定例記者会見令和7年1月

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ページID1040088  更新日 令和7年2月21日

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(注意)このページは、定例記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。

日時・会場

令和7年1月23日(木曜日)午後1時30分から
宇都宮市役所・3階特別会議室

発表事項

庁議等案件

 それでは、本日開催いたしました庁議の結果について、発表いたします。
 まず、「令和6年度 宇都宮市 男女共同参画推進 事業者表彰『きらり大賞』について」でありますが、本市におきましては、男女が共に能力を発揮し、性別に関わらず誰もが働きやすい職場環境づくりの支援に取り組んでいるところであり、この度、働きやすい職場づくりに積極的に取り組んでいる10事業者を「きらり大賞」に決定いたしました。表彰事業者におきましては、法定を上回る「育児短時間勤務制度」の導入や、業務プロセスの自動化・効率化に向けた医療DXの導入など、特徴的な取組を導入しております。今後、こうした取組を市ホームページで紹介し、他企業への波及を図るとともに、新たに、就職情報サイト上にバナー広告を掲載し、大学生等の本市での就業意欲の醸成につなげるなど、性別に関わりなく誰もが活躍できる社会づくりに取り組んでまいります。
 次に、「令和6年度 宇都宮市健康づくり事業者表彰について」でありますが、本制度は、社会全体の健康づくりの意識醸成を図ることを目的に、従業員の健康づくりに積極的に取り組んでいる市内事業者を表彰するものであり、この度、9事業者を決定いたしました。表彰事業者におきましては、がん検診や腫瘍(しゅよう)マーカー費用の全額補助、6か月以上の禁煙を達成した従業員の表彰などの特徴的な取組を積極的に推進しております。今後、広報媒体を活用した周知・啓発を幅広く行いながら、働く世代の健康づくりを推進してまいります。
 次に、「東部総合公園の愛称決定について」でありますが、「ライトライン沿線の新たな拠点」として、整備を進めております「東部総合公園」が市民や利用者の皆様に広く認知され、末永く親しまれ、愛される公園となるよう、愛称投票を行った結果、「アークタウン 宇都宮」に決定いたしました。今後は、決定した愛称の「アークタウン 宇都宮」が多くの方から親しまれる公園となるよう、この愛称に基づくロゴマークを作成し、施設PRを行うなど令和8年3月の開園に向け、取り組んでまいります。今後、整備を着実に進めてまいりますので、皆様、開園まで今しばらくお待ちください。
 次に、「『共創ウイーク』の開催について」でありますが、事業者や地域団体、大学などの新たな交流・対話の機会を創出することで、市内外の様々な関係者による共創事業のきっかけを加速化するためのイベントとしまして、「共創ウイーク」を2月16日から21日まで「ライトキューブ宇都宮」で開催いたします。本イベントの特徴としましては、若者と地域、大学とスタートアップなど、産学官連携による共創に取り組んでいる多彩な登壇者をお招きし、好事例をご紹介いただくとともに、休日・平日ともに気軽に立ち寄れる交流の場として、「共創ネットワーキングカフェ」を毎日実施し、参加者による新たな共創事業のきっかけづくりに取り組んでまいります。皆様、ぜひご参加ください。
 これをもちまして、本日の発表を終了いたします。

