定例記者会見令和7年6月

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1041270  更新日 令和7年7月1日

印刷 大きな文字で印刷

(注意)このページは、定例記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。

日時・会場

令和7年6月26日(木曜日)午後2時から
宇都宮市役所・3階特別会議室

発表事項

庁議等案件

 それでは、本日開催いたしました庁議の結果について、発表いたします。

 まず、「うつのみや版女性活躍の推進について」でありますが、この度、『女性活躍リーディングシティうつのみや』の実現に向け、女性活躍の取組を強力に推進するため、幅広く専門的な知識を有する外部の専門家2名を新たに「女性活躍推進 専門官」として任命いたしました。今後は、専門官の知見を活用しながら本市の女性活躍ムーブメントを創出してまいります。また、市内の各まちづくり協議会等において女性が活躍する事例をまとめた「女性活躍 事例集」を作成しました。今後とも、事例を充実させながら、地域における女性活躍を推進してまいります。
 次に、「新たなDX専門官の任命について」でありますが、この度、利用者視点で行政サービスを設計する「サービスデザイン」などで実績のある外部人材1名を新たに「DX専門官」として任命いたしました。今後、市民・事業者の皆様が、質の高い行政サービスを受けられるよう、更なる取組の強化を図ってまいります。
 次に、「『宮っこの居場所』への支援の充実に係る連携協定の締結について」でありますが、この度、「宮っこの居場所 応援連絡会議」と 「栃木県 食肉事業 協同組合 連合会」「宇都宮 畜産食肉事業 協同組合」が「宮っこの居場所」支援に係る連携協定を締結します。今回の協定に基づく食肉の寄贈と食育などの学びや体験の機会を組み合わせた取組は全国初であり、よりバランスの良い食事の提供や、食肉の生産現場の見学などを通して、子どもの健やかな成長や居場所における活動・交流の更なる促進を図ってまいります。
 次に、「『クーリングシェルター』設置に係る協定の締結について」でありますが、本市では、民間事業者の協力を得ながら、「クーリングシェルター」を増やし、外出先でひと涼みできる環境の充実を図っております。この度、「損害保険ジャパン株式会社」が同社のネットワークを活用して、クーリングシェルターの設置にご協力いただける事業所を取りまとめる一括した協定を本市と締結いたします。これにより、本市のクーリングシェルターは125施設から190施設に大幅に増加いたしますので、厳しい暑さを乗り切れるよう効果的にご利用ください。また、協定締結式は、7月1日に開催いたしますので、報道関係者の皆様は、ぜひ、ご参加ください。
 次に、「「ヘルスケアinfoベース『学んでMiya』」の開設について」でありますが、本市では、女性特有の健康課題への対応や健康づくりの強化に取り組んでおります。この度、高校生等の若い世代から女性のからだやこころに関する理解を深められるよう様々な情報を提供する「ヘルスケアinfoベース『学んでMiya』」を7月5日から保健センター内に開設します。開設日時は、土日、夏休み等の長期休暇中の9時から17時であり、予約不要、料金は無料です。6月28日と29日には市民向け内覧会を実施しますので、ぜひ、ご参加ください。
 次に、「『FIBA3x3ワールドツアー宇都宮オープナー2025』の開催結果概要について」でありますが、FIBAが主催する「3x3ワールドツアー」の開幕戦「宇都宮オープナー」を4月25日から27日に開催しました。大会期間中は、「3x3.EXEプレミア」女子の開幕戦を同時開催するとともに、「3x3 Jr.CUP」などの様々な関連イベントを行った結果、来場者は2年連続で8万人となり、経済効果等は7億9、360万円となるなど、街なかに大きな賑わいを創出しました。今後も「3x3のまち宇都宮」にふさわしい 取組を進めてまいります。
