リステリアによる食中毒に注意してください

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ページID1005463  更新日 令和6年3月8日

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 欧米では、ナチュラルチーズ、生ハム、スモークサーモン、コールスローなどのサラダ等を原因としたリステリア(細菌)による集団食中毒が発生しています。

 また、国内では、乳製品や食肉加工品などから、リステリアが検出されています。

リステリアとは

 リステリアは、家畜や家禽、野生動物、魚類等の動物や河川水や下水、飼料などあらゆるところにいますので、様々な食品が汚染される可能性があります。特に乳、食肉などの動物性食品の危険性が高いといわれています。

 この菌は、他の一般的な食中毒菌と同様に加熱により死滅しますが、4度以下の低温や、12パーセント食塩濃度下でも増殖できるのが特徴です。

気をつけた方がよい食品

 冷蔵庫に長期間保存され、加熱せずにそのまま食べられる食品は、原因となりえますので注意が必要です。

欧米におけるリステリア食中毒の主な原因食品例

 ナチュラルチーズ、生ハム、肉や魚のパテ、スモークサーモン

気をつけていただきたい方

 リステリアに感染したときの症状の重篤度には個人差がありますが、特に妊娠している方、高齢の方、免疫機能が低下している方は重症化しやすいので注意が必要です。

予防のポイント

  • 食品は期限内に食べるようにし、開封後は期限に関わらず速やかに消費しましょう。
  • 冷蔵庫を過信せず、保存する場合は冷凍庫やチルド室を活用しましょう。
  • リステリアは他の食中毒菌と同様に加熱することで予防できます。食べる前に十分加熱しましょう。
  • 生野菜や果物などは食べる前によく洗いましょう。

このページに関するお問い合わせ

宇都宮市保健所 生活衛生課 食品衛生グループ
電話番号:028-626-1110 ファクス:028-627-9244
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。