資料

別紙

質疑事項

庁議案件

東部総合公園の愛称決定について

記者 愛称が「アークタウン宇都宮」に決定したが、改めてこの愛称についてどのように思っているか伺う。また、投票数が1万票かつ若い人が多かったということについてどのように受け止めているのかを伺う。
市長 施設名については、私自身では浮かんでこなかったのですが、このような愛称を出していただき、その中で一番投票数が多かったということで、ふさわしい名称に落ち着いたと思っています。
 また、若い方の投票が多かったということについて、やはり施設自体が全国的にも珍しいということ、そして、最近大変注目をされている分野のスポーツができる施設であるということで、若い方の関心があったのではないかなと思います。さらに、投票方法についても、約9割がWEBからの投票であり、残り1割が応募チラシからの投票でした。WEBからの投票方法などを用いたことが、若い方が主となった投票に繋がったのではないかと思います。
 若い方のみならず、オリンピックでも大変注目を集めた競技ができる施設ですので、ぜひ多くの方に関心を持っていただき、体験していただく、そして、できれば自分のスポーツの趣味の1つにもしていただければと思います。また、国際大会等も誘致しますので、本格的なレベルで競技を行っている方々にも、ここで大いに自分たちの実力を磨き上げていただき、将来日本を代表する選手をどんどん世界に送り込むことができればと思っています。
記者 BMXパークやスケートパークで様々な競技ができるかと思うが、国際大会誘致に当たって考えられる競技や、規格的に国際大会を行えるエリアはどういうところになるかを伺う。
市長 3人制バスケットボール「3X3」の女子の大会などは国際大会誘致の可能性があるかと思いますし、男子の大会についても、様々なエリアを活用して実施することも可能になると思いますので、候補の1つではないかと思っています。またスケートボードについては、国際大会に利用できる仕様になっていますし、BMXなどもこういう機会に広めていければと思います。
記者 東部総合公園の投票のやり方について伺う。
NCC推進課長 投票方法については、昨年11月6日から12月20日までの期間に、候補4案の中から、WEB投票や各地区市民センターなどに配布した紙での投票方法で投票を募りました。
記者 「アークタウン宇都宮」の名前の語感やコンセプトへの市長の印象と、誰でも投票可能とのことだが、市長自身は投票に参加したのかを伺う。
市長 「アークタウン宇都宮」という愛称については、空や大地に描かれる弧を表すアークがコンセプトになっていますが、今まで本市にはない名称となっていますし、アークタウンは響きが良く、そして何よりも多くの市民の皆さんに知っていただくという点では、分かりやすい名称にしていただいたと大変嬉しく思っています。また、私自身は投票をしませんでした。このような関係の投票はしないようにしています。
記者 「アークタウン宇都宮」のPR動画は、これからどういった方法で市民に公開されていくのかを伺う。
市長 今までも、ホームページや様々な機会を通して、特にSNS等に力を入れながら広報をして参りました。これからの大きな進捗を知っていただきたい、あるいは市民の皆さんが進捗に関心があるという中で、折を見て周知の強化をしていきたいと思います。できる限り市民の皆さんに関心を持っていただき、まずは見ていただきたいと思いますし、初心者でもBMXやスケートボードができる環境や、高齢者が自由にペタンクなどができるようなエリアがありますので、老若男女多くの方に知っていただき、来ていただき、体験をしていただきたいと思います。
 

庁議案件以外

戦後80年の節目の年について

記者 戦後80年の節目の年を今年迎えるにあたり、宇都宮として独自の事業を実施するかなど市長の考えを伺う。
市長 宇都宮市も先の大戦で空襲を受けました。ちょうど終戦の年の昭和20年7月12日でありましたけれども、早80年が経ったわけであります。本市といたしましては、宇都宮市が空襲に遭い多くの方が犠牲になられたということ、その後の復興に向け、先人の皆さんが大変苦労をして豊かな国地域宇都宮をつくり上げたこと、そして2度と戦争等がない平和な社会づくりを継承すること、そこに重点を置いて、平成8年に宇都宮市平和都市宣言を行いました。そして、7月12日を平和の日、7月12日から8月15日を平和月間として位置づけました。
 それだけでなく、やはり風化させないということが大切ですので、戦争を体験された方々に語り部としてその当時の様子を語っていただいたり、戦争を体験された方が高齢者になっていますので、語りを記録に留めて繰り返し利用できるようにしたり、また多くの方に聞いていただけるように「平和のつどい」なども併せて行ってきました。また、中学生には平和親善大使として、広島の平和記念式典に出席をしていただき、こうした出来事について直に感じ取り経験していただくことを毎年継続して行っています。戦争体験者の高齢化により先ほどの語り部の事業のように、生の声が聞けなくなってしまうことは大変残念でありますけれども、これからも記録等を残して、それらを知っていただく、また様々な映画等も作成されていますので、それらも活用して、平和の尊さ大切さをこれからの方々にも知っていただけるような事業を展開してまいりたいと思います。