 次に、「『2025大阪・関西万博地方創生SDGsフェス』への出展結果について」でありますが、5月28日から6月1日に開催された「地方創生SDGsフェス」は、連日多くの来場者で賑わい、本市の出展ブースには5日間で延べ10、932人の方にご来場いただきました。ブースでは、ライトラインを地域由来の再生可能エネルギー100%で走行させる「ゼロカーボントランスポート」の仕組みなどをPRし、関西圏を中心とした来場者に、本市の魅力を発信し、来訪意欲の喚起につなげることができました。公開した展示物につきましては、今後、市役所本庁舎での展示やイベントなどでも活用してまいります。
 次に、「『ドジャー・スタジアム』における観光PR動画発信事業について」でありますが、本市へのインバウンド誘客や国際MICE誘致促進に向けて、アメリカ ロサンゼルスの野球場である「ドジャー・スタジアム」において、7月2日から9月末頃まで本市の観光PR動画を放映いたします。ロサンゼルスは、複数の日系企業が立地しているほか、多数の日本人選手が所属し、世界が注目する「ロサンゼルス・ドジャース」の本拠地で、日本でも馴染みのある地域であり、本市の魅力を積極的にPRしてまいります。
 次に、「令和6年度のMICE開催件数と消費額等の状況について」でありますが、MICE開催件数は、前年度から30件増加して「242件」となり、「宇都宮市MICE戦略」に定める目標値を2年前倒しで達成するとともに、MICE参加者の消費額につきましても、前年度から5.5億円増加して「21.2億円」と順調に増加するなど、本市の「MICE開催地」としての認知度が高まりつつあります。これは、本市の魅力ある資源がMICE主催者から高く評価されたことによるものと捉えており、今後とも、更なる経済波及効果の向上のため、MICE誘致やおもてなしの充実に取り組んでまいります。
 次に、「ライトライン開業2周年スペシャルマンスリーについて」でありますが、今年8月、ライトライン開業から2周年を迎えるにあたり、開業前後の約4か月間、7月上旬から11月上旬を「ライトライン開業2周年スペシャルマンスリー」とし、開業2周年を盛り上げる地域や企業の皆様の取組を後押しする企画等を実施します。8月23日には、宇都宮ライトレール株式会社において、小学生以下の運賃が無料となる「ライトライン キッズフリーDAY」を開催いたします。まもなく、累計利用者数が1、000万人に達する見通しで、ますます盛り上がりを見せるライトラインの開業2周年を一緒にお祝いしましょう。
 次に、「『宇都宮市電子図書館』児童書読み放題パックの導入について」でありますが、7月1日から新たに、小・中学生向けの児童書「読み放題パック」を導入するとともに、市立の小学校4年生から中学校3年生までの全員に利用のためのIDを配付いたします。パックには、子どもたちに人気の児童文学や図鑑、教養書などがあり、児童生徒用「1人1台端末」などから、人数に制限なく、いつでも・待たずに・何人でも同時に読書が楽しむことができます。こうした取組を通して、読書習慣の定着を更に促進し、全国平均の2倍以上で、中核市トップクラスの読書活動をより一層推進してまいります。
 次に、「児童生徒1人1台端末を活用した『心の健康観察』のテスト導入について」でありますが、本市では、すべての児童生徒が安心して過ごせる教育環境づくりを推進しており、いじめ・不登校対策の充実を図っているところであります。この度、児童生徒が日々の心身の状態を端末に入力することで、悩みや不安を抱える児童生徒の早期発見や、SOSを発信しやすい仕組みの構築につなげる「心の健康観察」を試験的に導入いたします。このモデル事業を通して、児童生徒のメンタルヘルスの向上、いじめや不登校の未然防止等に効果的な運用方法を検証してまいります。

