マイコプラズマ肺炎

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ページID1004540  更新日 令和6年3月8日

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マイコプラズマ肺炎とは

マイコプラズマ肺炎はどのような病気ですか。

マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。
小児や若い人の肺炎の原因としては、比較的多いものの1つです。
例年、患者として報告されるもののうち約80パーセントは14歳以下ですが、成人の報告もみられます。
 

どのようにして感染するのですか。

患者の咳のしぶきを吸い込んだり、患者と身近で接触したりすることにより感染すると言われています。
家庭のほか、学校などの施設内でも感染の伝播がみられます。
感染してから発症するまでの潜伏期間は長く、2から3週間くらいとされています。

どのような症状が出ますか。

発熱や全身倦怠感(だるさ)、頭痛、痰を伴わない咳などの症状がみられます。
咳は少し遅れて始まることもあります。咳は熱が下がった後も長期にわたって(3から4週間)続くのが特徴です。
多くの人はマイコプラズマに感染しても気管支炎ですみ、軽い症状が続きますが、一部の人は肺炎となり、重症化することもあります。
一般に、小児の方が軽くすむと言われています。

感染しないようにするために、どのようなことに注意すればよいですか。

感染経路はかぜやインフルエンザと同じですので、普段から、手洗いをすることが大切です。
また、患者の咳から感染しますので、咳の症状がある場合には、マスクを着用するなど咳エチケットを守ってください。

このページに関するお問い合わせ

宇都宮市保健所 保健予防課 感染症予防グループ
電話番号:028-626-1115
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。