エシェリキア・アルベルティイ食中毒
エシェリキア・アルベルティイの特徴
エシェリキア・アルベルティイは、2003年に新種として正式に発表された腸内細菌科の大腸菌に近縁の菌種です。今までにハト、野鳥、猫、豚、哺乳類、食品では鶏肉などからも検出されています。これまでにエシェリキア・アルベルティイが原因となった食中毒の報告事例は少ないですが、これまでの事例からは、以下のことが報告されています。
症状及び発症までの時間
- 下痢と腹痛、嘔吐、発熱など多くの場合は軽症ですが、中には重症化することもあります。
- 発症までの時間は、多くは16時間以降ですが、6時間~数日と幅が広いです。
予防のポイント
エシェリキア・アルベルティイについては、一般的な食中毒予防で対応できます。
- 手洗いや調理器具の洗浄・消毒を十分に行い、清潔を保ちましょう。
- 肉類等の生の食品と加熱済み食品を分けて取り扱いましょう。
- 肉類などは中心部まで十分に加熱しましょう。
- 調理済み食品や生鮮食品は室温に放置せず、素早く冷却しましょう。
- 安全な水と新鮮で良質な食材を使用しましょう。
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