これをもちまして、本日の発表を終了いたします。

資料

質疑事項

庁議案件

「2025大阪・関西万博地方創生SⅮGsフェス」への出展結果について

記者 来場者数について、どのように受け止めているか伺う。
市長 大変暑い時期でありましたが、地方創生ということで、39の市町村が、単独や本市のように共同の形で開催しました。本市がブース出展した5日間の会場全体の来場者数約4万人のうち、約1万人と、多くの方に本市のブースに来ていただきました。大人から子どもまで、特にお子さんは、ライトラインの模型を見て楽しんでいただいたり、宇都宮ライトレールから大人から子どものサイズの制服を借りて現地に持って行ったので、記念撮影をしたりするなど大変賑わっていました。多くの方に来ていただいたので、効果が大きかったと思いますし、アンケート調査からもわかるように、理解をしていただいた方が多く、宇都宮へ行ってみたい、ライトラインに乗ってみたいという声をいただきましたので、出展してよかったなと思っています。

「ドジャー・スタジアム」における観光PR動画発信事業について

記者 この事業を実施することなったきっかけについて伺う。
観光ⅯICE推進課長 観光コンベンション協会と共に観光振興事業に取り組んでいる市内事業者から、本市への地域貢献という観点で提案があり、本市としても、国際MICEの誘致促進やインバウンド誘客に向けた効果を期待できると考え、今回の事業実施に至りました。
記者 他自治体で同様の取り組みを実施している例はあるのか伺う。
観光ⅯICE推進課長 3塁側コンコースの築地銀だこのモニターを使用してPRするのは、国内の自治体で初となります。
記者 契約額はいくらか伺う。
観光ⅯICE推進課長 契約金額は、地域貢献ということで特別な価格で設定しているところであり、観光コンベンション協会と提案事業者との契約となるため、具体的な金額は差し控えさせていただきます。
記者 契約は、観光コンベンション協会と築地銀だこが行うのか伺う。
観光ⅯICE推進課長 本事業の提案を行った市内事業者と観光コンベンション協会間での契約を予定しており、現在契約に向けた手続き中です。
記者 今回のPR動画は、この事業のために新たに作成したものか伺う。
市長 動画は、既存の動画を活用して作成したものです。
記者 今回の事業と併せて、市長がロサンゼルスで始球式を行う予定はあるか伺う。
市長 ドジャー・スタジアムでの始球式の予定はありません。

庁議案件以外

森林公園の再整備について

記者 先日の市議会一般質問で、市が再整備を目指す森林公園の指定管理者から基本協定解約の申し出があったことを明らかにした。人件費や資材費の高騰により早期の整備実現が難しいとの理由だが、今回の申し出に対する受け止めと、今後の方向性について考えを伺う。
市長 本市としては、魅力的で多彩な滞在ができる森林公園として再整備されることについて多くの市民の皆様から期待を寄せられていたことから、早期実現が難しくなったことは非常に残念に思っています。これまでに、改めて提出された再整備事業計画の内容について、指定管理者との協議や専門家を交えた検証を行ってきたところでありますが、専門家の意見などを踏まえると、当初計画の内容と同等とするにはなお時間を要する状況であり、現状においては、再整備の早期実施は難しいと考えておりますので、指定管理者との基本協定の解約について検討を進めています。
記者 指定管理者としての契約期間はまだ残っているが、指定管理業務は引き続き委託するということか伺う。
市長 契約期間が残っている間は、指定管理業務をやっていただくということで進めています。
記者 指定管理者としての契約期間はまだ長く残っているが、再整備に関する事業についてはそれと並行してやっていくのか、別の形で行うのかを伺う。
市長 今後検討していきたいと考えているところです。
観光ⅯICE推進課長 指定管理期間は令和21年3月末までとなっていますが、契約の解約に向けて指定期間を改めて設定することとなるが、早期に市としての方針を固めた後に、市民の皆様に説明を行い、理解をいただきたいと考えているところです。
記者 指定管理者との契約を早急に解約するという理解でよいか伺う。
観光ⅯICE推進課長 契約の解約に当たっては、相手方と解約に向けた契約を取り交わした上で、指定管理期間の変更について議会の議決をいただかなければならないので、直近の9月議会に向けて早急に検討を進めていきたいと考えています。

宇都宮ライトレールの決算について

記者 先日発表された宇都宮ライトレールの決算について、市長の所感を伺う。
市長 1年間分の決算ということで初めて公表したところですが、利用者数が想定を前倒して伸びていたということもあり、それが決算にどう影響するか注視していましたが、約2億円近い利益が出たということで、極めて順調で良かったなと思っています。また、これだけの利益が出ていますので、サービスの向上、一番大切な課題である安全運行、そして今後10年、20年先を見据えた会社の体制づくりを考えていかなければならない、気を引き締めていかなければならないと職員とも共有しました。
記者 サービスの向上という部分で、施設を管理する立場としてライトレールにどのように寄与していく考えか伺う。
市長 快速運行の実施や信号の調整、車両の導入などを会社としては考えているようなので、サービスの向上につながることで実施できることは行政としても進めていくとともに、会社が実施しなければならないことについても協力できればと考えています。

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

総合政策部 広報広聴課 広報グループ(市役所3階)
電話番号:028-632-2028 ファクス:028-637-5151
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。