第5回宇都宮市自治基本条例を考える会議
平成18年9月27日(水曜日)に、第5回「宇都宮市自治基本条例を考える会議」が市役所14階大会議室で開催されました。
第5回目も引き続き、4つのワーキンググループに分かれて会議となりました。
はじめに事務局から、前回の会議のテーマ「自治基本条例の必要性・意義について」の意見をまとめた結果の報告があり、意見交換の後、そのまとめた結果を宇都宮市における「自治基本条例の必要性・意義」としました。
その後、「自治基本条例に盛り込みたい事項について」をテーマにワークショップを行い、意見交換、発表が行われました。
「自治基本条例に盛り込みたい事項について」発表の要旨
グループA
- どのような意識を持って条例の項目を立てていくかという、条例のベースとなる概念を議論した。
- 「市民自治意識の確立」、「市民力の向上」、「人づくり」が議論のテーマとなった。市民自治意識の確立が一番重要であって、それによって市民力が上がれば政治にも関心が高まる。そのためには人づくりの制度が大切である。
- 未来へのビジョンを持って、前に進もうという条例にしたい、インパクトのある条例にしたいという意見も出された。
グループB
- 出された意見を、「理念」、「定義」、「協働」、「意思決定のルール」、「役割・責務」、「地域自治」、「各施策」に分類し、条例化したらこうなるだろうという順に並べた。
- 「理念」については、宇都宮らしさを全面に出したい、という意見が多かった。市民憲章に、自治基本条例の基本があるのではないかという意見もあった。
- 「協働」については、協働の位置付けや、範囲、充実強化、啓発等に関する意見が出た。
- 市の施策が知らない間に決まっているということがないように、意思決定がどのように行われていくのか、合意形成のルールを明文化した方が良いのではないかという意見や、地域自治のあり方、各施策についても条例に盛り込んではどうかという意見があった。
グループC
- 出された意見を、「前文」、「目的」、「基本原則」、「主体」、「位置付け」、「評価」に分類した。
- 「前文」に関しては、「郷土愛につながるもの」、「みんなが誇れるもの」、「宇都宮らしさ」、「少子高齢化の世の中で、明るい展望となるもの」を謳っていきたいという意見が出た。
- 「基本原則」では、「市民が参加しやすい市政づくり」、「市民協働」、「権利と義務」、「安全・安心なまちづくり」等を盛り込む必要があるのではないか。
- 「位置付け」については、自治基本条例が最高の位置にある規範であることを明文化する必要があるのではないかという意見が出された。
グループD
- 出された意見を、「前文・基本理念」、「行政」、「市民の権利と役割」「コミュニティ」、「人づくり」に分類した。
- 基本理念の中に、宇都宮のすばらしさ、例えば「住みたい、住んで良かった、癒しを求められる宇都宮」等を盛り込んでいきたいという意見があった。
- 個人力を高めることと、地域力を高めること、この二つが非常に重要である。この二つの力をベースにして、行政をバックアップしていくということになるのではないか。
- 世の中を変えていくのは人であり、そのための人づくりが重要である。人づくりをベースにし、個人力と地域力を高め、行政をしっかり管理していくために、自治基本条例が必要なのではないか。
ワークショップ作業の様子
発表の様子
KJ図
KJ図
KJ図
KJ図
議事録
会議資料
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次第 (PDF 14.7KB)
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資料1の1 自治基本条例の必要性・意義について (PDF 7.9KB)
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資料1の2 自治基本条例の必要性・意義について(全体のまとめ) (PDF 14.9KB)
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資料1の3 「自治基本条例の必要性・意義」を導く際に出された意見 (PDF 181.8KB)
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資料1の4 自治基本条例の必要性・意義について(グループでのまとめ) (PDF 240.6KB)
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資料2 ワークショップのテーマについて (PDF 17.6KB)
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資料3 今後の会議の進め方について (PDF 15.2KB)
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