うつのみやストロベリーサーモンについて

記者 事業の今後の展望について伺う。
市長 育成する100匹のうち、70匹ほどは既に大きくなり成長したということで水揚げし冷凍しており、残り30匹ぐらいは未だ生簀で成長を続けております。上下水道事業管理者が魚の大きさを3キロという目標を掲げており、3キロになったら、普通のサーモンよりも高く売れるのではと聞いていますので、今後は目標まで成長させ、試食会などをホテルや高級料亭等で行い、購入していただくような取引ができるようにしていきたいということであります。より高く買っていただけるような戦略を持って、今後進めていきたいと思います。
記者 冷凍してあるものは既に3キロに達しているということでよろしいか。
市長 冷凍してあるものは、全て2キロ以上には達しています。今生簀にいるものは、3キロを目指しています。
記者 その他決まっていることはあるのかを伺う。
市長 成分分析等を行い、これからどのように育てていくかという戦略も検討していきますし、より多くのサーモンが3キロ以上に育つことができるよう飼育法の検討も行っていきます。また、餌が特徴的で、県産のイチゴをジュース状にして、それを通常の餌に混ぜて供給しています。これは珍しい特徴であり、「うつのみやストロベリーサーモン」という名称のきっかけにもなっていますので、その名称も一つの柱として、PRしながら販売できればと思っています。
記者 今の生簀だと100匹が限度であると思うが、今後規模を広げていくなどの検討を行っていくのかを伺う。
市長 そうですね。たくさん購入してもらえると分かれば、どんどん規模を拡大していくとは思います。
記者 「ストロベリーサーモン」を宇都宮市にとってどのような存在にしていきたいかを伺う。
市長 事業主体になっているのが上下水道局であり、宇都宮の水は安全で美味しいというPRに大きく一役を買っています。それを今後も実証していきたいと思いますので、継続したいと思っています。
 また、美味しい水を使い本市ならではの飼育方法である地元のイチゴを使っているということで、この「うつのみやストロベリーサーモン」はただのマスではなく、きちんとストーリーがあり作られているということ、どこにもないマスであるということを伝えたいです。これからの時代、行政といえども、稼ぐということが必要となってきますので、元々あって使用している水、それをどのように利益に繋げていくかという発想も大切だと思いますので、こういったことを大切にしていくためにも成功させていきたいと思っています。

宇都宮市の起業意識やスタートアップ支援の発展と振り返りについて

記者 宇都宮市のスタートアップとして宇都宮ベンチャーズの設立から20年以上が経ち、また、宇都宮アクセラレータも7期目を行っているが、市長のこれまでの20年間を通じて、宇都宮市の起業意識やスタートアップ支援というものがどのように発展してきたのか、さらにその振り返りについて伺う。
市長 歴史としては、福田富一知事が市長時代から、ベンチャーの育成ということで民間の創業者になる方も交えて、官民一体となって盛り上げてまいりました。宇都宮ベンチャーズについては商工会議所が入っている産業会館の中に居を移したのがその後、私の時代でありますけども、これからの産業を育成していく上で、スタートアップ企業等にしっかりと支援をして、そして多くの若い方々を含めて産業の裾野を広げていただく、そして宇都宮に現存する先進的な企業の後に続いていただけるような、そういった環境を作ろうということで今まで力を入れてまいりました。直近ではCIC東京の宇都宮市東京オフィスとの連携も大きく取り、効果も出ていますので、これからもさらにこの分野については力を入れていきたいと考えております。


 

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