サルモネラ食中毒
サルモネラとは?
サルモネラは、自然界に広く分布し、鶏・牛・豚などの家畜、犬や猫などのペットも保有していますが、特に最近は、「サルモネラ・エンテリティディス」というサルモネラ菌に汚染された卵による食中毒が増加傾向にあります。
この菌は、70度で1分程度の加熱で容易に死滅しますが、菌量が比較的少なくても発症することが分かってきましたので、特に幼児や高齢者の方々は注意が必要です。また、乾燥に比較的強い性質があります。
主な原因物質
卵、またはその加工品(自家製マヨネーズ、オムレツ等)、食肉(食肉、生レバー等)、食肉(生肉、生レバー等)、二次汚染を受けた食品、野菜サラダなど。
(注) 二次汚染:食中毒菌に汚染された食品から調理器具や手指などを介して他の食品が汚染されること。
主な症状
発熱(比較的高く38~40度)、腹痛、下痢、嘔吐など
潜伏期間
平均24時間前後
(注) 潜伏期間:菌が付着している食品を食べてから発症するまでの時間のこと
予防のポイント
- 食肉類、卵は低温管理しましょう。
- 卵は購入後、冷蔵庫に保管し、割卵後は直ちに調理して早めに食べましょう。また、ひび割れた卵は使用しないようにしましょう。
- 卵を生や半熟で食べる場合は、消費期限内のものを使用しましょう。
- 肉の生食はできるだけ避け、十分に加熱(中心温度75度で1分以上)しましょう。
- 卵、肉などを扱った器具・手指はそのつど洗浄消毒し、二次汚染を防ぎましょう。
- ネズミ、昆虫を駆除し、調理場内にペットを入れないでください。また、ペットに触れた場合には手を良く洗いましょう。
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