コリネバクテリウム・ウルセランス感染症

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ページID1015452  更新日 令和6年3月8日

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どのような感染症ですか?

 コリネバクテリウム・ウルセランスという細菌によって引き起こされる感染症で、ジフテリアによく似た症状を示します。
 国内では、2001年から2017年11月末までに25例の発生が確認されています(国立感染症研究所調べ)。海外では、英国やフランスで発生が報告されています。

どこから感染するのですか?

 人でのコリネバクテリウム・ウルセランス感染事例の多くは、犬や猫からの感染であることが確認されています。

どのような症状ですか?

 感染初期は発熱・鼻水など風邪に似た症状で、その後、咽頭痛や咳が始まります。重篤な場合には、呼吸困難となり、死に至ることもあります。
 また、頸部リンパ節腫脹や皮膚病変を示す事例も報告されています。

感染を予防するためには?

 日頃から、動物と触れあった後は、しっかりと手洗いを行いましょう。また、くしゃみや鼻水等の風邪様の症状や皮膚病を呈している動物との接触は控えましょう。

 また、定期予防接種である3種混合(最近では4種混合)ワクチンは、コリネバクテリウム・ウルセランス感染症に対しても有効であると考えられています。

このページに関するお問い合わせ

宇都宮市保健所 保健予防課 感染症予防グループ
電話番号:028-626-1115
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。