つながりと学びを、挑戦する力に。デジタルで宇都宮の女性の可能性をひらく

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1048926  更新日 令和8年9月30日

印刷 大きな文字で印刷

<学びを実践へ。デジタルスキルで広がる活動>

「うつのみやデジタル女子部」

宇都宮市が主催する「女性のデジタルスキル習得・就労支援事業」の受講生を中心に結成されたグループ。第3期生を中心に、講座修了後もメンバーそれぞれが身につけたスキルや経験を持ち寄り、情報交換や学び合いを続けている。
メンバーで役割を分担したWebサイト制作をはじめ、コンペへの参加など、身につけたスキルを生かす実践の場にも積極的に参加。地域とのつながりを大切にしながら、仕事や新たな活動にも取り組んでいる。
 

集合写真

後列(左から) 林真由美さん、千田亜耶さん、国包香さん、岩本彰子さん
前列(左から) 難波美智子さん、樋熊栞さん、阿部真奈美さん
 

講座を受講しようと思ったきっかけを教えてください。

○ 自分を変えるきっかけを求めて

メンバーには、子育て中の人や出産を控えている人、前職からブランクがある人など、さまざまな年代や状況の人がいます。環境は違っても、「今の状況の中でも何か新しいことを始めたい」「自分を少し変えてみたい」という思いで参加した人が多かったのだと思います。

講座への参加をきっかけに、生活や気持ちにどのような変化がありましたか?

〇 学びが広げた、それぞれの世界

参加前は専業主婦で、子育てに専念していました。講座修了後にハローワークで職業訓練を受け、その後、パートの仕事が決まりました。(千田さん)

千田さんインタビュー画像


夫の転勤で宇都宮に引っ越してきて、就職のタイミングに悩んでいましたが、消防団の活動は続けていました。講座で学んだデジタルスキルを、消防団女性部のサイト制作などに生かせるようになりました。(難波さん)

難波さんインタビュー画像


もともと紙媒体の仕事をフリーランスでしていました。3年前に宇都宮へ引っ越してきて、知り合いもほとんどいない中、同じスキルを持ち、仕事について話せる仲間ができたことで、世界が広がりました。(阿部さん)

阿部さんインタビュー画像


前職から約20年のブランクがありましたが、人生100年時代と言われる中、50代からの働き方を考えるようになり、講座に参加しました。今は仲間と一緒に学びを続けながら、フリーランスという働き方も模索しています。(国包さん)

国包さんインタビュー画像


現在、職業訓練を受けながら、忙しい毎日を送っています。それでも、「仲間がいる」という安心感が、やりたいことに向かって挑戦し続ける原動力になっています。(林さん)

林さんインタビュー画像


台湾料理を教える料理教室をしていました。学ぶことが好きで、ITやデザインにも挑戦したいと思い、講座を受けました。来年60歳になりますが、若い世代とのつながりもでき、頑張る姿を応援しながら、私自身も刺激をもらっています。現在は、女性の新たな一歩をサポートする活動も始めました。(岩本さん)

岩本さんインタビュー画像


開業して動画や音楽の編集の仕事をしていました。最初は頑張りすぎてしまい、「本当にこれでいいのだろうか」と悩んでいた時に、同じ思いを持つ仲間と出会いました。仲間に励ましてもらい、気持ちが楽になりました。(樋熊さん)

樋熊さんインタビュー画像

うつのみやデジタル女子部」を立ち上げたきっかけを教えてください。

〇 「これで終わるのはもったいない」

講座はオンラインで行われ、グループに分かれて意見交換をしていました。講座が終わりに近づくと、「この先も何かの形でつながっていたい」という声が自然と上がるようになりました。せっかく出会った仲間と、これで終わってしまうのはもったいない。一人では難しいことも、仲間と一緒ならもっといろいろなことに挑戦できるのではないか。そんな思いから「うつのみやデジタル女子部」を立ち上げました。
現在もオンラインを中心に、メッセージアプリなどで状況や資料を共有しながら活動しています。ただ、オンラインでは一人ひとりの忙しさや負担が見えにくい難しさもあります。そのため、時々ランチ会を開き、直接顔を合わせて、お互いの状況を知る機会も大切にしています。
「宇都宮」という共通点があったからこそ実際に会うことができ、そこから話が広がったり、仕事につながったりすることもありました。仕事や子育て、介護など、それぞれの状況が違うからこそ、無理のない範囲で参加し、必要な時には戻ってこられる「ゆるやかなつながり」を大切にしています。
 

