若松原中学校 陸上競技部 3年 加藤 未来さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
若松原中学校(わかまつばらちゅうがっこう) 陸上競技部(りくじょうきょうぎぶ) 3年(ねん) 加藤 未来(かとう みく) さん
今年(ことし)8月(がつ)、福井県(ふくいけん)で開催(かいさい)された「第(だい)51回(かい)全日本(ぜんにほん)中学校(ちゅうがっこう)陸上競技(りくじょうきょうぎ)選手権(せんしゅけん)大会(たいかい)」。
市立(しりつ)若松原(わかまつばら)中学校(ちゅうがっこう)陸上競技部(りくじょうきょうぎぶ)に所属(しょぞく)する3年生(ねんせい)、加藤未来(かとうみく)さんが、女子(じょし)四種競技(よんしゅきょうぎ)に出場(しゅつじょう)し優勝(ゆうしょう)、日本一(にほんいち)に輝(かがや)きました。
女子(じょし)四種競技(よんしゅきょうぎ)は、2日間(かかん)にわたり、1日目(にちめ)に100m(メートル)ハードルと走(はし)り高跳(たかと)び、2日目(かめ)に砲丸投(ほうがんな)げと200m(メートル)走(そう)の計(けい)4種目(しゅもく)が実施(じっし)され、各種目(かくしゅもく)で獲得(かくとく)した総合点(そうごうてん)で優勝(ゆうしょう)が争(あらそ)われました。
最初(さいしょ)に行(おこな)われた100m(メートル)ハードルについて加藤(かとう)さんは「前日(ぜんじつ)やその前(まえ)から調子(ちょうし)が良(よ)く、できなかったことができるようになってきていた。4台目(だいめ)のハードルを倒(たお)してしまったが、最終的(さいしゅうてき)にはいつも通(どお)りのタイムだったので、自己(じこ)ベストを出(だ)せるコンディションだったと思(おも)う」と冷静(れいせい)に分析(ぶんせき)します。大会(たいかい)の結果(けっか)については「全国(ぜんこく)優勝(ゆうしょう)はずっと目標(もくひょう)にしていたためうれしかった反面(はんめん)、それぞれの種目(しゅもく)で自己(じこ)ベストを出(だ)せなかった悔(くや)しい思(おも)いもある」と率直(そっちょく)な思(おも)いを吐露(とろ)します。
大会前(たいかいまえ)には、できるだけ早(はや)く寝(ね)ることを心掛(こころが)け、練習(れんしゅう)や競技(きょうぎ)の出場前(しゅつじょうまえ)には、アップで関節(かんせつ)をほぐし、ダッシュも多(おお)めに取(と)り入(い)れるなど、極力(きょくりょく)体調(たいちょう)を整(ととの)えることを意識(いしき)していたという加藤(かとう)さん。今回(こんかい)優勝(ゆうしょう)できた要因(よういん)については「去年(きょねん)の全国大会(ぜんこくたいかい)では緊張(きんちょう)や不安(ふあん)からミスをしてしまったため、冬(ふゆ)の間(あいだ)に自主練習(じしゅれんしゅう)を重(かさ)ね、先生(せんせい)たちのアドバイスも受(う)けながら、メンタルを維持(いじ)できるよう努力(どりょく)してきた。今回(こんかい)の大会(たいかい)では緊張(きんちょう)はあまりしなかったので、自分(じぶん)に自信(じしん)が付(つ)いたのだと思(おも)う」と語(かた)ります。
昔(むかし)から体(からだ)を動(うご)かすのが好(す)きで、走(はし)ることが好(す)きだったという加藤(かとう)さんは、中学(ちゅうがく)1年生(ねんせい)から本格的(ほんかくてき)に陸上競技(りくじょうきょうぎ)を始(はじ)め、さまざまな種目(しゅもく)を行(おこな)う中(なか)で四種競技(よんしゅきょうぎ)に出会(であ)いました。
陸上競技(りくじょうきょうぎ)の好(す)きなところについて「個人競技(こじんきょうぎ)なので、ぎりぎりまで粘(ねば)れば、自分(じぶん)の努力(どりょく)次第(しだい)で良(よ)い結果(けっか)が出(で)る。大会(たいかい)や他校(たこう)と合同(ごうどう)の合宿(がっしゅく)を通(とお)して友(とも)だちも増(ふ)えたので、陸上(りくじょう)は楽(たの)しい」と笑顔(えがお)を見(み)せます。高校(こうこう)では、インターハイ入賞(にゅうしょう)を目標(もくひょう)に、走(はし)り幅跳(はばと)び、やり投(な)げ、800m(メートル)走(そう)の3種目(しゅもく)が加(くわ)わる7種競技(しゅきょうぎ)に挑戦(ちょうせん)します。
走(そう)・跳(ちょう)・投(とう)を統(す)べる陸(りく)の覇者(はしゃ)を目指(めざ)し、加藤(かとう)さんは次(つぎ)なる挑戦(ちょうせん)に向(む)けひたすらに駆(か)け抜(ぬ)けていきます。
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