旭中学校 1年西前詩音さん 宇都宮白楊高等学校2年 増渕里夢さん

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ページID1025690  更新日 令和6年3月8日

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宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

日々の努力でさらに美しい音色を

旭中学校 1年西前詩音さん 宇都宮白楊高等学校2年 増渕里夢さん

西前さん・増渕さん・高橋さん

 昨年11月、福島県で開かれた第8回日本学校合奏コンクール2019全国大会ソロ&アンサンブルコンテスト。小学生・中学生・高校生別にソロとアンサンブルの2部門があり、CD審査の予選通過者が本大会でマリンバやホルン、フルートなどを披露しました。この大会で、同じ音楽教室に通う西前詩音さんがソロ・小学生の部、増渕里夢さんがソロ・高校の部でそれぞれマリンバを演奏し、金賞を受賞。さらに、2人は、金賞を受賞した人の中から各部門1人ずつ選ばれる、最高賞の文部科学大臣賞に輝きました。
 マリンバは木琴の一種で、たくさんの木の音板がピアノの鍵盤のように並ぶ楽器です。板が金属の鉄琴なども木琴の仲間といえますが、その中でもマリンバは、4オクターブ以上という最も広い音域で、深みのある音を奏でることができます。
 最高賞受賞という結果に、西前さんは「この大会に出場するのは3回目。これまで金賞は取れなかったので、金賞が取れればいいと思っていた」、増渕さんは「この大会に出場するのは初めて。失敗してしまった箇所があり、賞は取れないかもしれないと思った」と、驚きながらも、喜びをかみ締めます。
 2人が通う音楽教室の講師・高橋美智さんは「2人とも真面目に取り組んでいて、きちんと練習をしてくる。前回のレッスンと同じことを繰り返す必要がないので、どんどんレベルアップできる」と2人の強みを語ります。
 西前さんがマリンバを始めたのは、保育園でレッスンがあり、いとこが演奏しているのを聞いて面白そうだと思ったから。増渕さんは、小学4年生の時、母にマリンバという楽器があると教えてもらい、体験に行ったことがきっかけです。
 また、マリンバの魅力は「きれいな音色で、聞いていても演奏していても楽しい」「叩き方で音色が変わる。どう表現するかは自分次第」と話す2人は目を輝かせます。
 現在、2人は次のコンクールを見据え、西前さんは「自分らしい演奏ができるようになりたい」、増渕さんは「さらに自分のレベルを上げていきたい」とさらなる高みを目指しています。
 日々努力し、さらにレベルアップしていく2人。今日もマリンバの美しい音色が響きわたります。

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