バーベキューによる食中毒にご注意ください
初夏から秋口にかけては、レジャーやイベントなどで、屋外でバーベキューをする機会が増える季節です。
この時期は気温や湿度が高くなるため、食中毒の原因となる細菌が増えやすく、食中毒の危険が高まる季節でもあります。
特にお肉には、腸管出血性大腸菌、カンピロバクター、サルモネラ属菌など食中毒の原因となる細菌が付着していることがあるため、加熱が不十分なお肉を食べると食中毒にかかるリスクがあります。
バーベキューを安全に楽しむための食中毒予防のポイントについてご紹介します。
バーベキューを安全に楽しむための食中毒予防のポイント
調理前の食材は低温で保存しましょう
- クーラーボックスに入れ、保冷剤でしっかり冷やしましょう。
- クーラーボックスは涼しい場所に置きましょう。
- 生のお肉やお魚には、食中毒菌が付着している可能性があります。
生のお肉やお魚が他の食材につかないように別々のビニール袋に入れましょう。
お肉はしっかり焼きましょう
- 生のお肉は、生や半生の状態を避け、中の色が変わるまで十分に加熱しましょう。
(加熱目安:中心部温度75度で1分以上) - 細菌やウイルスは中心部までしっかり加熱することで死滅します。
トングや箸を使い分けましょう
- 生のお肉やお魚を触ったトングや箸には、食中毒菌が付着している可能性があります。
生ものを触ったトングや箸などは、焼きあがったお肉やお魚を食べるときは使わないようにしましょう。
清潔な手と器具で調理しましょう
- 食材に触れる前、触れた後は、手をよく洗いましょう。
- 手にけがをしているときは、使い捨て手袋を装着しましょう。
- 調理に使うまな板や包丁などの器具は、お肉と野菜で使い分けましょう。
生のお肉やお魚を扱った器具でサラダなど生で食べる野菜を調理すると、食中毒菌が付着し食中毒にかかるリスクがあります。
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