河川などの「異常水質」の発生防止にご協力ください
河川などの「異常水質」の発生防止にご協力ください
油や薬品類が河川等へ流出したり、水質の異常により魚が死んでしまったりする事故を「異常水質」と呼んでいます。
市では、県や関係機関と連携して河川の水質保全に努めていますが、毎年、こうした異常水質が発生しています。事故の原因の多くは、機械類の故障や誤操作あるいは油・薬品類の不適切な管理などの人為的なミスによるもので、うっかりミスの防止や日常の点検により防ぐことができるものが大部分です。
河川の水は、水道水や工業用水、農業用水などに利用されているため、ひとたび異常水質が発生すると私たちの生活に大きな影響を及ぼすおそれがあります。また、動植物などの生育環境に大きな被害をもたらすこともあります。
このため、次のような点にご留意いただき、異常水質の発生防止にご協力ください。
なお、万一事故が発生した場合には、すぐに流出防止のための応急措置を行うとともに、当課、消防署、河川管理者へ連絡してください。
異常水質を防ぐために
工場・事業場の方へ
- 油や薬品類の取扱いに十分注意し、機械類の定期点検・安全確認に努めるとともに、防液堤の設置など事前の流出防止措置を講じてください。
- 緊急時連絡網を作成し、油や薬品類の使用場所及び保存場所に配備するとともに、従業員に周知しておくことで、迅速な対応ができ、被害を最小限に抑えることができます。
プール管理者の方へ
- プールの消毒及び清掃で使用する薬品が河川に流出しないよう、薬品及び消毒施設の管理を適正に行ってください。
- プールの水及びプールの清掃時の排水については、残留塩素濃度が十分減少(0.1ppm未満を目安)したことを確認して排水してください。
市民の方へ
- 灯油の移し替えの際に誤ってこぼしてしまうなど、日常生活の中でも、異常水質につながるおそれのある事故が起こります。油類や洗剤、農薬類の取扱いには十分注意してください。
このページに関するお問い合わせ
環境部 環境保全課 調査指導グループ(市役所12階)
電話番号:028-632-2420 ファクス:028-632-5279
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。