。

新型コロナワクチンやインフルエンザワクチンなどを接種した場合、どのくらい間隔をあけて接種を受ければよいですか。

接種間隔に制限はありません。医師と相談の上、体調がよい時に接種を受けてください。

シルガード（9価）で接種を希望したいのですが、無料で接種できますか。

キャッチアップ接種の対象者に該当していれば無料（全額公費負担）で接種を受けることができます。

子宮頸がん予防ワクチンは、必ず接種を受けなければなりませんか。

予防接種法に基づく接種の努力義務がありますが、強制するものではありません。ワクチンの有効性・リスクなどについてよく理解した上で、接種を検討してください。

すでに自費で子宮頸がん予防ワクチンの接種を受けている場合、接種費用の助成制度はありますか。

自費でワクチン接種を受けた方に対する助成制度があります。詳しくは下記のリンク先をご確認ください。

子宮頸がん予防ワクチンを自費で接種した方への助成について

令和7年4月以降、子宮頸がんワクチンの接種はできますか。接種する場合、接種費用は有料となりますか。

子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種（公費負担により無料）は、令和7年3月31日で終了となります。令和7年4月以降に子宮頸がんワクチンの接種を希望する場合、「任意接種」として全額自己負担で接種できます。

長期にわたる体調不良やワクチンの供給不足などにより、令和7年3月末までに接種が完了しなかった場合、救済措置はありますか。

長期にわたり療養を必要とする病気にかかっていた場合や、災害・ワクチン供給不足などの「特別な事情」により、定期予防接種の対象年齢の間、やむを得ず予防接種を受けることができなかった場合、予防接種を受けることができるようになってから2年の間、公費負担で接種を受けることができる特例措置があります。
なお、定期予防接種の対象年齢の間、一時的に風邪などをひいていて、予防接種を受けられなかった場合などは該当しません。「特別な事情」に該当するかは保健予防課までお問い合わせください。

長期療養の特例措置

このページに関するお問い合わせ

宇都宮市保健所保健予防課予防接種グループ
電話番号：028-626-1114　ファクス：028-626-1133
住所：〒321-0974　宇都宮市竹林町972
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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