今泉小学校 吉岡湊桃さん 松浦翔さん 伊藤大地さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
今泉小学校 吉岡湊桃さん 松浦翔さん 伊藤大地さん
今年(ことし)8月(月曜日)に開催(かいさい)された「文部科学省杯(もんぶかがくしょうはい)第(だい)21回(かい)小(しょう)・中学校(ちゅうがっこう)将棋団体戦(しょうぎだんたいせん)」。今泉小学校(いまいずみしょうがっこう)に在学(ざいがく)する、吉岡湊桃(よしおかみなと)さん、松浦翔(まつうらしょう)さん、伊藤大地(いとうだいち)さんの3人(にん)のチームが、小学生(しょうがっこう)の部(ぶ)で、県内初(けんないはつ)の準優勝(じゅんゆうしょう)に輝(かがや)きました。
 本大会(ほんたいかい)は、同一(どういつ)の小学校(しょうがっこう)に在学(ざいがく)する児童(じどう)3人(にん)でチームを編成(へんせい)し、3人(にん)がそれぞれ対戦(たいせん)して、勝利数(しょうりすう)によってチームの勝敗(しょうはい)を決定(けってい)します。それぞれ32チーム出場(しゅつじょう)する東日本大会(ひがしにほんたいかい)、西日本大会(にしにほんたいかい)を勝(か)ち上(あ)がった各(かく)上位(じょうい)2チームの合計(ごうけい)4チームが決勝大会(けっしょうたいかい)へと駒(こま)を進(すす)め、日本一(にほんいち)を決定(けってい)します。競技将棋(きょうぎしょうぎ)の登竜門(とうりゅうもん)として知(し)られており、後(のち)にプロ棋士(きし)へと進(すす)む道(みち)を切(き)り開(ひら)いた学生(がくせい)たちも数多(かずおお)く参加(さんか)した、実力者(じつりょくしゃ)ぞろいの大会(たいかい)です。
3人(にん)は「昨年(さくねん)は東日本大会(ひがしにほんたいかい)で予選(よせん)落(お)ちしてしまい、今年(ことし)は入賞(にゅうしょう)を目標(もくひょう)に大会(たいかい)へ挑(いど)んだので、準優勝(じゅんゆうしょう)という結果(けっか)を残(のこ)せたことがうれしい」と声(こえ)を揃(そろ)えます。
 準優勝(じゅんゆうしょう)という結果(けっか)に、松浦(まつうら)さんは「練習(れんしゅう)をたくさんし、実力(じつりょく)がついた結果(けっか)だと思(おも)う。自分(じぶん)が負(ま)けたとしても、2人(り)が勝(か)ってくれると信(しん)じていたので、心(こころ)に余裕(よゆう)を持(も)って試合(しあい)に挑(いど)むことができた」と話(はな)し、伊藤(いとう)さんは「3人(にん)で家(いえ)に集(あつ)まって練習(れんしゅう)するだけでなく、遠征(えんせい)し、強(つよ)い人(ひと)たちと練習(れんしゅう)できたことがこの結果(けっか)につながった。また、オンラインで国内外(こくないがい)問(と)わず、たくさんの人(ひと)と対局(たくきょく)した」と互(おたが)いの信頼(いらい)と日々(ひび)の練習(れんしゅう)を怠(おこた)らない重要性(じゅうようせい)を語(かた)ります。
 また、吉岡(よしおか)さんは「決勝戦(けっしょうせん)の試合後(しあいご)に手順(てじゅん)を振(ふ)り返(かえ)り、違(ちが)う手(て)を選(えら)んでいれば勝(か)てていたことを知(し)った。すごく悔(くや)しかったが、次回(じかい)の試合(しあい)のための勉強(べんきょう)になった」と力強(ちからづよ)く振(ふ)り返(かえ)ります。
 今後(こんご)について「来年(らいねん)までに個々(ここ)の実力(じつりょく)をさらにつけ、3人(にん)全員(ぜんいん)が昇級(しょうきゅう)することでチーム力(りょく)をあげたい」と目標(もくひょう)を掲(かか)げる3人(にん)。吉岡(よしおか)さんは「自分(じぶん)より年上(としうえ)の強(つよ)い人(ひと)に勝(かて)てるよう、もっと実力(じつりょく)をつけたい」、松浦(まつうら)さんは「県代表(けんだいひょう)になりたい」、伊藤(いとう)さんは「全国大会(ぜんこくたいかい)で結果(けっか)を残(のこ)したい」と強(つよ)い眼差(まなざ)しで話(はな)します。
 将棋(しょうぎ)への情熱(じょうねつ)とチームワークで数々(かずかず)の対局(たいきょく)に挑(いど)んできた吉岡(よしおか)さん、松浦(まつうら)さん、伊藤(いとう)さん。盤上(ばんじょう)の駒(こま)さながらに、互(たが)いにしのぎを削(けず)り、一手一手(いっていって)に思(おも)いを込(こ)め、切磋琢磨(せっさたくま)していく姿(すがた)から、今後(こんご)も目(め)が離(はな)せません。
 
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