地下水のPFOS(ピーフォス)及びPFOA(ピーフォア)の暫定指針値超過について

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ページID1039509  更新日 令和6年11月22日

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市による調査結果

 南高砂町地内の井戸利用者から、地下水の「PFOS及びPFOA」の暫定指針値超過の報告を受け、市が改めて当該井戸の水質調査を実施したところ、「PFOS及びPFOA」の暫定指針値超過が判明しましたので、お知らせします。

宇都宮市南高砂町地内:140ng/L(暫定指針値超過)

(暫定指針値(注意))PFOS及びPFOA:50ng/L以下

(注意)国が「人の健康の保護に関連する物質であるが、公共用水域等における検出状況等からみて、直ちに環境基準とはせず、引き続き知見の集積に努めるべきもの」として暫定的に設定したものです。

<参考>PFOS及びPFOAについて

・有機フッ素化合物であるPFAS(ピーファス)の一種であり、2000年代はじめ頃まで様々な工業で利用されていましたが、2009年以降、環境中での残留性や健康影響の懸念から、国際的に規制が進んでいます。現在は日本を含む多くの国で製造・輸入等が禁止されていますが、分解されにくいため、今も環境中に残っている場合があります。

・健康影響については、発がん、免疫等との関連が報告されていますが、どの程度の量で影響が出るのかについて、未だ確定的な知見はありません。

周辺調査について

 上記結果を受け、周辺地下水調査を11月下旬から南高砂町を中心に1km四方の範囲で実施します。

市域全体調査について

 市内全域の地下水調査については「栃木県公共用水域及び地下水の水質測定計画」と同様に、市内を5km四方で区切った19か所について、令和6年度中に調査を実施予定です。

このページに関するお問い合わせ

環境部 環境保全課 調査指導グループ(市役所12階)
電話番号:028-632-2420 ファクス:028-632-5279
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。