萩原 慎也さん 

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ページID1033963  更新日 令和6年3月8日

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宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

ノーミスで満点優勝 市民の安全安心のために

萩原 慎也さん

萩原 慎也さん

  昨年10月に行われた「第53回全国白バイ安全運転競技大会」。本大会の不整地走行操縦競技の部で萩原慎也さんが見事優勝を飾りました。
 白バイは危険な運転をしている車の取り締まりや、事故現場に急行する警察車両です。
 全国白バイ安全運転競技大会は、白バイ隊員が運転技能を向上させ、受傷事故を0にし、道路交通の安全維持を目的として開催され、日ごろの成果を発揮し、バランス走行、トライアル走行などの4つの種目で腕を競います。萩原さんが優勝した不整地走行操縦競技は、災害現場における活動を想定して、不整地にコースを設定し、安全運転走行の技術を競う競技です。萩原さんは、95人の精鋭の中から、減点なし、1000点満点の結果を残し、1位の座を獲得しました。
 「大会には1人2回までしか出場できないため、今年がラストチャンスだった。大雨で足場の悪い環境だったが、悔いなくやりきることができ、協力してくれた多くの人たちに恩返しをすることができた」と笑顔で本大会を振り返ります。
 中学生の頃から自転車競技を始め、自転車・バイク・車に興味を持ち始めた萩原さん。高校卒業後、自転車競技チーム「エカーズ」などに4年間所属し、その後、23歳で警察官になりました。
 萩原さんは、上司の勧めで白バイ専科を受講し、素質を見込まれ県警交通機動隊に配属となりました。配属後、半年で初めて出場した全国白バイ安全運転競技大会では、まったく歯が立たない状態でした。当時を「目に見える差で悔しかった。次までに練習を重ね、また挑戦すると強く誓った」と思い返します。
 一昨年行われたジャパンカップサイクルロードレースでは、白バイ隊員として先導役を担いました。「自転車競技選手の時に関わった人たちと仕事で会えたことがうれしく、やりがいを感じた」と振り返ります。
 今後について、「これから大会に出場する後輩たちへの指導に力を入れたい。また、警察官として、1件でも事故を減らせるよう、指導・取り締まりに積極的に取り組む」と熱く語ります。萩原さんは、これからも市民の安全、事故防止のために、実力を磨き続けます。

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