感染症検査
検査の内容
疾患の原因となる病原微生物(ウイルス・細菌等)の検査により、感染症のまん延防止や予防に役立つデータ提供を迅速に行なっています。
エイズ・性感染症検査
厚生労働省の「特定感染症検査等事業」に基づき、保健所が実施しているエイズ(HIV)・性感染症(梅毒)検査を行っています。
結核菌感染診断検査
結核菌感染診断として、平成18年度からクォンティフェロン(QFT)検査を実施しています。
QFT検査は、既往のBCG接種の影響を受けずに結核感染の有無を検査できることから、結核患者の接触者等の結核を発病していない人について結核感染の有無が判定できます。平成17年に使用が承認された当検査法は、BCG接種に熱心に取組んできた日本にとって、従来のツベルクリン反応検査よりも大きな有用性が期待されています。
感染症発生における調査による検査
「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき、赤痢菌や腸チフス菌、腸管出血性大腸菌を原因とする感染性胃腸炎等の患者発生の際、病原体及び感染経路の解明と感染拡大の防止のために、患者や接触者(家族等)の検便検査を実施しています。
感染症発生動向調査事業に関する検査
「感染症発生動向調査事業」に基づき、医師等の医療関係者から得た患者検体・情報をもとにインフルエンザや腸管出血性大腸菌などの病原体検査を実施し、保健所を経由してその結果を提供しています。
このページに関するお問い合わせ
衛生環境試験所
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住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
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