これまでの活動を通して、どのようなことを感じていますか?

○ 仲間がいるから挑戦できる

活動を通して、一人では難しいことも、仲間と一緒なら挑戦し、形にできることを実感しています。特に、役割を分担してデジ女のWebサイトを完成させた経験は、異なるスキルや経験を持つ人が力を合わせることで、一つのものをつくり上げられるという自信につながりました。
また、人とのつながりや視野が広がり、新しいことに挑戦するハードルが下がったり、働くことや自分の可能性を前向きに考えられるようになったりしたメンバーも多くいます。活動できる時間はそれぞれ違うので、一人ひとりのライフステージを大切にしながら、必要な時に戻ってこられる場でありたいと思っています。

「うつのみやデジタル女子部」の強みは、どのようなところだと思いますか?

○ それぞれの強みを、ひとつの力に

さまざまな仕事や経験、得意分野を持つ女性が、「宇都宮」という地域でつながっていることです。Web制作やデザインなど、それぞれの得意分野を生かして役割を分担できるため、一人では受けにくい仕事にもチームで取り組むことができます。一人では思いつかなかったアイデアが生まれることも、グループならではの強みです。
また、年齢や仕事、ライフステージにかかわらず、新しいことに挑戦でき、活動できない時期にも無理なくつながり続けられる。そんな柔軟さも私たちらしさだと思います。

会議の様子

これから、どのような活動をしていきたいですか?

○  宇都宮で育てる、これからのカタチ

これからは、宇都宮の地域事業者や行政などから、デジタルやデザインを生かした仕事を少しずついただき、メンバーそれぞれの経験や得意分野を持ち寄って、チームで取り組む機会を増やしていきたいです。
まずは、できるメンバーから実際の仕事に挑戦し、仕事の進め方や役割分担を学びながら、一つずつ経験を重ねていきたいと思っています。そうした経験が、より多くのメンバーが活躍できる機会につながればうれしいです。
「デジ女」だけで生計を立てることが目標ではありません。仕事や子育てをしながらでも、自分のペースで活動し、ここで得た経験や実績が自信となって、その先の仕事や新しい働き方へとつながっていく。そんなモデルケースをつくることが、メンバーそれぞれの励みにもなると思っています。
これからも勉強会や情報交換を通して学び合いながら、地域でいただく一つひとつの仕事やご縁を大切にしていきたいです。その積み重ねの先に「デジ女」がどんなふうに育っていくのか、私たち自身も楽しみにしています。

談笑している様子

最後に、何かを始めたいと思っている皆さんへ、メッセージをお願いします。

〇 「やってみたい」という気持ちを大切に

年齢や立場、置かれている状況にかかわらず、「何かやってみたい」という気持ちがあるなら、その思いを大切にしてほしいです。小さくても一歩踏み出すことで、新しい出会いが生まれ、自分でも気づいていなかった強みや可能性が見つかることがあります。私たち自身も、仲間と出会ったことで世界が大きく広がりました。
仕事や子育てなどで、好きなことに取り組めない時期もあると思います。そんな時も「いつかやってみたい」という気持ちを忘れず、まずはできることから始めてみてください。これまでの経験や学びもきっと力になり、その一歩が新しい自分や世界につながっていくと思います。
 

このページに関するお問い合わせ

総合政策部 女性活躍推進課(市役所5階)
電話番号:028-632-2346 ファクス:028-632-5422
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。